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デル・トロ監督『フランケンシュタイン』盟友・小島秀夫が絶賛!揃ってジャパンプレミア登場

とにかく仲良し来日したギレルモ・デル・トロ監督と、ゲームデザイナーの小島秀夫監督
とにかく仲良し来日したギレルモ・デル・トロ監督と、ゲームデザイナーの小島秀夫監督

 アカデミー賞監督のギレルモ・デル・トロが24日、都内で行われたNetflix映画『フランケンシュタイン』のジャパンプレミア上映会舞台あいさつに、親交の深いゲームデザイナーの小島秀夫監督と共に出席した。デル・トロ監督の公式来日は、『シェイプ・オブ・ウォーター』以来、約7年8か月ぶりとなる。

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 本作は、一人の科学者と彼が生み出した怪物の確執を描いた、メアリー・シェリーによる名作ゴシック小説の映像化作品。己の欲望に駆られたフランケンシュタイン博士(オスカー・アイザック)と、彼が生み出した“怪物”(ジェイコブ・エロルディ)の狂気じみた歩みが描かれる。日本では、10月24日より一部劇場での公開が予定されている。この日の客席にはホラー漫画家の伊藤潤二も駆けつけた。

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 デル・トロ監督と小島監督は以前から親交が深く、小島監督のビデオゲーム「DEATH STRANDING」にデル・トロ監督が友情出演したこともある。小島監督は「僕はデル・トロ監督が大好き。僕とはヒーロー観が一緒だと思っています。一緒にここにいられて幸せです」と敬意を表し、『フランケンシュタイン』についても「こんなに美しくて、変な言い方ですけど優しい『フランケンシュタイン』は初めてで、びっくりしました」と感想を述べる。

 デル・トロ監督の生み出した『フランケンシュタイン』と、従来の作品に相違を感じたという小島監督は「博士と“怪物”の関係を父と子で消化したのはすごいなと思いました。二者の視点を通すことで、今まで読んできた『フランケンシュタイン』では見えなかったものが見えるようになりました。デル・トロ監督はすごいです。これは普通のモンスター映画ではないんです。みんな『俺もモンスターやな』『俺、父親やな』『俺、息子やな』って、何年経っても回想する映画になると思います」と絶賛する。

 一方のデル・トロ監督は、作品の公開を前に「今、産後うつのようになっています。送りだした子供が学校から帰ってくるのを待っているような心境です」と笑顔で心中を告白。『フランケンシュタイン』と自身の関わりについて聞かれると「7歳の頃にボリス・カーロフの演じる『フランケンシュタイン』を観たんです」と少年時代の思い出を振り返った。

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 当時、毎週日曜日に教会へ行き、その後はホラー映画を観ていたというデル・トロ監督。「そこで(『フランケンシュタイン』の)モンスターを見て、学ぶことがあった。私自身も同じような怪物であると感じたんです。大人の世界が完璧を求めるなか、私は彼の不完全さに美しさを感じました」と“怪物”に魅せられた理由を明かした。

 その後、11歳のころに原作を読んだといい「誰もこの原作の精神を映画にしていないと思いました。若い私はそれを映画にしたいと思いました。40代をすぎ、気がつくと今度は自分が父親になっていて、私と子供の物語を描くように本作を撮りたいと思いました」と映画化までの経緯を紹介する。

 デル・トロ監督は「今のような時代に生きていると、自分と違うものを受け入れることが難しいと感じる。でも、今作では違うもの同士が最後、お互いを理解することができた。それは私にとっても強い開放感をもたらしたのです」と本作の仕上がりに胸を張っていた。(取材・文:名鹿祥史)

Netflix映画『フランケンシュタイン』は一部劇場にて10月24日公開 11月7日より世界独占配信

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  1. 2025年
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