medicaljp
「手伝い不要」と伝えたのに...なぜ娘の車椅子を理由に搭乗を断るのですか? 医師の父が感じた「社会の壁」
重度の心身障害がある次女と飛行機に乗ろうとしたら、搭乗を断られました。「手伝い不要」と伝えたにもかかわらず、「車椅子での手伝いを必要とする客」の人数制限を超えているというのです。問題はどこにあるのでしょうか?
不運を受け入れて前進する 社会の分断を乗り越えるための処方箋
小児精神科医の内田舞さんが出版した『ソーシャル・ジャスティス』。差別や社会の分断を乗り越えるための心持ちとして最後に示したのは? 「不運に見舞われている」と思っているあなた、きっと涙が出ます。
妊娠中のコロナワクチンの発信で炎上を経験して SNSでもよく見られる「いじめの手法」の数々とは?
アメリカの小児精神科医、内田舞さんが社会やSNSで現れる対立を分析し、分断を乗り越える方法を提案する初の単著『ソーシャルジャスティス』を出版しました。どんな思いを込めたのか、インタビューしました。
「他の店と差別化を図るために禁煙に」 大阪・北新地のスナック「蟻地獄」の経営戦略
大阪を代表する歓楽街、北新地にあるスナック「蟻地獄」はスナックには珍しく禁煙にしています。どんな狙いがあるのでしょうか?
「吸う人も吸わない人も来てくれるようになった」大阪・天満の角打ちが禁煙にした理由
改正健康増進法の全面施行から3年。立ち飲みの聖地、大阪・天満の商店街に、わざわざ「喫煙可能店」に申請して認められていたのに、禁煙にした角打ちがあります。 なぜ禁煙に踏み切ったのでしょうか?
流行状況を把握するデータを手放して迎える第9波 どんな対策が必要?
新型コロナの第9波が始まりましたが、対策緩和の流れで感染状況を把握するためのデータが次々となくなっていきます。 無防備な状態で迎えるこの流行でどんな対策が打てるのか、西浦博さんと考えます。
「9波は8波を超えてくる大規模な流行になる可能性」エンデミック化する英国とは違う道をたどる日本のこれから
新型コロナウイルス第9波の流行はどのようなものになるのでしょうか? 理論疫学者、西浦博さんは、先行して流行している英国のデータを睨みながら、日本の流行の見通しを探ります。
新型コロナ第9波に突入 欧米の流行状況から見える日本の予測
新型コロナウイルスの対策緩和が進む中、徐々に陽性者が増え始めています。現在の感染状況はどうなのか。第9波はどんな流行になるのか。理論疫学者、西浦博さんに分析してもらいます。
「介助者がいなければ泊まれません」バリアフリールーム、宿泊拒否された障害者にホテル側が謝罪
バリアフリールームを予約した障害者が、「介助者なしでは泊まれません」とホテル側から宿泊を拒否されるトラブルがありました。経営本部は、「間違った対応だった」と謝罪。来年度から障害者への合理的配慮が民間企業にも義務付けられる中、ますます適切な対応が求められています。
「WHO、コロナワクチン接種勧告を修正。健康な子ども必要なし」拡散したニュースはミスリード。安全性と効果は強調されているが…
新型コロナウイルスの感染拡大とワクチン接種が社会に浸透し、集団免疫の獲得を目指すフェーズに入っていることを受けて改訂されたWHOのガイドライン。ワクチンの安全性と効果は強調されており、「健康な子どもは必要なし」と明言している記載は見当たらない。
日本の若者に広がる市販薬の乱用 行き過ぎた服薬で死に至る恐れも
薬物乱用というと、違法薬物が頭に浮かぶかもしれませんが、今、若者の間で問題となっているのは市販薬の乱用です。国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部の調査でその実態が浮かび上がってきました。
「生きる」を支えるつながりを ALSを発症して10年の僕が考えてきたこと
川崎市の杉田省吾さんは体中の筋肉が徐々に動かなくなっていく難病、ALSを発症して10年が経ちました。「つながることから全ては始まる」。この10年で気づいた生きるために必要なことを綴ります。
「一人じゃない。いつも見ているよ」依存症回復者の俳優や元NHKアナらが支援者と理解を呼びかけ。啓発イベントで
厚労省主催の依存症啓発イベントが開かれ、薬物依存症から回復中の俳優の高知東生さんや歌手の杉田あきひろさんらが登壇しました。自助グループの意義や、周囲の理解や支えの大事さが伝えられました。
「9価ワクチンの定期接種化をチャンスに」 HPVワクチン推進議連、接種率アップの方策を議論
自民党のHPVワクチン推進議員連盟が開かれ、より効果の高い9価ワクチンが4月から定期接種化されるのを機会に接種率を上げる方策が議論されました。
カラス肉の生食体験記に厚労省がカウンターパンチ 東京新聞は「記事で掲載した通りです」と問題視せず
「危険ではないか」と批判を浴びている東京新聞のカラス肉の生食体験記事。厚労省が素早く「ジビエはしっかり加熱しよう」とカラスの絵も盛り込んで注意喚起のツイートを発信しました。厚労省と東京新聞に取材しました。
「死ななくていい人が命を落とすのは悲しい」HPVワクチンの接種率上がるように 当事者と医師らが国際女性デーに呼びかけ
国際女性デーの3月8日、HPVワクチンを推進してきた市民団体「守れる命を守る会」と大学生たちが接種率向上の必要性を訴える記者会見を開きました。
幸せって数字にできる? 自治体、政府が始めているウェルビーイングの取り組みとは
病気やお金のあるなしだけではなく、人とのつながりなど様々な要素からその人にとって「良い生」を考える「ウェルビーイング」。具体的に模索するためにどんな取り組みが必要なのでしょうか?
