元オリックス・佐藤世那 クラブチームで再起へ「この年齢で職を失うとは…」

 元オリックスの佐藤世那(21)が5日、TBS系「バース・デイ」に出演。今季は硬式野球チームの横浜球友クラブと契約し、NPB復帰を目指す考えを示した。

 仙台育英時代は全国区のプレーヤーだった。3年夏の甲子園では、準決勝で清宮(現日本ハム)率いる早実に快勝。決勝で東海大相模に敗れたが、準優勝に輝いた。

 だが、プロ3年目、21歳で受けた戦力外通告。サイドスローに転向するなど活躍の道を模索したが、1度も1軍のマウンドを踏むことはなかった。「この年齢で職を失うとは思ってなかった。まだまだNPBでやりたかった。本当に悔しい。もう一度、この舞台でやりたいという思いが強いです」。

 トライアウトを受験したが、NPB球団からのオファーはなし。「今の自分の能力でプロに戻るのは100%無理」と現実も受け入れつつ、現役続行を決断。BCリーグ富山からもオファーを受けたが、1年を通して給料も支払われる横浜球友クラブと1年契約を結んだ。

 もう一度、オーバースローでNPB復帰を目指す。21歳は「僕自身もここまで悩みましたし、レベルアップしてトライアウトに戻りたい。もう少し野球をやりたい」と意気込んだ。

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