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「コロナ前には戻れない…と思うこと」と題したマンガがTwitter上で話題になっています。
マンガ制作の背景について、作者の竹内絢香さんにお話を伺いました。
—竹内さんにとって「振り返ると信じられないな〜」と思うコロナ前の買い物や行動はありますか?
元々会社員だったので、「会社用の服」を大量に購入していたのは、今では信じられないですね。
自分の趣味ではないのですが、「オフィスカジュアル」の規定に合わせるために、季節ごとにたくさんのスーツや服を買っていました。
現在は殆んどリサイクルショップに売ってしまって、着ているものはありません。
今思うとちょっと「コスプレ」のようで、それはそれで楽しかったのですが笑。
—コメントも多く寄せられました。印象的だったコメントはありますか?
特にこのコメント、というよりは、共感の声がものすごく多かったことに驚きました。
引用RTを含めると、実は300件近くの「わかる!」の声が寄せられていました。
みなさんも先の見えない現状にもやもやとしつつ、新しい生活様式を模索しているんだな~と感じられました。
—漫画の中で紹介された部屋着とお皿のほかに、日々を快適にしてくれたものはありますか?
観葉植物を増やして、モリモリ育てています!
視界に緑があると気分がいいですし、毎日少しずつ育っていくのが愛しくて嬉しいです。
また毎朝水をやるとか、日向に移すとか、そういう日常のルーティーンが出来たところがよかったと思っています。水をやるのが面倒だなと感じる日は「私ちょっと疲れてるのかも」なんて考えたり出来るようになりました。
—「自分を大切にしたいけど何をすればいいかわからない 」という方がいたら、どんな言葉をかけてあげたいですか?
一度に大きな変化を求めずに、ほんとに「ついで」くらいの気持ちで、目の前のことから始めてみるといいのではないかなぁと思います。
ガッツリ断捨離するとかではなく、不要な靴下を1枚捨てるとか、よれよれになってきた下着を処分するとか、変わりに自分が嬉しくなるものを買ったりして、少しずつ変化を増やしていけばいいのかなと思います。
—この他に、コロナでわかったポジティブな気づきはありますか?
自分の気持ちと向き合う機会がいっそう増えたので、それがコントロールできるものなのかもと感じるようになりました。
私は気分の浮き沈みが激しい方で、これは仕方のないことかなぁと考えていました。
ですが、生活を自分でコントロール出来る場面が増えて、気持ちの面でも落ち着いてきた気がしています。睡眠時間が増えたのがよかったのかもしれないです笑。
—「外から見えない自分」を大切にすることは、どのような変化をもたらすと思いますか?
自分を大切にすることで、最終的には相手も大切にすることが出来るようになると考えています。
外を優先して「私が我慢すればいい」という考え方では、いつか破綻してしまうと思うので、自分も相手も我慢しない、どちらも大切にする道を見つけていければと考えるようになりました。
めちゃくちゃ壮大ですが、自分の好きなことを知って、各々がそれを大切に出来るようになると、世界が平和になる気がしています笑。
—ありがとうございました!
読む人の心にそっと寄り添う漫画をたくさん投稿している竹内さん。そんな竹内さんの漫画が書籍になりました。
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