良秀

Last-modified: 2025-05-08 (木) 21:31:33

新人管理人向け情報

リセマラおススメ人格・EGO

※該当するおススメが無い場合は表示されません。議論はリセマラおススメ人格・EGOまで

星3人格

id0408_1.webp
良秀
エドガー家チーフバトラー
ストーリー〇
-雑魚戦★
-ボス戦〇
周回作業★
高難易度〇
・マッチ力が非常に高い。
戦闘序盤から強さを発揮しやすい
・複数体に同時攻撃が可能。
・同期化段階Ⅳまで育てないと性能が落ちる。
・耐久力が低い。
クイック束縛を扱える人格と編成を組めるとより強い。
人格入手手段強み弱点補足
良秀

りょ・ミ・パ厨房長
id0404_2.webp自販機・火力が高く、敵にトドメを刺すのに長ける。
・味方の体力回復ができる。
・同期化段階Ⅲでほぼ完成するため育成コストが安い
・耐久力が低い。・回復能力は色欲属性の攻撃を持つ人格が他にいないと発動しない。
良秀

ロボトミーE.G.O::赤眼・懺悔
id0410_2.webp現在入手不可
(ヴァルプルギス
中のみ入手可能)
・火力が高く、戦闘が長引くと強化される
・守備スキルによって確実に敵に攻撃を当てられる。
・精神力の上昇が早い
・味方の体力回復ができる。
・同期化段階Ⅳまで育てないと性能が落ちる。
・戦闘序盤の強さは平均レベル
・戦闘序盤の耐久力が低い
ヴァルプルギス人格のため、平常時は入手不可。

星2人格

人格主な適正強み(標準的な星2との比較)弱点補足
人格入手手段強み(標準的な星2との比較)弱点補足
火力寄りid0402_1.webp
良秀
南部セブン協会6課
ストーリー
-雑魚戦
-ボス戦★
周回作業
高難易度★
・星3を含めた中でも極めて高いマッチ力を持つ
・E.G.O《表象放出機》のコストを供給できる。
・同期化段階Ⅳまで育てないと性能が落ちる。
・精神力が低い内はパフォーマンスが著しく落ちる
・耐久力が極めて低い。
・斬撃攻撃ができる人格と共に編成を作れるとより強力。
良秀

20区ユロージヴィ
id0409_2.webp現在入手不可
(次シーズン以降
入手可能)
・火力が高い。
ユロージヴィホンル等の振動を扱う人格のサポートに長ける。
・バフ/デバフといった絡め手は持たない。
・耐久力が低い。
怠惰属性の攻撃を持つ人格で編成を作れるとより強力。

E.G.O

E.G.O入手概要主に役に立つ場面

キャラクター

刀を帯びた断髪の女性で、(元ネタのお国柄がそれぞれ異なる)囚人12名のうちの日本枠。
ただでさえ気難しい上、話を無理やり縮めるような独特の口調を好んで用いるため、言っていることが良く分からない。
思考回路が非常に物騒ですぐに人を殺そうとするが、殺人衝動のある異常者というわけではないので一応話は通じる。

親指のゴッドファーザーを知るような発言や、「廊下」に反応したりといった行動から、「五本指」への知識が深いことが窺える。
Limbus社をもってしても「手に負えない背景」を抱えているらしい。

ティザー情報

ポート
リョウシュウ_マーク.webpリョウシュウ_注意事項.webp
リョウシュウ_ポート.webp
無我夢中 阿鼻叫喚 支離滅裂
プロフィール
リョウシュウ_マグショット.webpリョウシュウ_ティザー_1.webpリョウシュウ_ティザー_3.webpリョウシュウ_ティザー_2.webp
うるせぇ豚たちは首を開けるのがぴったりだ
名前良秀(リョウシュウ)(료슈/Ryōshū)
CVイ・セア(이새아/Yi Sae-ah)
所属LimbusCompany?#04
E.G.O森羅炎象
マーク🚬タバコ
カラーSmoky Scarlet*1/#cf0000
原典『地獄変』芥川龍之介
かいなでの絵師には総じて醜いものの美しさなどと申すことは、わかろうはずがございませぬ
PV
loading...
loading...

お前は...美しさとは何だと思う?
俺は...。色々あるだろうけど今思い浮かぶのは...ふむ...。
万短至芸だろう。
短い時間で意図を伝えることが出来るから。
あぁ、万短至芸は...
万物の短縮は至高の芸術なり。そういう意味。


やっと来たか。見ろよこれ。
宿題をこんなにも美しく解き明かすことは...。
俺以外にはできないことだ。
どうだ...。
人を「短縮」すると見てくれが良くなったろう?


良秀、よりょしゅく。

注意事項
美的感覚/受動喫煙(Has an aesthetic sense/Chain-smoker*2
囚人ごとにそれぞれの信条がありますし、それを尊重することが管理人としての当然の責務ではあるとはいいますが、場合によっては理解するフリすら難しいこともあると思われます。当囚人は普段からタバコばかり吸って寡黙な状態を維持していますが、戦闘をするときだけは目つきが恍惚としてチラつくという事実にお気づきですよね。戦闘中に無策で相手の頭を潰してばかりいることは、美を退歩させる教養の無い行動だと思います。どうしても耐えられないなら管理人さんに支給されたウェルカムキットに同封された赤いボタンを
[警告] - 当囚人は我が社でも手に負えない背景を持っているので、できるだけ私的な恨みを作らないようにしてください。