「ウェルビーイング」って何?病気がないこと?ゆっくり休むこと?病気があっても虚弱でもつかみ取れる「良い生」とは
政府の骨太方針2022にも目標として盛り込まれ、企業経営でも注目されている「well-being(ウェルビーイング)」。いったい何を目指しているのでしょう? 社会疫学者としてこの概念を考えてきた近藤尚己さんに聞きました。
テーブルのアルコール消毒、ビュッフェの手袋使用、意味ある? 専門家が吟味した8つのコロナ感染対策
対策緩和に舵を切った新型コロナウイルス感染症。感染対策のどれを残し、どれはやめていいのでしょうか? 議論のたたき台にしてもらうべく、8種類の感染対策について専門家たちが科学的に吟味しました。総集編です。
新型コロナワクチン、今後もうち続けた方がいいの? 「ウィズコロナ」を唱える専門家も訴える対策緩和の前提条件とは?
新型コロナの対策緩和に舵を切る中、ワクチンを今後もうち続けるか議論があります。様々な対策について評価してきた5人の専門家が唯一、意見が一致したのがワクチン対策。どのように考えたらいいのでしょうか?
病院の面会、盆・正月の親戚や家族との宴会、これからも制限しなくちゃだめ?
コロナ禍で病院や高齢者施設での面会は制限され続け、盆正月の親戚との宴会も避けるように呼び掛けられてきました。対策緩和に舵を切る中、今後もこの制限は続けるべきなのでしょうか?
「誰とどこで会ったのか記録する」「お店で連絡先を記入」 接触者の追跡はまだ必要?
日本は陽性者と接した人を調べて自己隔離してもらう「接触者追跡調査」で感染拡大を防いできた国です。感染力の強いオミクロンが主体になりましたが、これからも必要なのでしょうか?
テーブルのアルコール消毒、ビュッフェの手袋使用、意味はありますか? 接触感染対策を考える
新型コロナウイルスではあまりないとされる接触感染。それでも飲食店などではテーブルのアルコール消毒などさまざまな対策が行われていますが、今後も続けた方がいいのでしょうか。5人の専門家に聞きました。
飲食店の換気、パーテーション、必要ですか? 新型コロナの主な感染経路、エアロゾル対策でやめられること
新型コロナの主な感染経路は飛沫感染。空中を漂う細かい飛沫の粒子「エアロゾル」による感染を防ぐための換気やパーテーションは今後も続けた方がいいのでしょうか?
自己検査、非接触型の体温計、自分で感染に気づくための対策、これからも必要?
抗原検査キットを使った自己検査や、施設の入り口の非接触型体温計など、自分で感染に気づくための対策は今後も必要なのでしょうか?5人の感染症の専門家に評価してもらいました。
3密を避ける、イベントでの大声禁止、科学的に意味があっても... 思い切って無くしたほうがいいのはどれ?
