大企業が求める「DX人材」は時代遅れか。AIエンジニアという新しい職業の潮流

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こんにちは。パロアルトインサイトCEOの石角友愛です。今日は、ChatGPTなどの生成AI登場の前と後で大きく変わった「求められるDX人材像」についてお話ししたいと思います。

「DX人材」という言葉が登場して5年ほど経ちますが、皆さんはどういう人材をイメージしますか。一般的には、

  • デジタルツールの使い方を知っている人
  • 作業をデジタルで効率化できる人
  • データを使いこなして意思決定できる人
  • プログラミングができる人
  • AIを使いこなして課題解決できる人 など

を思い浮かべる人が多いのではないかと思います。

例えば、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が2021年に発行した「DX白書2023」によると、機械学習のモデルを作るエンジニアやデータを解析するデータサイエンティストなどが「企業に求められるDX人材」として定義付けられていたことが分かります。

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出所:IPA『 DX白書2023 』

しかし、この定義が早くも変わってきているのです。なぜなら、生成AIの活用を前提に、企業が進めるべきDXの方法やあり方が大きく変わりつつあるからです。

過去2年で「DX人材」の定義が変わった

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