人格

拡張表示

スキル枚数別
※最大Lv(50)、最大同期段階()の情報を表示

#人格囚人
0411黒獣-卯黒獣-卯良秀5332反1186484-751.52.540.512.0
0401LCB囚人LCB囚人良秀0123避1180463-6520.512.0
0402セブン協会南部セブン協会6課良秀0231反2172463-755斬打0.512.0
0403黒雲会黒雲会若衆良秀031防32199503-6532.00.51
0404りょ・ミ・パりょ・ミ・パ厨房長良秀1331避2190483-653斬貫0.52.01
0405W社W社3級整理要員良秀033避21180463-6550.512.0
0406LCCBLCCB係長良秀3232防1206504-751.51.53打貫0.512.0
0407リウ協会南部リウ協会4課良秀022防13206493-751.51.53斬貫12.00.5
0408エドガー家エドガー家 チーフバトラー良秀4313避2190483-852.53.5512.00.5
0409ユロージヴィ20区ユロージヴィ良秀4232防1191504-751貫打10.52.0
0410旧L社ロボトミーE.G.O::
赤眼・懺悔
良秀W31反23186503-751.52.5312.00.5

人格(威力)

スキル効果・バトルパッシブも加味したマッチ時の最大威力を表記*3

#人格囚人LvS1S2S3Lv守備
#人格囚人速度攻LvS1S2S3属性守Lv守備
0411
黒獣-卯良秀4-751.52.5415*4
3(+4)*2
20*5
4(+6)*2
26*6
5(+4)*3
反撃5115*7
5(+8)*1
0.512.0
0401
LCB囚人良秀3-65211
4(+7)*1
14
4(+5)*2
14
5(+3)*3
回避4812
2(+10)*1
0.512.0
0402
南部セブン
協会6課
良秀3-75512
4(+8)*1
20*8
4(+14)*1
19
4(+5)*3
反撃5512
8(+4)*1
0.512.0
0403
黒雲会
若衆
良秀3-65311
5(+6)*1
15
5(+5)*2
16
8(+4)*2
防御5016
10(+6)*1
2.010.5
0404
りょ・ミ・パ
厨房長
良秀3-65310
4(+3)*2
18
3(+5)*3
15
3(+3)*4
回避5314
4(+10)*1
0.52.01
0405
W社3級
整理要員
良秀3-6559
3(+2)*3
23*9
2(+5)*3
31*10
3(+2)*4
回避4617*11
4(+10)*1
0.512.0
0406
LCCB係長良秀4-751.51.5311*12
5(+5)*1
16*13
4(+5)*2
19*14
4(+3)*3
防御5316
8(+8)*1
0.512.0
0407
南部リウ
協会4課
良秀3-751.51.5314*15
3(+4)*2
17*16
4(+5)*2
17*17
4(+2)*4
防御4916
8(+8)*1
12.00.5
0408
エドガー家
チーフバトラー
良秀3-852.53.5514*18
3(+4)*2
19*19
4(+6)*2
23*20
4(+7)*2
回避5014
4(+10)*1
12.00.5
0409
20区ユロージヴィ良秀4-75113*21
3(+4)*2
17*22
4(+3)*3
19*23
4(+3)*3
防御5123*24
7(+6)*1
10.52.0
0410
ロボトミーE.G.O::
赤眼・懺悔
良秀3-751.52.5316*25
4(+4)*2
22*26
4(+4)*3
33*27
5(+4)*3
反撃5213
5(+4)*2
12.00.5

人格(パッシブ)

※同期段階(/)の情報を表示

#パッシブ囚人人格効果条件
0411黒獣化[卯]良秀黒獣-卯自分に脚力【卯】があるなら、与ダメージ量+5%
対象へ呪殺【迅速】があるなら、与ダメージ量+5%
保有3
0401無差別的芸術良秀LCB囚人自分の被ダメージ量と与ダメージ量をそれぞれ+25%共鳴3
0402はん・われ良秀南部セブン協会6課このターンの間、斬撃ダメージ量+10%保有5
0403黒雲刀良秀黒雲会若衆出血が付与された敵を攻撃時、与ダメージ量+10%共鳴3
0404即席料理良秀りょ・ミ・パ厨房長敵討伐時、体力が最も低い味方1名の体力を15回復(1ターンに1回発動)
渇きがある場合は全て消耗し、消耗した渇きに比例して体力回復量が増加。
保有5
0405次元魔剣良秀W社3級整理要員敵討伐時に充電回数が2/3増加(1ターンにつき最大3回発動)保有5
0406ャ・切良秀LCCB係長- 常時適用: 弾丸7保有
- ターン終了時、自分に呼吸が7以上あれば、精神力を8回復。
- 回復前の精神力が最大の場合、次のターンに呼吸1を得る
保有2
0407火伝良秀南部リウ協会4課自分が火傷を付与された敵を討伐時、火傷がないか火傷威力が最も低いランダムな敵1/2名へ火傷4を付与(1ターンにつき1/2回)
-集中戦闘では部位に付与
保有4
0408家事の仕上げ良秀エドガー家 チーフバトラーバ・目がある対象へ攻撃的中時、呼吸回数が1増加して次のターンにクイック1を得る(1ターンにつき最大3回)
バ・目がある対象にクリティカル的中時に対象のバ・目を除去し、対象の速度が自分より低ければ、対象の速度差1につきクリティカルダメージ量+5/10%(最大30/60%)
保有3
0409制・支良秀20区ユロージヴィ味方の攻撃で混乱状態になった敵をスキル1で攻撃。(1ターンにつき1回)
複数の敵が混乱した場合は、体力が最も低い敵(幻想体の場合は本体優先、以降部位)を攻撃。
この効果でスキル1を使用するとき、コイン効果で自分が得る振動回数が1増加し、該当スキルの最終コイン的中時に振動爆発
共鳴3
0410E.G.O同化
----
蜘蛛ヅラ/しゃれこうべ
良秀ロボトミーE.G.O::
赤眼・懺悔
<常時発動>
充電回数を獲得するとき、代わりに赤眼または懺悔を得る
- 赤眼と懺悔は充電威力の影響を受けない
----
赤眼を得るコインを使用して敵へ的中時
- ダメージ量が(赤眼÷2)%だけ増加
- 対象の速度が自分より3以上低ければ、ダメージ量が(赤眼÷2)%だけ追加で増加
- 対象に出血があるなら、赤眼1を得る(1ターンにつき最大3)