3密を避ける、イベントの人数制限、リモートワークなど、人と人との距離を取るコロナ対策「ソーシャルディスタンス」は今後も必要なのでしょうか? 感染症の専門家5人に、評価してもらいました。
そのマスク、科学的に意味がありますか?今後も必要ですか? 専門家に仕分け作業をしてもらいました
新型コロナウイルス感染症の対策緩和に政府が舵を切る中、どの対策を止め、どの対策を今後も続けていくのか議論があります。5人の感染症の専門家に仕分け作業をしてもらいました。まずはみなさん気になるマスク編です。
「ビル・ゲイツは処刑されたのよ」母親を変えてしまった陰謀論。絶縁状態の息子が“諦めた”関係修復、その理由とは
新型コロナウイルスやワクチン、米大統領選をめぐり広がった「陰謀論」。YouTube動画をきっかけにその世界にはまり込んでしまった母親と、絶縁状態になってしまったという男性が語る、コロナ禍の3年間とは。
「新型コロナジャパン株」の対処法は? これまでかき消されてきた声を聴いて
日本のコロナ対策に疑問を抱いてきた医療人類学者の磯野真穂さん。日本独自のコロナの捉え方を「新型コロナジャパン株」と呼び、その対処法を提案します。
和をもって極端と為す? 医療人類学者が指摘する日本の特殊なコロナ対策
新型コロナの第8波はピークを打ち、政府は対策緩和を進めています。コロナ対策が生活の全てを制限することに警鐘を鳴らしてきた医療人類学者の磯野真穂さんは、対策と緩和のバランスについてどう考えるのでしょう?
検査を拒否しても、新型コロナウイルスは知らんぷりしてくれない
発熱しているのに、検査を拒否する親子をちょくちょく見かけるようになった小児科医の森戸やすみさん。先日は「夫の会社に確認しないと」と検査を受けるかどうかを会社に尋ねたお母さんもいました。どういうことなのでしょうか?
経口中絶薬のパブコメ開始。どんな薬?使い方は?「時代遅れな中絶法」に代わる選択肢となるか
薬を飲むことで人工妊娠中絶ができる「経口中絶薬」について、2月1日からパブリックコメントの募集が始まった。
「ゴムつけて」拒否された経験ありますか? 読者に聞いてみた結果 →「ナマの方が…」「妊娠させたことないから安心して」
BuzzFeed Newsが、思いがけない妊娠や中絶についてアンケートを実施したところ、回答者203人のうち半数以上が「避妊を拒否された経験がある」と答えました。
対策と緩和のバランスどうするか? 専門家有志が提言を発表
新型コロナの対策緩和が次々に打ち出される中、専門家有志が対策と緩和のバランスについて提言した「これからの身近な感染対策を考えるにあたって」を出しました。中心になってまとめた岡部信彦さんに狙いを聞きました。
“時代遅れな中絶法” 以外の選択肢となるか。国内初の経口中絶薬「承認して差し支えない」 厚労省の専門部会が了承
薬を飲むことで人工妊娠中絶ができる「経口中絶薬」について、厚生労働省の専門部会は1月27日、国内での製造販売を「承認して差し支えない」との見解を示した。
「コロナ禍で犠牲になっているのは経済格差の弱者」救急医療の現場に立つ医師が、いま伝えたいこと
新型コロナの第8波はピークをうちましたが、救急ではまだ逼迫した状態が続いています。 救急車要請が新型コロナ流行前の2倍近くになり、受け入れ率が60%まで落ちる中、溢れる患者を外来に宿泊させ踏ん張っている千葉県の救急医療の医師に現状を聞きました。
緊急避妊薬のパブコメ、賛否の内訳は公表しない? 前回は92%が「賛成」するも薬局販売は見送りに
薬局販売の可否をめぐって、1月31日までパブリックコメントが募集されている「緊急避妊薬(アフターピル)」。市販薬化を求めている市民団体「緊急避妊薬を薬局でプロジェクト」が1月26日、パブコメの賛否も含めた結果を公表することなどを求めて、厚生労働省に要望書を提出した。
緊急避妊薬が必要なのに「じゃあいいです…」と諦める女性がいる。薬剤師が訴えた現場での葛藤
「今も実際に、店頭や電話で『緊急避妊薬を販売してもらえませんか?』と、問い合わせが来ます。そのたびに説明するんですけど、『じゃあ、やっぱりいいです…』と言って、帰られる方がいらっしゃるんです」
「妊娠や避妊を中学で教えないのはなぜ?」性教育の”遅れ”を指摘された文科省の回答は…。緊急避妊薬の薬局販売をめぐって議論
緊急避妊薬の薬局販売をめぐる議論で、繰り返し指摘されている「性教育の遅れ」。中学では、性行為や避妊などについて取り扱わないとする学習指導要領の「歯止め規定」について、文部科学省の担当者が改めて見解を示した。
「いつかは産みたいけれど今じゃない」卵子凍結に高まる期待。でも、その“リスク”正しく知っていますか?
