お久しぶりです!
学生記者のにこらすです!!!
寒くなってきました。四年生は卒論の時期ですね。みんなひぃひぃ言ってますが僕は卒論がないので圧倒的勝者です。でもよく考えたらほぼマックスでとる必要があるくらい単位が残っているので負け組でした。調子に乗ってすみません。
さて、某W大学に4年も通っているにこらすは、人並み以上には新しいお店探しが大好きです。
例えば新橋にたまに行く立ち飲み屋さんがあるくらいにはのんべぇなわけですよ。
あ、この前初めて編集長のお店甘露に行きました。中国粥、おいしかったです、とても!
編集長がひまわりの種をくださったんですが「ポリポリ食べてね(⌒∇⌒)」じゃないですよ!!
皮ごと食べたじゃないですか!(笑) 店長さんが止めてくれましたけど。皮むいて食べるんですね、勉強になりました。
そんな僕でもプロ向き過ぎて手が出ない通りがあります。
それがさかえ通りと反対側の高架横にある通りです。
いわゆるガード下ってやつですね。ガード下のお店に入るハードルの高さってやばいですよね。特に個人店。某豚の餌系野菜油麺屋さんみたいに特殊なルールがたくさんあって、部外者とばれたらめちゃくちゃ白い目で見られた挙句、店員さんに怒られるみたいなことになりそうで。
日本酒のお店を探していたら、伊豆の干物と刺身などという天才的なお店を見つけました。
で、Google大先生にいざなわれてたどり着いたのが、このお店です。
いやぁ、便利な世の中になりました。多分普通に生活しているだけだとこのディープの塊みたいなお店にはいきつかなかったと思います。ネット様様ですね。(22歳学生)
「魚進」さん。雰囲気ありますよね~~~~。この階段の先なんですがまさに秘境って感じです。
あ、看板が光りすぎててなに書いてあるかわからないので補足説明しようとしたんですが、忘れちゃいました。よる年の波には敵わないです。
あ、ちなみに支付宝は隣のお店だそうなので、使おうとしてもきっとキョトンとされるだけなのでご注意を。
この横開きの和食屋さんの個室みたいな扉の先が……
魚進さんです!!!!!
見ての通りカウンター7席のみのやや小さめの、いや結構、いやとても小さめのお店です。
ちなみにこちらは失敗作。メニューを照らす謎の青い怪しげな光のせいで異世界の境界みたいなのができてしまいました。
はい!やっと登場したこのダンディなお方が本日の主役、店長の大塚進太さん(45)。
手に持っているのは「磯自慢」という静岡トップブランドの日本酒だそうで、飲めるお店はなかなかレアだとか! 常備しているそうなのでぜひ楽しみに行ってください!!
早速話を聞いていきましょう!
にこらす このお店はいつから?
大塚 2010年にオープンしたので、9年目ですね。
にこらす 入れ替わりの激しい馬場で9年!すごいですね。
それまでは何をされていたのですか?
大塚 最初は実家の旅館を手伝ってましたね~、和食はそこで。
その後は20歳くらいで上京しました。一瞬寿司屋にいたんですけどすぐやめて。それからは某飲食系勤めで、10年くらいいたかな?
にこらす 寿司っておいしいけど作るの難しそうですもんね。学生なのでよくわからないんですけどそういう独立とかって何の目安で決めるんです?
大塚 いやまぁ40までにはしてやろうとは思ってましたけど…
編集長 そういうのって勢いですよね。(取材に行くって言ったら気になるお店だからとついてきてくれました)
大塚 まぁ言っちゃえばそう(笑)
にこらす 勢い(笑) 編集長さすがです。ちなみにメニューは静岡のものばかりですね。
大塚 そうですね。静岡の出身なので。
にこらす 伊豆のお魚と聞きましたが仕入れはどこから? まさか毎朝静岡まで?(笑)
大塚 いやいや。(笑) 干物は伊豆から直送ですけど、小中高の同期が干物屋やっててそこからです。お刺身はまぁ元をたどると豊洲から。
(お酒メニューは静岡の地酒がたくさん並ぶ)
にこらす 日本酒も静岡のものばかりですね。メニュー固定ですか?
大塚 磯自慢は固定。ほかは入れ替わりですね。
にこらす 磯自慢はやっぱりこの辺じゃ珍しいトップブランドなんですか?
編集長 そうだよ~
大塚 最近は飲める店もないわけじゃないですけど。静岡のトップブランドですよ。うちではでかいカップで一合お出ししてます。しっかりグイグイ飲んでほしいと思ってます。
編集長 あ~それ大事! にこらす、ちゃんと書いといてね!(書きましたよ編集長)
にこらす 間違いない。ちなみにあの生カボスサワーって静岡に関係あるんですか? おいしかったですけどね。
大塚 あ、あれは知り合いが送ってきたから。(笑) 期間限定ですよ。
にこらす そうだったんですね!! ちなみにお客さんってどんな人が?
大塚 まぁ何回か来てくれてる人が多いですよね。会社帰りの独身の方が多い印象ですね。酔っぱらったお局、おっと。何でもないです。(笑)
女子会なんてこともありますよ。あとはご子息を連れてくる方も多い。一回下見に来てね。
編集長 たしかにこうゆう渋い店連れてきたいかも。
にこらす いいですよね。時間としては遅めから混む?
大塚 まぁ二軒目のひとが多いですからね。閉店時間は2時にしていますがお客さんに付き合って遅くなることもありますし。
にこらす おひとりですよね。そんな時間まで大変では?
大塚 まぁ近くで住んでいるのでね。下落合ですから。もとは何年も高田馬場に。だからここで店を始めました。この辺は家賃のわりに値段設定を高くできなくて大変ですよ。(笑)
編集長 うわ~~わかる。ですよね~~
にこらす そうなんですか! まぁ言われれば確かに学生街だし…。
大塚 もっと取りたいですけどね。これ以上は無理(笑)
にこらす 経営者にとっては厳しいけどお客にとっては最高の町ですね!!
魚進さんに行ったら、馬場の新たな素敵さに気づきました!!
現場からは以上です!!!
SHOP DATA
魚進
住所:東京都新宿区高田馬場2-19-4 2F
電話: 090-3307-4695
営業時間:18:00〜26:00
定休日:日・祝 GW・年末年始(予約応相談)