懺悔を得るコインを使用して敵へ的中時
- ダメージ量が(懺悔÷2)%だけ増加
- 対象の精神力が自分より低ければ、ダメージ量が(懺悔÷2)%だけ追加で増加(精神力がない対象の場合は0として計算)
- 自分の精神力が20以上なら、懺悔1を得る(1ターンにつき最大3)

敵に被ダメージ時、懺悔1を得る(最大3)
保有33

※同期段階(/)の情報を表示

#サポートパッシブ囚人人格効果条件
0411部分黒獣化の修練良秀黒獣-卯ターン終了時、速度が最も高い味方1名が次のターンにクイック2を得る保有5
0401背中を押す良秀LCB囚人最大体力が最も低い味方1名の、与ダメージ量と被ダメージ量+20%共鳴3
0402アイスブレイク良秀南部セブン協会6課最大体力の最も低い味方1名の、破裂付与数+1保有4
0403切り込み隊長良秀黒雲会若衆速度が最も高い味方1名の、出血付与値+1保有4
0404芸術的な味良秀りょ・ミ・パ厨房長敵死亡時、体力の最も低い味方1名の体力を15回復(1ターンに1回発動)保有5
0405次元屈折刃 - Type: Blade Mk7良秀W社3級整理要員体力最大値が最も低い味方1名が敵討伐時、充電回数が2/3増加(1ターンにつき最大1回発動)保有5
0406ラスト一本良秀LCCB係長- 弾丸を最も少なく保有している味方が弾丸を消耗するスキルを使用するとき、呼吸3を付与(1ターンにつき1回。弾丸のない対象には適用されない)
- 弾丸を最も少なく保有している味方1名がスキルにて最後の弾丸を消耗すると、攻撃終了時に該当スキルでダメージを与えた対象へ、ダメージの50%分追加ダメージを与える。
保有4
0407伝火良秀南部リウ協会4課速度が最も低い味方1名が火傷を付与された敵を討伐時、ランダムな敵1/2名へ火傷3を付与(1ターンにつき1回)
-集中戦闘では部位に付与
保有4
0408掃除指揮良秀エドガー家 チーフバトラー編成順にて最後方の味方1名がマッチ勝利時、呼吸回数が1増加(1ターンにつき最大3回)。次のターンにクイック1を得る(1ターンにつき1回)保有4
0409助・感良秀20区ユロージヴィ編成順が1番の味方がスキル・コイン効果で得る振動回数の値+1(1ターンにつき2回)保有4
0410喰って寝ろ良秀ロボトミーE.G.O::
赤眼・懺悔
戦闘開始時
- 体力の比率が最も低い味方1名が体力3回復
- 精神力の比率が最も低い味方1名が精神力3回復
共鳴3
1204調理補助グレゴールりょ・ミ・パ助手体力が最も低い味方1名が戦闘開始時に体力が5回復
りょ・ミ・パ厨房長良秀-即席料理パッシブの体力回復量+5
保有5

E.G.O

拡張表示

E.G.O一覧(簡易表示)

#E.G.O囚人備考
#E.G.O囚人備考
0408胸痛良秀H傲慢1150.7512.02.010.51S5イベント限定
0401森羅炎象良秀Z色欲2210.7512.0112.0
04024本目のマッチの火良秀H憤怒420.512.012.010.75S1無償パスLv60
0403赤眼良秀T色欲22110.512.012.01
0404赤眼(開)良秀H嫉妬2232.0110.7512.00.5
0405ソーダ良秀Z憂鬱222112.010.7512.0S2イベント限定
0406盲目良秀T傲慢2222.02.01110.51S3無償パスLv90
0407軽蔑、畏敬良秀W色欲34430.52.00.512.00.751S4限定

E.G.O一覧(威力)

E.G.O一覧(上段に覚醒スキル/下段に侵蝕スキル

#E.G.O覚醒侵蝕
#E.G.OLv覚醒侵蝕必要資源属性耐性備考
0408
胸痛H傲慢3
4
53
55
24*28
8(+5)*2
24
24(-8)*2
1150.7512.02.010.51S5
イベント
0408
胸痛H傲慢3
4
53
55
20*29
6(+5)*2
20
20(-8)*2
1150.7512.02.010.51S5
イベント
0401
森羅炎象Z色欲1
-
50
50
24
18(+6)*1
0
-
2210.7512.0112.0
0401
森羅炎象Z色欲1
-
50
50
28
18(+10)*1
0
-
2210.7512.0112.0
0402
4本目の
マッチの火
H憤怒1
1
53
53
39*30
21(+16)*1
46*31
42(-22)*1
420.512.012.010.75S1
無償Lv60
0402
4本目の
マッチの火
H憤怒3
3
53
53
39*32
21(+16)*1
46*33
42(-22)*1
420.512.012.010.75S1
無償Lv60
0403
赤眼T色欲1
1
50
50
24
18(+6)*1
26
26(-8)*1
22110.512.012.01
0403
赤眼T色欲3
3
50
50
24
18(+6)*1
26
26(-8)*1
22110.512.012.01
0404
赤眼(開)H嫉妬3
3
52
52
34*34
22(+8)*1
40*35
33(-14)*1
2232.0110.7512.00.5
0404
赤眼(開)H嫉妬3
3
52
52
37*36
22(+8)*1
43*37
33(-14)*1
2232.0110.7512.00.5
0405
ソーダZ憂鬱1
1
50
50
25
15(+10)*1
26
26(-12)*1
222112.010.7512.0S2
イベント
0405
ソーダZ憂鬱2
2
50
50
25
15(+10)*1
26
26(-12)*1
222112.010.7512.0S2
イベント
0406
盲目T傲慢2
2
50
53
24
18(6)*1
30
30(-12)*1
2222.02.01110.51S3
無償Lv90
0406
盲目T傲慢3
3
50
53
24
18(6)*1
30
30(-12)*1
2222.02.01110.51S3
無償Lv90
0407
軽蔑、畏敬W色欲5*38
1
50
53
20
8(+6)*2
40
40(-18)*1
34430.52.00.512.00.751S4限定
0407
軽蔑、畏敬W色欲7*39
1
50
53
24
10(+7)*2
44
44(-20)*1
34430.52.00.512.00.751S4限定