若い卵子を“いつか”のために──。健康な女性の間で「卵子凍結」への関心が高まっています。しかし、卵子凍結にはリスクや問題点もあり、専門家は「デメリットがどれほど真実味をもって女性たちに届けられているか」と警鐘を鳴らします。卵子凍結をめぐって、今知っておきたいこととは。BuzzFeed Newsでは、卵子凍結に関して、皆さんが感じていることや体験談なども募集しています。
「不審者がいる。見にきて…」過去最多の119番、20万件は“不要不急”。消防が頭を抱える「通報内容」と、その影響
119番のうち2割が「不要不急」の通報です。緊急性のない通報が増えれば、本当に医療が必要な人に影響が出ます。東京消防庁や関係者に取材しました。
飲食店のパーテーション、テーブルのアルコール消毒、思い切ってやめられる? 緩和が進む日本でやるべきコロナ対策の仕分け
テーブルのアルコール消毒、飲食店のパーテーションなど、科学的には意義が薄い対策が未だに続いています。 対策緩和が進む中、慢性的な医療逼迫に苦しまないように、専門家は必要な対策と不要な対策の仕分けが必要だと訴えます。
「緩和しても流行は終わらない」イギリスの教訓から探る、日本の選択肢
コロナの対策緩和を推し進める日本で、この先、どのような状況がやってくることが予測されるのでしょうか? ひと足先に全面緩和を進めた英国の状況を見ながら、日本ではどのような緩和への道を探るべきか、西浦博さんと考えます。
第8波はピークを打ったが、凪は続かない。救急逼迫はしばらく続き、休む間もなく第9波へ
新型コロナの第8波はピークをうったようですが、救急医療の逼迫は続いています。感染力が高まった「XBB.1.5」にほどなく置き換わる可能性が高いと見られる中、理論疫学者の西浦博さんは「休む間もなく次の流行が来る」と注意を呼びかけます。
【マンガ】「娘が寝ながら大量嘔吐…」ノロウイルス、一家全面の“地獄”を描いた話題作はこれだ。
1歳児の娘がある日、突然嘔吐したーー。感染が広がる「ノロウイルス」で夫婦と子どもの3人が「全滅」した当時のことを振り返った作品が、多くの共感を集めています。
「医者が“コロナ死“と認定すれば、死者1人につき50万円支給」は誤り。「お金もらってコロナつくった」と動画拡散、厚労省は否定
「“コロナ死”と判定で医師は死者1人につき50万もらえる」と発信するツイートと動画が拡散。その後、「RAPT理論+α」と称するブログも記事化し、誤った情報がさらに広がった。
娘が突然嘔吐し、一家全滅…「ノロウイルスは地獄!」体験談を描いたマンガが「壮絶」と話題に
1歳児の娘がある日、突然嘔吐したーー。感染が広がる「ノロウイルス」で夫婦と子どもの3人が「全滅」した当時のことを振り返った作品が、多くの共感を集めています。
救急隊員が明かした“極限”の日々。「15時間ぶっ続けで搬送」「救えるはずの命が…」 第8波の現場で起きていること
コロナの第8波で救急隊の現場は悲鳴をあげています。年末には救急車の横転事故もありました。現場で踏ん張る救急隊員から話を聞きました。
「障害者の戦力化」は「企業の戦力化」 親亡き後も幸せに生きられるように変える制度
知的障害がある長男が生き生きと働くために、さまざまな制度や支援事業を渡り歩いてきた厚労省障害者雇用対策課長の小野寺徳子さん。どんな制度があり、今後はどう変えようと思っているのか、聞きました。
障害者雇用に取り組みたくて入省したら、障害がある息子が生まれた 母として役人として目指してきたこと
障害者雇用の仕組みを作るために入省したら、自分の長男も障害を持って生まれてきた——。そんな経験から、より良い雇用環境を作るために奔走している厚労省障害者雇用対策課長、小野寺徳子さんにこれまでの歩みを聞きました。
⼤⿇の健康被害をもたらす要因が明らかに 成分というより、元々その人が持つ「生きづらさ」が鍵を握る?
日本初の大麻使用者に対する大規模調査の二次解析で、大麻の健康被害をもたらすリスク因子として、若い頃からの使用と本人や家族の精神疾患などがあぶり出されました。この結果から何が言えるのか、調査した二人の研究者に聞きました。
「世間の緩和と医療機関のギャップが大き過ぎる」 子供の命を守るために小児科医が求める「変化」とは?
