視聴者の63%、ハリス氏が良かった 米大統領討論会

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握手を交わすトランプ前米大統領(左)とハリス副大統領/Doug Mills/The New York Times/Bloomberg/Getty Images

握手を交わすトランプ前米大統領(左)とハリス副大統領/Doug Mills/The New York Times/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 11月の米大統領選に向けてABCニュースが10日夜に開催したテレビ討論会で、討論会を視聴した人のうち民主党候補のハリス副大統領のほうが共和党候補のトランプ前大統領よりも良い討論を行ったと考える人の割合は63%に上った。SSRSが行った世論調査で明らかになった。トランプ氏のほうが良かったと答えた人の割合は37%だった。

同じ有権者を対象に討論会の前に行った調査では、どちらの候補者が力強いパフォーマンスを見せるかについては、ハリス氏とトランプ氏が50%ずつと真っ二つに割れていた。

今回の世論調査はテレビ討論会を視聴した有権者の意見だけを反映したもので、有権者全体の意見を反映しているわけではない。世論調査では、討論会の視聴者は民主党支持者よりも共和党支持者が6ポイント多く、全米の登録有権者全体よりも共和党支持者が約4ポイント多かった。

今回の調査結果は6月にトランプ氏とバイデン大統領との間で行われた討論会後の見方とは大きく異なるものとなった。当時の調査ではバイデン氏よりもトランプ氏のほうが良い討論を見せたとした人の割合は67%だった。バイデン氏を支持した人の割合は33%だった。

今回の世論調査は、テレビ討論会を視聴した登録有権者605人に対してメッセージを送って実施した。誤差の範囲はプラスマイナス5.3ポイント。

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