E.G.O(パッシブ)

※解析段階()の情報を表示

#E.G.Oパッシブ囚人E.G.O効果
0408良秀胸痛このスキルを使用してから次のターン開始時、ネブライザーβ1を得る(1ターンにつき1回)
- このスキルで敵を倒したなら、倒した対象の数だけネブライザーβを追加で得る
- このスキルで味方を倒したなら、(倒した対象の数×2)だけネブライザーβを追加で得る
- この数値はこの戦闘の間、蓄積する;
0401芸術良秀森羅炎象前のターンにて自分が倒した敵の数につき5%被・与ダメージが増加
04024本目のマッチの火良秀4本目のマッチの火4つ目に使用するスキルの最終威力+4、的中する度に火傷4を付与
0403蜘蛛の糸良秀赤眼マッチ勝利時、次のターンに束縛1を付与(1ターンに最大3回)
0404捕食良秀赤眼(開)このターンにて体力最大値を超過して体力を一定値回復した場合、次のターンに攻撃威力増加1を得る
0405蓋の開いた飲料良秀ソーダ沈潜5以上が付与された敵に攻撃的中時、守備威力減少1を付与(1ターンにつき最大5回)
0406夢を貪る良秀盲目傲慢属性スキルでクリティカル的中時、呼吸回数が1増加(1ターンにつき最大3回)
0407視線の痕跡良秀軽蔑、畏敬自分が敵へ基本攻撃スキルを使用する度、自分の使用したスキル以外の属性の最も保有量が少ないランダムなE.G.O資源1つを追加で得る(1ターンに付き2回)

E.G.O(侵蝕)

侵蝕.jpg侵蝕.jpg侵蝕.jpg侵蝕.jpg侵蝕.jpg侵蝕.jpg
侵蝕.jpg

テキスト

人格ストーリー

人格/良秀/南部セブン協会6課

=気になる様子の同僚)
…君は一体何でセブンにいるんだ?
べつ、ない。
子供は相手の質問にはいつも冷たく答えた。
そういった行動に特段意味はなかったけど、セブン協会はむしろそういう子供の特徴に焦点を置いたんだ。
セブンは情報を集めるが、相手にはセブンの情報を与えないのが彼らのルールだった。
そういった点で、子供は大体の情報を他人に渡すのを嫌がった。口が堅いというべきかな?
もちろん、意図的な行動じゃなかったけど。
ただ剣を振り回す場所が子供に必要だっただけ、という可能性の方が高いかもしれないね。

…ふっ、よく見てろ。
子供は剣を変わった姿勢で振りかざし、瞬時に操ってみせた。
剣が目標に達するたびにそれは剥がれ、切り取られ、砕け、散らばり…。

剣創芸極…。
剣で創り出す芸術の極致。
文字通り、目の前のそれは人間とはあまりにもかけ離れた形の肉の塊に変わってしまったんだ。

人格/良秀/黒雲会若衆

=若頭補佐)
子供は、ちゃんと見ていろという風な視線を送りながら、口の中いっぱいに溜め込んでいた煙草の煙を吐き出した。
補佐、どうだ?これくらいなら芸術に近しくないか?
煙草の煙でできた雲が刃を通ると、その煙は真っ二つに分かれ漂っていった。
ともあれ、剣については認めてやらないとな。
まぁ、能力が無いのに若頭補佐に対してこんな態度を取ったら指の一本や二本じゃ足りないだろうし。
斬る仕事ができたら言ってくれると嬉しいな。斬る形の構想があるんだ。
補佐は苦笑いを浮かべた。
もしかしたらこの子供は寛大というよりかは、ただ扇情的に煙草の煙を切っている子供に勝つことが難しいのかもしれないね。

そんな良秀君に朗報だ。
ふぅん。
抗争だ。
…本当に朗報だな。
子供の目元が細くなった。口角は既につり上がっていて、指はうねうねと動いてたんだ。

人格/良秀/りょ・ミ・パ厨房長

あぁ、起きたか。
子供は淡々とした声でそう言った。
目を開かずに聞けば、まるで熟睡から目覚めた誰かに掛ける、安否を尋ねる挨拶のように聞こえるかもしれないね。

時間通りに起きてくれて良かった。心臓の拍動が遅すぎるときにやる作業は、味に影響を及ぼすからな。
子供は小さく笑みを零しながら、床に横たわった誰かを見た。
気の毒なことに自分の状況が受け入れられないのか、全身をもぞもぞさせているね。

おい、あんまり動くな。ちっ、あいつには適当に息を弱くしておけって言ったってのに。
バチッ。
子供は非情な口調でその者の頬を叩いた。

芸術の素材が勝手に主題感を持つのは我慢ならないんだ。し・へする前にじっとしてろって。
それが四肢をへし切るって意味だってことを、哀れな山羊は知るわけなかっただろうけど…。
静かにしていれば少しだけでも長く生きてられるってことはすぐに悟ったんだ。

