U18・奥川が圧巻の奪三振ショー カナダ相手に7回1失点18Kの快投

カナダ打線相手に力投する奥川恭伸=韓国(撮影・中田匡峻)
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 「U18W杯・2次リーグ、日本5-1カナダ」(5日、機張)

 日本は今大会初先発の奥川恭伸投手(星稜)が7回を投げ、2安打1失点18奪三振で交代。圧巻の奪三振ショーを演じた。

 夏の甲子園決勝以来の登板となったが、初回から快調。最速152キロの直球、鋭く変化するスライダーを軸に三回まで1安打無失点、5者連続を含む8三振を奪った。

 四回も2者連続三振を奪い、早くも2桁10奪三振。2死から4番ディオダディに高めに浮いた146キロの直球を仕留められ、右越えに先制ソロを被弾したが、動揺せず。冷静に次打者を空振り三振に仕留めた。

 五回1死から七回1死まで6者連続三振。さらに2死からスライダーで三振を奪い、相手のスタメン全員から、18奪三振をマークした。この時点で球数は103球(1日の球数上限は105球)となった。

 5-1となった八回からは飯塚脩人投手(習志野)が2回無失点、2奪三振と好投。カナダからトータル20三振を奪い、勝利した。

 奥川は試合後、「実戦感覚も空いていて、不安だったがしっかりゲームを作れて良かった。ブルペンでもこっちのマウンドで投げていたので苦労することはなかった」と充実の表情。だが、反省も忘れず「結果はいいと思うが、あのホームラン1本が悔やまれる。次そういうことが起こらないようにやっていきたい」と次戦を見据えた。

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