3分でいい。夫婦だけの時間を持って
セミナーのプログラムは「バランスボールを使った有酸素運動」「カップルのコミュニケーションのワーク」、川崎市薬剤師会による「お薬講座」。最後に、家族で使える電子お薬手帳サービスとしてharmoを紹介するという流れで行われました。
カップルで取り組むコミュニケーションのワークでは、一人ひとりが「人生・仕事・パートナーシップ」からテーマを選んで話し、夫婦がお互いの声に耳を傾けました。
「最近、『行ってきます』のキスを拒否されるんです」
セミナーで一人のパパがこうこぼすと、「子どもの前だと恥ずかしくて」とママ。そこにマドレボニータのスタッフである認定産後セルフケアインストラクターの中桐昌子さんが助け船を出します。「コミュニケーションが取れないと、お互いの気持ちが理解できず、どんどん擦れ違うことに。こうやって本当の思いを共有できるといいですね! それじゃ、これからどうします?」。「恥ずかしがらなくてもいいよ」と笑う夫に、「はい、じゃあ、やってみます」と妻がほほ笑む。すると、参加者達から温かい拍手が起こりました。
インストラクターの中桐さんが、パパやママに向けて語りかけます。
「日常がどんなに忙しくても、お互いが何を大事にしているのか、どう思っているかを言葉にして共有する時間を、たとえ3分でも定期的につくってほしい」