話・良・聞・賞だ。
ブスッ。
子供はさっきからいじっていた注射器を、横たわってる者に突き刺した。

麻酔剤と様々な香味剤を添加した注射だ。お前を裏路地最高の美術品であり、美食··· そして芸術にしてくれる高価な添加剤だ。
子供がしきりに口にする芸術だとか、美術品だとかいう言葉が理解できないかもしれないけど…。
中でも、23区の裏路地はグルメ通りとも呼ばれるところなんだよ。
うん。W社が位置する巣の裏路地のあそこだね。
美食を追求し、それを美しさになぞらえる文化が蔓延している裏路地。
8人のシェフとか、ドシュランガイドとかの発祥の場所でもあるんだ。
この子はその8人のうちの1人になりたがっているんだ。芸術食の華と呼ばれる材料の一つである人間を利用してね。
そのために子供はここにりょ・ミ・パという飲食店を開いた。…言葉を減らす癖は、子供の確固たる好みみたい。
店名の通り子供は肉で作ったパイを売っていて、そのパイは美食家の間でそれなりの口コミが広まっていた。

さぁ…段々と感覚が鈍くなっていくだろ?
子供は楽しそうに哀れな山羊を眺めながら、刃を点検した。
良い素材でじゃなきゃ駄目だ。グレゴール、あの格下の愚かで経験も少ない助手と一緒にやっていくにも、そろそろ癇癪が抑えきれないからな。
子供は舌打ちと共にグズグズ言い始めた。
のろのろ動くだの、質の悪い素材ばかり持ってくるだの、鈍った包丁で裁断するから素材が傷むだの···。

まぁ、いい。8人のシェフに名を連ねた瞬間解雇するから。
子供が不満を漏らしている間、哀れな山羊の目はだんだんと閉じていく。
なぜあんなにイライラしているのか、自分はどうなるのか…何も考えられず、だんだん感覚だけが朦朧としていくんだ。

ふん、いったん集中するか。
さぁ…笑え。今からお前は芸術の中心になるだろうから。
子供はそんな哀れな山羊の姿を見つめながらナイフを持ち上げる。
子供のナイフに付いた血が笑顔のように見えたのは偶然だろうか。
…その後ろにある表情を見た感じだと、それを気にする必要もないような気がするね。

人格/良秀/W社3級整理要員

どう思う?
適当な労働を対価に毎日、何度も新しい芸術品が勢揃いの展示館が到着してくる日々についてだ。
ああ、これは答えを期待して書く文じゃない。誰かが読むとも思ってもいない。
芸術品を見てから書き下す…短縮できないーつの観覧後記ということにしておこう。
この会社へ入ることになった契機は単純だった。あまり期待もしてなかった。
整理要員という仕事を提案されたときは単に固定依頼元ができただけだ、と思ってばかりいた。
そうだ。翼なんぞになりやがられると、あれこれ気をつけなきゃあならんことが身の回りに増えるんだろう。
俺を無駄にイラつかせなきゃそんなもん知ったこっちゃない。そんな風に思って契約書に捺印した。
だけど…はっ!
今まで堂々と走り回ってたあの列車が…。
時間を通じて編み出された芸術品が融け込んだ展示館だったとはな!
こんなもん良く上手いこと隠し通せてたな。そんなことを考えもしたが、それと同時に、そして俺の頭の中を大きく占めたものは。
意想外。その三文字の単語だった。
思い浮かべてみると、近ごろ俺は自ら「芸術」を追求して創り出しただけ。
他者の「芸術」を観覧したことは無かった。
これは恥すべきことだ。いかなる芸術であれ見ることを通じて視野を広げ、より味を深めていかにゃならんのに。
そのときになってやっと、今まで俺の作品にマンネリズムが宿っていた理由を悟った。
状況を覗き込まなきゃ、生々しい制作をすることも不可能だから。
列車と列車の間に伸びて引っ付き、新たな「扉」の役割をする作品だの、
椅子の厚くて柔らかな部分を、より厚く重ね塗りして自分自身が新たな椅子になった作品だの、
お互いに絡み付いて生命体の様相を呈しながら歩いてくるモノ…これはまだ作品とはいえない。
芸術行為ともいえない。これらは自らが「芸術」を遂行するという意思もなかったから。
確かな意思を示さないまま動いているならそれは結局、仕上けが済んでいない未完成作品だから。
俺はこういったモノを主に切りつける。整理しやすくしろという会社の命令があるから。
意図せす芸術品になろうとしていたモノに手出しすることは俺の性に合わないが…そこまで多くあるわけじゃない。そんなモノよりも手に入る価値がとても高い。
会社で出してくれる支給品も、とても気に入った。
空間妖刀、屈折魔刀、ディメンションアートナイフ…様々な候補の中から俺は、次元魔剣という名前を付けてやった。
準備ができてない状態で未完成品を切りつけると、俺の体力を吸い取っちまうのが一番イイ。
まともな心構えもなしに芸術品を扱おうとすれば血を見るって感じがな。
はあ…このまま、眠ることもなく、この仕事を続けられたら…
良かっただろうに。
クソッ…上のドタマたちは何考えてんだ、俺をひよっ子どもの教育なんかやる場所にブチ込みやがった。
はあ、あの横のヤツがブツブツ言ってるザマを見ろよ。あいつはこれがさぞかし楽しいらしい。
変なヤツじゃないわけない。どうして鉱山から絶えす金が転がってくるってのに、他の仕事に興味を感じられるんだ?
いっそ俺がこのタチの悪い冗談に付き合ってる間、あいつが代わりに全部やることになれば…
はっ、そんなワケないか。
クソッ。こうしてる間も、通り過ぎる芸術品たちを見る時間が惜しいな。