コロナ感染後に死亡した20歳未満の調査を見て、「医療対応が適切にできていたら助かった命もあったのではないか」と指摘する小児感染症の専門家、森内浩幸さん。救える命を救えるようにするために、 医療も、社会も柔軟に変化する必要があると呼びかけます。
コロナ感染後の子どもの死、どうやったら防げるのか?
国立感染症研究所がコロナにかかって死亡した20歳未満の62人を分析したデータを公表しました。このデータから何が言えるのか。子どもの死を防ぐために何ができるのか。小児感染症が専門の森内浩幸さんに聞きました。
HPVワクチンのキャッチアップ接種「手続きがもっと楽なら受けられるのに」
HPVワクチンを無料でうちそびれた人に再チャンスを与える「キャッチアップ接種」。当事者の大学生は「手続きが面倒でなかなかうてない」と嘆きます。接種率は伸び悩んでいますが、どんな仕組みがあればうちやすくなるのか大学生に聞きました。
ワクチンデマを大量拡散… 謎の女性インフルエンサーは実在しない「AIアイコン」だった。ツイートには多数の不自然な点も
新型コロナウイルスのワクチン接種に反対する立場から発信を続けているTwitterアカウント「南雲香織」。フェイクニュースや誤情報などの疑義言説を大量に発信しているアカウントの正体、そして目的とは。
病院残酷物語 緩和ケア医の私がコロナ禍の3年間で見てきたもの
新型コロナウイルスのために医療の現場は一変しました。残酷な死別の現場を経験してきた緩和ケア医が、この3年見てきたつらい思い出を記します。誰もが「心の痛み止め」を必要とする今、何ができるでしょうか?
いつもの帰り道で、なぜ知的障害がある青年が警察官に組み伏せられて命を失ったのか 支援者が事件の映画を無料公開【2022年回顧】
知的障害のある青年、安永健太さんが帰宅途中に警察官5人に組み伏せられて死亡した事件から15年。事件を風化させまいとつくられた「健太さんの会」がドキュメンタリー映画を作りました。「まずは知ってほしい」とYouTubeで無料公開しています。
「8割おじさんはもう卒業」 新型コロナ第8波に向けて西浦博さんが訴えたい3つの対策【2022年回顧】
全国で突入の兆しが見えている新型コロナウイルスの流行、第8波。「8割おじさんはもう卒業」という西浦博さんが、本格的な流行を前に伝えたい3つの対策とは何なのでしょうか?
コロナ禍で「しんどい」大学生が増えている…6人に1人が「重度のうつ不安」の懸念【2022年回顧】
新型コロナと過ごす3度目の夏。精神科医の野田哲朗さんは、長引くコロナ禍で大学生のメンタルがじわじわと悪化していることを懸念していると言う。若者たちはどんな状況にあるのか聞いた。
「オナニーは1日に何度やっても大丈夫!」専門家が断言。危険なあの方法には「イケなくなる」と警鐘【2022年回顧】
ムラムラしちゃって、気がつくとあそこに手が伸びてしまう。こんな僕っておかしいのでしょうか? こぼちゃん先生に聞いてみましょう。
オミクロンは風邪じゃない 新型コロナに感染した医師の僕が経験したこと【2022年回顧】
「オミクロンは軽症」。そんな風にずっと思っていました。でも実際にかかってみると、その「軽症」は自分が思っていたよりもずっとつらいものでした。医師がコロナにかかってどんなつらさを経験したのかお伝えします。
「逮捕の瞬間、何もかも終わった」 俳優、橋爪遼が薬物問題から回復するのに必要だったこと【2022年回顧】
依存症の正しい報道を求めるネットワークの表彰式で、5年前に覚せい剤取締法違反で逮捕された俳優、橋爪遼さんが事件後、初めてメディアの前に姿を表しました。自分でも気づかなかった二世俳優としての葛藤、回復への歩み、そして再び芝居をやる夢について語りました。
「3日間経ったらいつも通りでOK」は危険 根拠のない濃厚接触者の待機短縮に専門家が警鐘を鳴らすわけ【2022年回顧】
