就業前のエレベーターで「閉ボタン」を連打する男性現るっ!!! 怖すぎるのですが……。
とんとんさん(@tobiratonton)が、Twitterに、職場での出来事を投稿したところ、約千回を超える「いいね」が集まり、一部で共感を呼びました。
リプライ欄には「こういう人確かにいる」「これ年配の男性にやられたことあります!」など、たくさんのコメントが寄せられています。
物語は、作者がエレベーター内で男性と居合わせるシーンからスタートします。
就業10分前のエレベーター内でのことーー。
そこには人が乗ってきているにも関わらず「閉ボタン」を連打する男性の姿がありました。
その存在におびえていると、次の停車階に。
扉が開く前から男性は「くそっ。降りるんじゃねーよ」「もたもたするんじゃねー」などと怒っているようです。
男性のテンションにエレベーター内の空気は、より一層張り詰めていきます。
そしてーー。
男性は、5階で降りていきました。
BuzzFeedは投稿者のとんとんさんに話を聞きました。
普段は会社員として働いている傍ら、2020年4月から育児漫画やエッセイ漫画を描き始め、SNSに投稿してきたそう。最近では、笑えるような明るいエピソードを描いているんだとか。
この「閉ボタン連打男」との出会いはあまりに衝撃的な出来事だったことから、漫画にしたのだと教えてくれました。
たしかに、同じ状況に遭遇したら怖いですし、とても危険ですよね。注意したくても、恐怖心からできないかもしれない...。
「周りの人も距離を取っているようでした」と、エレベーター内での状況を説明します。
「最初は開ボタンと間違えてるのだと思いましたが、小さな声で『モタモタすんなよ…』などと言っているのが聞こえ、わざとやってることが分かり、怒りを感じました。また、その人のすぐ後ろにいたので、怖かったです」
ちなみに、同僚にこの一件を説明すると、「就業時間ギリギリに出勤する日は、同じ人(その男性)とよく一緒になる」と語っていたことから、この日だけの行動ではなかったと判明したそう。
それからというもの、とんとんさんは男性とエレベーター内で鉢合わせにならないよう意識しながら行動しているんだとか。
「あの出来事が怖かったので、出くわさずに済むよう、時間に余裕を持って出勤するようにしています」
「もしも出くわしたとしたら、そのエレベーターには乗らないです。気付かず乗っても何もできないです」
かなりの恐怖体験だったことが伝わりますね...。
この漫画で最も描きたかったことは「狭い空間で恐怖を共有している人々の感情だった」と、とんとんさんは語ります。
「めったにないことだと思い、投稿しました。しかし、同じような経験をされたというコメントを多くいただき、エレベーター内での危険な利用はなくなってほしいと思いました」
労働安全衛生総合研究所によると、エレベーターの扉と衝突して手指などを骨折する事例が多く確認されているといい、1カ月以上の休業を必要とする報告が多数あるといいます。
エレベーターには接触を検知し、自動で扉を開ける「反転機能」の装備が義務付けられていますが、機能が正常に動作しているエレベーターでも骨折などの災害事例が確認されたといい、エレベーターの危険性について警鐘を鳴らしています。
人の乗降中は、絶対に「閉ボタン」を押さないようにお願いします。