人格/良秀/LCCB係長

(▌=教育担当者、=新入社員たち、=ひょろい組員)
▌さあ、新入りの皆さん。何度も言ってますが…。
▌この教育の目標は精神戦力強化ですから、なにとぞご協力ください。
……。
カチャ、カチャ。
子供が貧乏揺すりをしているがゆえに感じる微細な振動、ズボンの擦れる音。
そして忙しなくボールペンの後ろをカチャカチャする音には、退屈さと苛立ちがこれでもかと込められていた。

▌さぁ、少し眠くてイライラしてたとしても…声に出して読んでみましょう。
▌教育マニュアル、3ページの第一段落
…LCCB社員の皆様は今一度心に刻んでください。我々ビフォーチームは皆の代わりに道を切り拓く重要な任務を任された職員です。皆さんが―
じ・む。
子供は溜め息を吐きながらそう言った。時間を無駄にしてるこの状況が気に食わないみたいだね。
前にまで聞こえるほどの音じゃなかったけど、隣の席に座った同期たちには十分すぎるくらい聞こえただろうね。

いつまでこれしきのくだらない話を聞かなにゃ*40らんのだ。ブツブツ言うのも一度や二度ならまだしも、そろそろ耳にタコができそうだ。
…あのですね。少し静かにしてください。
子供の隣にはまた別の子供が座っていた。その子も凄く退屈そうな雰囲気だったけどしかめっ面をしながらも、前で復唱しろっていうものは全部復唱してる妙に誠実な雰囲気が目に付くね。
間違ったことでも言ったか。皆の代わりに犠牲やら、それを誇らしく思えやら。他意によって転がされることの何がそんな面白いのやら。
あの話の一部には同意できるんですけど…まぁ、楽しむために就職したわけではないじゃないですか。黙って言うとおりにした方が良いと思いますけど
一部も同意できないな。俺は楽しむために働く。
…はい、どうぞご勝手に。ええ。
隣の席の子供は呆れたのか、眉間をひそめて口を少し開けると、ため息をつきながらそっぽを向いてしまった。
ふん。
▌ああ、あと…弾丸は支給されますけど、値段が値段だからなるべく節約するのが良いです。
▌節約した分、追加手当が出ることもお忘れなく。
子供は片腹痛いと笑ったが、隣の席から聞いた話が必ずしも間違ってはいないと*41うこともよく知っていた。
「楽しい仕事」を得たいなら、何はともあれ解雇されずにしっかり就いているべきなのは事実だろうからね。
子供はため息と恨み節が飛び出しそうな口に支給されたボールペンを咥えてガリガリいいながら、どうにかこの時間が早く過ぎていくことを願った。
濃くて烟たい煙が溢れ出る煙草を燃やす瞬間を待ちながら…。
そして、今。
彼女は烟たい煙をこっぴどく吐き出しながら歩いていた。
もちろん、それは口に咥えている煙草の煙でもあったけど…。

…。
同時に、子供が持っている散弾銃の銃口から流れ出る火薬の煙でもあるみたい。
ふん。結局こうなるか。
ま・ま・よ。
待ちに待って…ようやく面白い仕事を任せてくれるじゃないか。
ガチャガチャいう鉄の摩擦音と、地面に軽く落ちるプラスチックの薬莢。
そして子供の靴が立てるカツカツという音。
それ以外には何も残ってなかったってこと。新入りであれ、子供の同僚たちであれ…。

…!
さっきまで生きて息をしていたものの命でさえ。
あるものは子供が奪い、あるものは子供から奪われたこの状況を、子供は楽しげな表情で煙草の火を吸い寄せた。

思ってたより弱っちかったな…あの先輩って奴ら。
こんなに楽しくて素晴らしい対話手段を用いたところであんな風にしか意思疎通ができないだなんて…。
まぁ、銃弾はあんま残ってないみたいだから適当に殴る用途になってしまいそうだが。
座標ってものを探すのが目標だったか…。あの先輩だったものを死体袋と一緒に持っていけばそれなりに歓待してくれるだろうな。
これからは…楽しい仕事にだけ俺を入れてくれるだろうな?ふっ。
子供は良かったという風にニヤリと笑い、燃え尽きた煙草を吐き捨てて建物のより深い場所へと歩いて行った。

人格/良秀/南部リウ協会4課

リウの協会シンボルは炎だ。
何も知らない烏合の衆は、拳や足から火花や炎が出る様子だけを見てそれを形象化したと思うんだろう。
だが、外れだ。
あの炎はただ工房の武具たちが出す副産物に過ぎず、それがリウを代弁するものにはなり得ない。俺が学んだリウの行動綱領は、炎のようにどんなものでも燃やせということ。
心と身体をいつでも炎のように燃やす準備をしなければならないと、俺は受け止めた。
沢山のフィクサーが強くなるため、あらゆる試みをする。雑多な強化身体施術、奇怪至極で儚い強化刺青…カネを稼ぐたびそういうものに捧げながら、どうにか都市で生き残ろうと足掻く。
つまんねぇ。戦闘の勝敗と生死を分ける決定力において、そんなものに効用があるはずはない。
経験に欠けた強化は、ただ訓練場に置かれた自動木人と変わりないからだ。反対に言えば、無限に積み上げた経験、すなわち度重なる訓練は誰も持つことができない身体施術を受けたのと同じだという意味だ。
…まぁ、高い武具や強化された身体まで持っていれば、もっと強くなることはできるだろうが。
そうやって全部を揃えおくのは俺の性に合わないからな。
極限まで整えた武芸と経験が武器に他ならないってのは、かなり燃えてこないか?
鍛錬という炎を消さないように、絶えず身体を刻んでいくのは楽しいことだ。
そして…。
こうやってたまに。その結果を検証できる場が作られる。
拳からは炎や火花が燃え上がる。これまた感覚的な演出だ。
しかし俺にとっては、ただメインディッシュの横に添えられたガーニッシュ…あるいは調味料程度にしか感じられない。
俺にとって本当に価値のあるのは、俺の指先が以前より敵の身体にどれだけ深く突き刺さったか。
また、どれだけ俺の打撃が速く、重くなったのか。
この動く…少し湿った木人椿(もくじんとう)を通じて検証することだ。
そして俺はいつも悟る。
俺が選択した鍛錬の炎は、未だに熱く燃え上がり…。
準備のできていない木人椿をめらめらと燃やしてるってことを。
とあるやつらはリウ協会が皆で集まって、メシでも食べてるやつらだって言って回ってるみてぇだが…。
はぁ、正直言うと一緒にされるのにイライラする。
そいつらが名店探訪だの何だの言って休日を過ごしてるとき…閉じこもって自分を彫っている俺と、同じ扱いはしないで欲しい。