社会機能が維持できないという理由で、濃厚接触者の自宅などでの待機時間が短縮されました。しかし専門家たちは、「根拠がない」と批判しています。3日で解除で問題はないのか、オミクロンの特徴を検討した専門家に聞きました。
新型コロナワクチン、2回目接種者の方が未接種者より感染しやすい? 厚労省が出しているデータの落とし穴【2022年回顧】
新型コロナワクチン2回目接種者の方が未接種者よりも感染しやすい? 一見そんな風に見えるデータが厚労省から出されていたことがわかり、波紋を呼んでいます。問題はどこにあるのか、専門家に聞きました。
安倍元首相の銃撃事件にショックを受けているあなたに 「誰もが心に傷を受ける可能性があると知って」【2022年回顧】
安倍晋三元首相の銃撃事件にショックを受けている人は多いでしょう。報道を見て不安や恐怖が強くなったり、日常生活がままならなくなったりしたら、どう対処したらいいのでしょうか? 子どものこころ専門医に聞きました。
性行為って何をするの? 妊娠、出産って?【2022年回顧】
異性と性行為をすると赤ちゃんができる可能性があります。いったい何をするのでしょう? 妊娠や出産って? サッコ先生に聞いてみましょう。
「ワクチンを打つと入院確率3倍とWHOが認めた」鳩山元首相のツイートを専門家が否定。河野太郎氏は「デマ」と批判【2022年回顧】
拡散しているのは鳩山由紀夫・元首相のツイート。しかしWHOはこうした発表を一切しておらず、イギリスからの報告などでは、むしろ、3回目接種においては「打った人のほうが打たない人よりも3倍以上入院する確率が『低い』」ことが明らかになっている。(2022年回顧)
「ワクチンうっても感染はします」コロナ第8波の最前線に立つ医師が、それでも接種を薦める理由
新型コロナの第7波の混乱を教訓に、8波では戦い方を変えている病院があります。一度始めた対策を変えるのは難しいと言われる中、何を削ぎ落とし、緩和策とどうバランスを取るのでしょうか?
【速報】緊急避妊薬を薬局で販売するべき?パブコメ募集がついにスタート「これまでの“しんどさ”伝えて」
望まない妊娠を防ぐ緊急避妊薬(アフターピル)の市販薬化をめぐり、国民に広く意見を求めるパブリックコメントの募集が、12月27日から始まった。受付締め切りは1月31日まで。
「当事者の切羽詰まった状況が伝わっていない」 緊急避妊薬を薬局で。彼女がそう声をあげ続ける理由【2022年回顧】
緊急避妊薬(アフターピル)の薬局販売に向けた議論が厚生労働省の検討会で行われているものの、なかなか前に進まない状況が続いている。「緊急避妊薬を薬局でプロジェクト」の福田和子さんが指摘する、検討会の課題とは。
「誰が警告しても止まらないのなら…」第7波で“地獄“を見た病院が模索する現実的なコロナ対策
新型コロナ第8波は地域によって、流行状況に差があるのも特徴です。第7波で“地獄“を見た地域では、それを教訓にどんな診療体制を築いているのでしょうか?現実的、合理的な対策を模索する藤田医科大学病院の岩田充永さんに聞きました。
「障害者は仕事中にトイレに行ったり、水を飲んだりできないのですか?」 障害当事者団体、仕事中の介護保障を求めて厚労省前で署名活動
重度の障害者に長時間の見守り介護を可能とする「重度訪問介護制度」。仕事中に使えないのはおかしいとして、障害当事者の団体が厚労省前で署名活動をし、自身も重度の障害がある国会議員、天畠大輔氏も参加しました。
「生きるとは、関係性を育むこと」 脳死に近い状態の帆花さんが広げる地続きの世界【2022年回顧】
脳死に近い状態で14年間生きてきた西村帆花さん。両親やヘルパーの日々のケアで命を支え、思いを汲みとりながら生きる毎日には喜びがありますが、母親の理佐さんは時折、孤独感を感じることがあります。何が原因なのでしょうか?
