24日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル＝157円台前半で取引された。

　午前10時現在は前日比52銭円安ドル高の1ドル＝157円31～32銭。ユーロは33銭円安ユーロ高の1ユーロ＝163円59～64銭。

　米景気の底堅さを背景に米連邦準備制度理事会（FRB）の利下げペースが鈍化するとの見方があり、日米の金利差を意識した円売りドル買いが先行した。

　外為ブローカーは「日本政府・日銀による為替介入への警戒感もあり値動きは限定的だ」と指摘した。