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世界で最も幸せな国には多くの共通点がある。その1つが、移民に関する政策。
国連が発表した最新の「世界幸福度報告書」は、収入、健康寿命、社会支援、自由、信頼、寛容さなどで各国の幸福度を評価。特に今回は移民に注目が集まった。
「特筆すべきは、移民の幸福度と他の人たちの幸福度がほぼ一致すること」と報告書は記した。
1位は、フィンランドが獲得。
2018年の最も幸せな国、上位20カ国を紹介しよう。
20位 アラブ首長国連邦:昨年から1つ、順位を上げた。主な要因はGDPと社会支援。
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19位 イギリス:昨年と同じ順位。
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18位 アメリカ:4つ順位を落とした。個人の自由や社会支援でのマイナス、精神疾患などがひびいた。
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16位 ベルギー:GDPと社会支援が寄与。
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15位 ドイツ
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14位 アイルランド:昨年から順位を1つ上げた。社会支援が評価された。
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13位 コスタリカ:GDPは20カ国で最も低かった。にもかかわらず、高水準の社会支援、腐敗の認識の低さによって、昨年と同じ順位を獲得。
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Source: Business Insider
12位 オーストリア
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10位 オーストラリア:全般的に高評価だったが、精神的、身体的な疾患などの問題が見受けられ、この順位に留まった。
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9位 スウェーデン:社会支援、高いGDP、健康寿命などが評価され、順位を1つ上げた。
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8位 ニュージーランド:オーストラリアよりGDPはわずかに低いが、両国は寛容さ以外の指標はほぼ同じだった。ニュージーランドは、オーストラリアより少し寛容。
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7位 カナダ:多様性などの社会的要因が引き続き大きく寄与して、今年も同順位を維持。カナダはまた、「移住したい国」のトップ5にもランクインしている。
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6位 オランダ:カナダと非常によく似たデータを示している。ほとんどの指標でわずかな差しかない。
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5位 スイス:アイスランドとほぼ同じスコアを獲得したが、寛容さと健康寿命でわずかに及ばなかった。
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4位 アイスランド:社会支援の重要性を改めて証明した。
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3位 デンマーク:順位を1つ下げたが、全ての指標で高い評価を維持している。
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2位 ノルウェー:過去3年、スイス、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの4カ国はトップ5に入り続けている。4カ国は移民および国民全体から依然として高い評価を得ている。
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1位 フィンランド:5位から1位へと躍進。「フィンランドは、移民および国民全体の両方から高い評価を得て、1位に輝いた」と報告書は記した。
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[原文:The 21 happiest countries in the world]
(翻訳:本田直子)