声なき「声」に耳を澄ます 脳死に近い状態の娘と14年間暮らしてきて知ったいのちの姿【2022年回顧】
脳死に近い状態で14年間生きてきた西村帆花さん。両親や周りの人は帆花さんの発するかすかな「声」に耳を澄ませてきました。その暮らしを追ったドキュメンタリー映画『帆花』が公開されるのに合わせ、母親の理佐さんにお話を聞きました。
2歳の娘が… 家族全員でコロナに感染。医者にかからず「自宅療養」して感じた8つのこと【2022年回顧】
娘から広がった新型コロナウイルスの家庭内感染。どう対処をしたのか、記者の体験を振り返りました。(2022年回顧)
「ストロング系チューハイは問題飲酒と関連あり」 世界で初めて明らかにした研究を発表
ジュースのように飲みやすいのに、アルコール度数が高く、安いことから多くの人に飲まれている「ストロング系チューハイ」。薬物依存症研究の第一人者が「危険な薬物」と警鐘を鳴らしてきましたが、このほど、世界で初めて問題飲酒と関連があることを明らかにした論文が発表されました。
「救える命も救えなくなる」 行動制限のない冬に崩壊しつつある救急現場の悲鳴
倒れる人が増える冬到来に新型コロナの感染者増加が重なり、救急医療が逼迫しています。救急医療の現場は今、どんな状態なのか。国際医療福祉大学救急医学主任教授の志賀隆さんに聞きました。
コロナ対策、制限のない年末年始どう過ごす? 「弱い人に思いやりを」
クリスマス、帰省と人が集まる機会が増えるこの季節。久しぶりに制限のない年末年始、どう過ごしてほしいと専門家は考えるのでしょう。岡部信彦さんはいつも「思いやり」という言葉を使って伝えています。
「2類から5類へは飛躍し過ぎ」 新型コロナをいきなりインフルエンザ並みにする動きに専門家が反対する理由
徐々に感染者が増えている新型コロナ第8波。医療も逼迫し始める中、行動制限のない年末に大人数での忘年会などを楽しむ人も多いですが、大丈夫なのでしょうか? 「2類から5類へ」の議論は?岡部信彦先生に聞きました。
医師名乗るアカウントが誤情報を拡散、加藤厚労相が直接否定。コロナワクチン接種の「真実を知っている」などとされたが…
拡散しているのは、医師を名乗るTwitterアカウントによる発信。「加藤厚労相、コロナワクチン未接種との情報」とだけツイートしており、1万近くの「いいね」を獲得している。
「加藤厚労相、コロナワクチン未接種」医師名乗るアカウントが誤情報を拡散、事務所「なんの根拠もない」
拡散しているのは、医師を名乗るTwitterアカウントによる発信。「加藤厚労相、コロナワクチン未接種との情報」とだけツイートしており、1万近くの「いいね」を獲得している。
「子どもを殺そうとしている」誹謗中傷の声があっても、小児科医たちがSNSの発信をやめない理由。中の人に話を聞いた
医師の医療発信は増えましたが、大学医学部の教室が一般向けの発信をするパターンはほとんど見当たりません。大学アカウントのトップランナー、新潟大学医学部小児科学教室の中の人にどんな思いで発信しているのか聞きました。
HPVワクチンを薬害とする要望書を添付しての通知 文科省、訂正なしで「念のため補足」
文科省がHPVワクチンを「薬害」と主張する団体の要望書を添え、「薬害被害者」の声を聞く授業を行うよう医療系の大学に通知を出していた問題。文科省は「誤解を解く」として12月12日に事務連絡を出しましたが、要望書の添付は撤回せず、何が問題だったかも言及していません。
いつもの帰り道で、なぜ知的障害がある青年が警察官に組み伏せられて命を失ったのか 支援者が事件の映画を無料公開
知的障害のある青年、安永健太さんが帰宅途中に警察官5人に組み伏せられて死亡した事件から15年。事件を風化させまいとつくられた「健太さんの会」がドキュメンタリー映画を作りました。「まずは知ってほしい」とYouTubeで無料公開しています。
「子宮頸がん、ぜんぜん他人事じゃない」 身近な人ががんや前がん病変になって感じたHPVワクチンの大事さ
HPVワクチンをうちそびれて、無料接種の再チャンスが与えられている「キャッチアップ世代」。 身近な人が子宮頸がんや前がん病変になった大学生は、病気が自分ごととなり、最近3回接種を済ませました。お話を聞きました。
HPVワクチン、9価が無料になるまで待つべき?今すぐうつべき?これを見たら判断できます!
子宮頸がんなどを防ぐHPVワクチン。来年4月から、より効果の高い9価ワクチンが無料でうてるようになりますが、待った方がいいのでしょうか?産婦人科医のサッコ先生が判断の助けになる資料を学生たちと作りました。
日本で新型コロナに感染した人は4分の1以上 独自の道を歩む日本で専門家が考える緩和と対策のバランス
既に4分の1の日本人が新型コロナに感染した——。そんな調査結果が公表されましたが、この数字から何が言えるのでしょうか?そして今後日本が取るべき対策は? 国立感染症研究所の感染症疫学センター長に聞きました。
医療記者、新型コロナに感染する 当事者になってショックを受けた自分の感情
普段、医療担当として新型コロナウイルスの感染対策について発信している記者が、初めて陽性に。 自分が当事者となって抱いた感情に大きなショックも受けました。医療記者のコロナ体験記をお伝えします。
ステージ4の大腸がんを経験したVTuberが訴え続けること 「がんになった人に対してこれだけはやめて」
「そのアドバイス、責任取れますか?」 ステージ4の大腸がん治療を経験したVチューバーの女性が、Twitterでがん患者の周りにいる人にやめてほしいことを訴えたツイートがバズりました。どんな体験から考えたことなのでしょうか?
