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建築 / Architecture

GARDEN

「ルメール エビス」の庭には何が蠢いているのか? 造園ユニットveigが紡ぐ風景

東京・恵比寿にファッションブランド「LEMAIRE(ルメール)」の旗艦店がオープンした。1960年代に建てられた木造宅に隣り合う庭を手掛けたのは、造園ユニット「veig」(ヴェイグ)。造園学と生物学という、近接していそうで交差しなかった領域をブリッジするふたりの間には、多様なエゴが織りなす緩衝地帯を扱うワイルドな知恵と、前向きな対話が行き交っていた。
THE REGENERATIVE COMPANY AWARD 2024

“すべてが建てられた時代”に都市の風景を再生する──リジェネラティブ・カンパニー・アワード2024【OpenA】

いま広がる都市の風景は100年前に描かれたものだからこそ、次の100年を見据えた都市の構想が必要だ──。OpenAや東京R不動産、公共R不動産を立ち上げてきた馬場正尊が語る、「未来の都市」を再生するヒント。【リジェネラティブ・カンパニー・アワード2024選出】
WWL

ルメールが東京にオープンした静かなショップが気づかせてくれること:WIRED WHITE LIST #006

イノベーションとアイデアのタネはどこにある? 『WIRED』日本版がキャッチした、ファイブ(またはシックス)センスを刺激するグッドニュース。昨年末にひっそりとオープンした「LEMAIRE EBISU」に行くべき理由とは。
Business

機能ではなく愛に従え──これからの建築は何をリジェネレーションするのか? 対談:平田晃久 × アンナ・ヘリンガー

「からまりしろ」というコンセプトに基づきリジェネラティブな建築に先駆的に取り組んできた平田晃久と、世界各地で土の建築を手がけるアンナ・へリンガーの対談が京都で行なわれた。「形態は機能に従う」のオルタナティブとして提案する、「形態は愛に従う」考え方とはいかなるものか。
NEURO-ARCHITECTURE

退屈な街は“健康に悪い”ことが証明される:トーマス・ヘザウィック ──特集「THE WORLD IN 2025」

抑圧的で退屈な建築は、見た目が悪いだけでなく、実際に住む人の健康を害するという証拠が次々とあがっている。2025年には、人々の幸福を考えた建築をつくり始めなければならないと、建築家やデベロッパーたちも気づいていくはずだ。
Business

森から始める、「均一」に抗うものづくり:コスメティックブランド・SHIROと建築プロジェクト「KANSO」のラディカルな実践

北海道砂川市にあるコスメティックブランド・SHIROの「みんなの工場」で、「自然がもたらす多様性」や「ものづくり」をテーマとするトークイベントが実施された。SHIROと、自然素材の多面的性能を活かす建築プロジェクト「KANSO」のラディカルな実践、交差するシンプルな哲学とは?
CO-CREATION

万博は未来を選び取るための「目次」:齋藤精一 ──特集「THE WORLD IN 2025」

国威発揚型の万博から、多元的な未来への道筋を選ぶための万博へ。そのためには、より多くの人々が共創するための「かかわりしろ」をいかに拡げられるかが問われている。
EXPO 2025

EXPO2025: “未来を実験する場”のカウントダウン──特集「THE WORLD IN 2025」

2025年4月、大阪・関西万博は開幕しているはずだ。「未来社会の実験場」のコンセプトのもと、世界から人や技術やアイデアが集まるだろう。『WIRED』日本版はひと足早く会場の夢洲へ。正円に切り取るかのような大阪湾の空の下、パビリオンは姿を現しつつあった。
Culture

開催が迫る渋谷慶一郎のピアノソロコンサート、妹島和世によるステージデザインが初公開!