人格/良秀/エドガー家チーフバトラー

(▌=小心者の部下バトラー、=怯えた部下バトラー)
カツカツ。
右から三人目、今窓を拭いた奴。
▌はいっ!?
一番上側の枠と枠が重なる部分。カビの跡。
機会。二度はない。
▌も、申し訳ありません!!!
ふたたび、カツカツ。
お前、入ってきてから23日経った奴。ブローチの付け方が違う。
くへで首の長さを縮めれば場所が合いそうだ。やりたいか?
つ、つつつつけ直します…。
子供は、子供を恐れるその声に耳を傾けない。
ただカツカツ、低いヒールの靴が床にぶつかる音だけを残して前へ進むだけなんだ。
狼の狩りまで残り一日を切ったその時刻。
チーフバトラーである子供の朝はそうやって始まっていたの。
だからといって、普段から子供が部下たちに優しく接してるわけじゃないけど…。
普段よりもっと冷たく、鋭い態度を取っていることは間違いないだろうね。

良秀様。
…何だ。
そのチーフバトラーの後ろに、いつの間にか他の部下である子供がついていた。
その子供の表情も暗いね、何か大事な話をしそう。

他のバトラーが不安がっております…。良秀様が普段と違って見えるせいで、じきにある…。
普段と違うだと?俺が?
…良秀様の家事の仕上げが丁寧ではないという意味ではありませんが、普段はより緩く管理されておりました。
はぁ、臍・茶。俺の目に入らない粗は無かったはずだが。
はい。あったとしても、あなた様本人があっという間に片付けていました。部下たちを手ずから指導するのは面倒だったでしょうから。
…チッ。
実のところ、子供も知っていた。
むしろ意図的に、そうやって行動していたの。

…狩りが始まったときに問題が起こらぬよう、より気を引き締めます。
言ってもないことを察するんだな、気持ち悪ぃ。
子供はなんだか思い通りに行かない様子で、ハァと溜め息を吐きながら廊下を歩いていった。
普段より気を引き締めろという意味で、つまり…。
あの狼から、少しでも邸宅の人々の命をより守れるようにするための行動だったけど、
らしくない行動を試みたら、すぐにボロが出るものだよね。

はぁ…今まで通りやる方が良いだろうな。
どうせ…。
この中で家事が一番優秀なのは俺だから。
漆黒の夜。
狩りの真っ最中、ついに姿を現した狩りの目標…「狼」は…。
予想をはるかに上回る強さで武装し、子供と部下たちの前に姿を現した。
子供は直感的に分かったんだ。
部下たちがどれほど気を引き締めていようが、彼らが命を保てる未来はないだろうと。
だから選べる選択肢は、最初から一つしか無かったの。

退け
良秀様…?
虫ケラにも劣るその実力で、この仕事に耐えられるとでも思うのか。
邸宅に残った仕事は多い。夜明けの業務も全部滞っている。帰ってやれ。
子供は長いナイフを取り出して静かに、目の前にいる巨大な狼を睨み付けた。
話はそれで終わりだったんだ。
部下へそれ以上残す言葉はなかったし、そんなことを言う力を少しでも余しておかなきゃ…。
この戦闘の、微かな勝率を増やせるだろうから。

ごう・まん。
出迎えの言葉が「郷にまんまと帰ってきやがって」か?
子供の声は普段と変わらず低く一定だったけど。
テメェの保母役を買ってたときは、こんな未来になりやがる想像はできなかったけどな。
…。
恐れか、名残惜しさか分からない妙な震えが子供が逆手に持った刃の先から細かく見えていたね。
守るべきものが沢山できたようだな、良秀。
オレはあのときも今も…未だに、ぶっ潰して喰いちぎるべきモンしか残ってないが。
…ふん。
子供はこれ以上口を開かなかった。
過去のとある地点、 あのときこんな行動をすればどうなっただろう。そういう考えが頭を掻き回したりはしたね。
でもそんなことが無駄だっていうことは向き合ってるお互いが、とてもよく分かっていたんだ。
変わらない今にて、子供ができることは…。

ふん、仕上げられなかった家事を処理するだけさ。
自らの手で育てたけど、主人に牙を剥く狼を狩ることだけだ。

人格/良秀/20区ユロージヴィ

(▌=商人)
T社職員の武器、肉のスープを煮込んでくれる炊飯器、可愛い鶏のぬいぐるみ、それに様々な味のロリポップキャンディーまで。
色んなものが売られているここは…。
ユロージヴィ地下アジト名物の、物々交換市場。
子供はここで必需品を交換するために来たんだ。
そのため、昨夜発明品を作ったときに余ったねじを残らず持ってきたの。

