斎藤知事「百条委」今も県OBらが斎藤攻撃と前副知事が告発 攻撃激しいOBイニシャル挙げ「2回選挙で民意も、まだ攻撃」 反斎藤派は「恐怖政治と言ってるようだ」

 兵庫県の斎藤元彦知事の告発文書問題を審議する県議会の文書問題調査特別委員会(百条委員会)が25日に行われた。斎藤知事に対する最終尋問に先立って、告発があった3月当時に調査を行った片山安孝前副知事に対する尋問が行われた。

 百条委では委員の県議から、告発側の公用パソコンに、「クーデター」などと斎藤知事体制に反発する文言や、「反斎藤派の職員で知事の周りの主要ポストを固めるような」人事案リストもあったとの指摘があった。

 片山氏に対して「斎藤知事は掲げる政策に理解の深い職員を抜擢して、改革やZ世代施策に当たっていることが、これを側近グループによる偏った人事との指摘もある」との質問が行われた。

 片山氏は「県職員の中にも斎藤知事をよく思わない者がいる中で、改革を進めるためには気心の知れた者を自分の周りに集めることは必要じゃないかと思う。そのために新県政改革推進室を作られた。人事は反対派から見れば恣意的なものとなるのは当然だと思う」と述べた。

 「反対派からみたら、人事による恐怖政治というふうなことを言っておるようでございますけど」と述べ、「特にOBの方、非常に県政の批判をされておられます。OBの◎(イニシャル)氏は非常に厳しく攻撃されています」とした。「頻繁に統廃合が議論される外郭団体」からも知事批判があるとした。

 片山氏は「私が思いますのは、3年前の知事選挙と今回の知事選挙で、2回にわたって民意が示されておりますのに、まだ知事の攻撃をするのはいかがなものか」と語った。

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