12月19日(木)に紀尾井ホールにて開催される渋谷慶一郎のピアノソロコンサート。そのステージデザインがこのたび公開となった。デザインを手がけたのは建築家の妹島和世。どのような狙いのもと、いかなる意匠が込められているのだろうか?
Event

12年ぶりに開催する「DESIGNTIDE TOKYO 2024」の詳細が明らかに

11月27日(水)〜12月1日(日)に東京・日本橋で開催される「DESIGNTIDE TOKYO 2024」。その内容や出展作品がついに公開された。メインの展示には国内外32組が参加し、次世代の作家8名による企画展や、テクノロジー、アート、ビジネスなど領域を横断するトークプログラム、出展作家のマーケットなどと多彩。気鋭の建築家が手がける会場構成も面白そうだ。
FASHION

植木鉢のような家と建築家と衣服:AS A TOOL──CASE STUDY

人だけでなく他生物を受け入れる家がある。屋上、バルコニー、そして柱の中にも土を敷き詰め、雨水は地下まで染み入り、周辺の環境とゆるやかな生態系を育んでいる。「鶴岡邸」。設計者の建築家・武田清明のアトリエでもある循環の空間は、いかなる衣服と響き合うのか。
ARCHITECTURE

生態系を引き受ける建築「鶴岡邸」。建築家・武田清明へのインタビュー:AS A TOOL_CASE STUDY 01より

人だけでなく他生物を受け入れる家がある。屋上、バルコニー、そして柱の中にも土を敷き詰め、雨水は地下まで染み入り、周辺の環境とゆるやかな生態系を育んでいる。鶴岡邸。建築家・武田清明は自身のアトリエでもある循環の空間について、改めて語る。
Culture

都市の“新しさ”に反抗せよ──建築家・田根剛、「リジェネラティブ・シティ」を語る

ありうべき都市のかたちを構想し、わたしたちの住み慣れた空間に未来を実装していく建築家たち。都市の営みをもっとリジェネラティブなものにするために、いま求められるマインドセットと行動とは何か? パリから帰国中の田根剛へのインタビュー。
Culture

気鋭の建築家たちに訊く、リジェネラティブな都市につながる実践と思考

都市やまち、社会をデザインし、思い描く理想を実装に落とし込む建築家たち。彼女/彼らはいま何を見据え、わたしたちのリジェネラティブな未来に向けて、いかなる挑戦をしているのか? 3つの質問を投げかけた。
Business

世界の「リジェネラティブ・シティ」14選

「リジェネラティブ」な都市への萌芽を見つけるために、都市体験のデザインスタジオfor Citiesとのコラボレーションのもと調査を実施。土着の素材や工法の活用から、単なる緑化にとどまらない生態系の構築まで ──「未来が(すでに)訪れている場所」に、これからの都市と建築のヒントを学ぶ。
Science

暴風雨に強い住宅の建て方

世界中で台風やハリケーンのシーズンが長引き、暴風雨の激しさも増している昨今、米国では住宅の所有者が家屋の耐性を高めるために、設計方法を見直し、建材を強化し始めている。
Business

オリンピック開催で加速する「敵対的建築」──パリの現状が映し出す未来

パリ五輪の開催直前、ホームレスが野宿していた橋の下に突然、セメントブロックが設置された。 活動家たちは、このような「敵対的建築」に警鐘を鳴らしており、2028年に開催されるロス五輪では、事態がさらに悪化するのではないかと懸念している。
Culture

最も美しいアンビルト建築7選

ザハ・ハディド、ダニエル・リベスキンド、トム・メインといったスター建築家たちが思い描いた、そして実現することのなかったクリエイティビティの結晶を振り返る。
SZ MEMBERSHIP

水に浮かぶ未来の水上都市を構想するオランダ人建築家コーエン・オルトゥイス

大雨や高潮など気候変動による激甚災害がますます拡がるなか、陸地を水から必死に守るよりも、水上に家を建てるほうが安全で、丈夫だとしたらどうだろう? 建築家オルトゥイスは、オランダは洪水の危機にさらされている土地を水に返すべきだと考えている。
SPATIAL × COMPUTING

空間にクオリアは宿るか?──意識とAIと空間コンピューティングをめぐる対話:金井良太 × 豊田啓介

人工知能の急激な発展によって、いまや「AIに意識が宿るか」といった議論が盛んになされている。では、空間コンピューティングにおいて鍵となる「空間AI」がわたしたちの日常を満たすとき、あらゆる“場”にも意識は生まれるのだろうか?