知っていますか?毎年3千人の女性が亡くなる病気を。そして防げる方法があることを。SNSで医師たちが伝えたいこと
子宮頸がんなどを防ぐHPVワクチン。大阪市とみんパピ!が連携し、SNSでHPVワクチンや子宮頸がんについて伝える取り組みが始まります。
HPVワクチンのキャッチアップ接種、高校3年生が受けてみたよ 「これでもう安心です!」
HPVワクチン、うちそびれた人も2025年3月までは無料で受けられる「キャッチアップ接種」。高校3年生のコモモさんがうちにいくのに同行取材しました。
国産初の抗ウイルス薬の飲み薬「ゾコーバ」審議会で承認を了承 診療現場での意義や承認プロセスに疑問も
塩野義製薬が開発中の新型コロナの飲み薬「ゾコーバ」が厚労省の審議会で承認を了承されました。しかし、一部の専門家からは、承認プロセスや診療現場で新たにこの薬を使う意義について疑問が投げかけられています。
「みんながうてば子宮頸がんは撲滅できるはず」 HPVワクチン、確かにうった直後は痛いけれど...
一度はHPVワクチンをうつのを見送ったけれども、彼氏との初体験の前に接種した大学生。どんな注射だったのでしょうか? 国の政策で接種が遅れたことについて「政府は何を守ろうとしているのか?」と疑問を投げかけます。
自民党のHPVワクチン議連 文科省の「HPVワクチンは薬害」と医療者の卵に教え込むかのような通知に申し入れ
文科省がHPVワクチンを薬害と主張する団体の要望書を添付し、医学系大学に薬害の授業を行うよう通知していた問題。自民党のHPVワクチン議連は、訂正を出すよう永岡文科相に申し入れをしました。文科省の姿勢を強く批判しています。
「大阪だけで毎日1-2万人の接種後異常の問合せが殺到」は誤り。コロナワクチンめぐり拡散、市は「そういう事実はない」
大阪市のコールセンターに寄せられるワクチンの副反応に関する相談件数は現状1日あたり平均10件未満だという。
「HPVワクチン、男性も無料接種を」 大学生の団体、署名1万5343筆を厚労省に提出
HPVワクチンの無料接種を男性にも広げるために署名活動をしてきた大学生の団体が、署名1万5343筆を厚労省に提出しました。厚労省は女性の接種を進めた上で、段階を踏んで男性の定期接種化を進めると答えました。
HPVワクチン、うってみてどうだった? 男性も含めてうちたい人は誰でも接種できるように
子宮頸がんを防ぐ高い効果があるHPVワクチンですが、一度は接種を見送った人もいます。後からうってみて、どんな感じだったのでしょう? 20歳でHPVワクチンをうち、男性にも無料接種を広げようとしている大学生に聞いてみました。
進むコロナワクチンの「間接効果」分析 研究をより良い政策に活かしてもらえたら
ワクチンをうつ人が集団の中で増えると、その集団にいる人が感染しにくくなる「間接効果」の研究が世界中で進んでいます。日本での間接効果について分析を始めた研究者に、世界のさまざまな研究を紹介してもらいます。
感無量!キティちゃんとあの人気アーティストがHPVワクチンの大切さを呼びかけてくれる時代に
日本ではHPVワクチンの効果を公の場で語りにくい空気が長く続きました。ところが最近、キティちゃんと人気アーティストが女性たちにHPVワクチンや検診の大事さを伝えてくれるイベントが開かれました。産婦人科医、稲葉可奈子さんがレポートします。
結局、ワクチンで新型コロナの感染や死亡はどれぐらい防げるの? 国内外で示されるワクチン効果
新型コロナ第8波の本格的な流行を前になかなか伸びないワクチン接種率。「本当に効果があるのか?」と疑問視する声もある中、ワクチンがどれぐらい感染や死亡を防いだのか示した研究者にインタビューしました。