リウのくらしの絵日記

楽しいシニアライフを目指す50代の毎日♪要介護3の母は現在施設で暮らしています。本ページはプロモーションが含まれています。



母、老人ホームに入居する (3)

入居する日が決まって、施設に持っていくものをこっそり準備しました。

部屋にはタンスやベッド、リネン類は備え付けられているので、持っていくものは衣類ぐらい。

 

一番悩むのが、母になんと言って施設に入る話をすればいいのか。

 

あまり早く話しても混乱するので、当日に言うことに。

 

しかし話をしてもきちんと理解はできないので、「わたくしが子供のところに行く用事があるので、ショートステイに行ってもらう」というアプローチをしようと考えました。(ショートステイは行ったことある)

 

そして、入居の日・・・

ホームに着き、車を降りた時にやっと話をしました。

 

初めて見る施設を見て、母はどう思ったのか分からないけど、ショートステイという言葉に、そうなんだーって顔をしていました。

 

応接室で、契約の手続きやケアマネージャーさんとの面接もあったりと時間がかかりましたので、職員さんが母を施設を案内しに連れ出してくれました。

 

しばらくして・・・

 

職員さんの話では、施設の奥の廊下かどこかのドアを開けようとしたけど施錠されてて開かなかったら、急に泣き出したそう。

 

それを見て、わたくしもまた動揺してしまいました。

 

母は職員さんにお昼ですよと促されると、ハイハイと食堂のほうに行ってしまいました。

 

わたくしは、ヘロヘロになりながらなんとか書類を書き上げ、夫と一緒に母の個室に荷物を納め、母が帰りたがるといけないので、そのまま顔を見ずに帰りました。

 

帰りの車の中、母が鍵が開かないと泣いたのは、この施設でずっと暮らさなければいけない、となんとなく気がついて悲しくて泣いたのではないかと思いました。

 

夫にこの話をすると「たしかに、お母さんはそう感じたかもしれないし、ただ単純に鍵を開けて外に出られなかったから、悲しかったのかもしれない。お母さんの記憶や感情はその時だけのもので、数秒後には忘れてるし、また思い出すかもしれない。でも、ほんとその時だけなんだと思うよ。いろいろ考えすぎない方がいいよ」

 

たしかに夫の言う通り、わたくしが勝手に母の感情を想像してるだけかもしれないし、その通りかもしれない。

 

こればかりはわかりません。

 

しかし、とにかく罪悪感のようなものでいっぱいになり、家に帰って遅いお昼にソーメンを用意しましたが、食欲はあまり出ませんでした。←でも結局2人前ぐらい食べた・・・

 

ごめんなさい!まだ続きます!

 

では!

 

母、老人ホームに入居する (1) - リウのくらしの絵日記

 

母、老人ホームに入居する (2) - リウのくらしの絵日記

 

 

 

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