お前の煙草1箱と、俺の持ってるねじ4つ。価値はほぼ同じじゃないか?
▌はっ、何を言ってるんだ。
▌ぎっちり詰まったこの煙草1箱と交換したいなら、ねじの7つは貰わないと。
ユロージヴィの商人がシッシと手を振ったが、子供は少しも退くつもりがないみたい。
ただ、ねじを載せた手をより堂々と伸ばしながらこう言ったの。

4つ。
▌…同じ巣だから特別に割り引いてやる。6つ。
4つ。
▌い、5つ!それ以下は本当に無理だ!
4つ。今回も断るならく・へだ。
今すぐにでも殺してきそうな目つきで睨む子供に萎縮したからかな?
商人は、自分が何か別途必要なものがないか悩むように子供が持ってるものと自分の持ってるものをゆっくりと見比べた。
するとその視線がすっと、この前壊れたばかりの愛用していたラジオに止まったんだ。

▌す、少し待ってくれ。
▌これはどうだ?ねじの代わりに壊れたラジオを直すのは?
ほぉ。
▌たぶんこっちの配線の問題だって思…うわぁっ!
商人が壊れた部分について話した瞬間。
子供は躊躇うことなく巨大なスパナを取り出し、商人の取り出したラジオに向かって何度も振り下ろした。
カン、カン、カンと工房でしか聞こえないような音に商人は気後れしながら子供を止めたが・・。
既に遅かったみたい。

▌何のつもりだ!?ボコボコになったじゃないか…。
ちゃんと見ろ。
商人は潰れたラジオを泣きそうな顔で眺めながら、子供の言う通りボタンをいくつか押してみると…。
そのまま嘆声を漏らした。

▌えっ、あっ!動いてる!
ふん、元々鉄の塊ってもんは殴りゃ言うことを聞くもんだ。
嬉しそうな顔でラジオをあちこち弄くる商人を無視し、子供はテーブルの上に置かれた煙草1箱を手に取った。そして、後ろから飴の見物をしていた他の子供の足をポン、と足で蹴った。
飴はおしまい。仕事の時間だ。
それでも、僕が良秀さんの隊長だというのに毎回足で蹴りながら呼ぶのって酷いですよ~。
飴を咥えた子供は蹴られたすねを撫でながら文句でも言うかのように話し掛けたけど、そこまで気にしてはいないみたい。
こんなことは一度や二度じゃないかのように、慣れた態度で懐から紙束一つを子供に渡した。

次からはアジトで受け取ってください。今回のリストもよろしくお願いします。
し・る・か。この前の奴らは微妙だったな。振り下ろす味すら無いやつらだった。
今回のは結構な大物ですから、期待しても良いですよ~。この近くにある、一番大きな工場の工場長なんですけど…。
飴を咥えた子供の言葉に、子供はにやりと口角を上げた。
夜が深まった頃、ユロージヴィのアジトから出てきた子供が武器を持ってゆっくりと誰かの跡を付けている。
子供は興奮が抑えきれないらしく、浮かれた表情を浮かべてるね。

ホンルの野郎。久々に良い情報を持ってきたじゃないか。
子供の手には、リストと呼ばれる紙が握られていた。
そこには巣の立場で、他人から搾取した人々の名前がびっしり。
今子供が尾行している人も、そのリストに載ってるね。

短縮的な時間を生きたことのない奴らが時間を奪われた後に浮かべる表情は芸術的だ。
子供はそのリストを正義の為に受け取ったわけじゃないんだ。
持ってるものを分かち合って、皆が腹を空せないようにすることにも子供は興味を持っていないんだ。
他人が行った悪行にも興味が無いの。
子供はユロージヴィの考えと言葉に感化されたわけじゃなくて、
ただ、持てる者の時間と生命を短縮させる彼らの活動が気に入ったってこと。

富·再·短·芸。
明滅する街灯の横で、子供はためらうことなく武器を持って走り出す。
子供が振り下ろすスパナはそこまで早くはない。
時間が多い人にとっては軌跡が見えるくらいには遅いんだ。
でも路地を歩いてたお金持ちは、子供のスパナを避けられなかった。
綿密に、とても絶妙な角度で振り下ろしたからね。
ガンツ、って音が鈍く路地に鳴り響いた。
倒れたお金持ちから時間を抜き取った子供は、満足そうに笑いながら昼に交換した煙草を口に咥えた。
そのとき、街灯の横で小さな明かりが短く点滅した。
T社の路地に治安用に設置された、監視カメラだったんだ。

チッ、あれじゃあこの芸術をきちんと写せないだろ。
子供は眉間に皺を寄せると、そこに向かって再びスパナを振り下ろした。
潰れたカメラがドン、と下に落っこちたんだ。

やっと少しアングルがそれっぽくなったな?

人格/良秀/ロボトミーE.G.O/赤眼・懺悔

壁も天井も深い闇に沈んだ隔離室の内部。
張り詰めた緊張感と空気を押し潰す重圧感が漂う闇の彼方へ子供はよどみなく足を踏み出した。

背広を着込んだペン持ちどもは、本能作業の方が効率的だとほざいてやがったが…。
大人しくエサなんか投げてやるのは性に合わなくてな。
それらは全部微かに弾んでる心臓みたいに蠢いてるんだ。
下へ降りてきた人間くらいの大きさの、真っ白な繭。
それに繋がった蜘蛛の糸に沿って子供の首が上を向くと、夜中に広がった山火事みたいに、赤い眼が闇を照らしながら天井から浮き上がってきたの。

はぁ。あの呪われた本性を根底に持ちながらも、このくすんだ隔離室を芸術に昇華できるのか。
暗い隔離室、その中の光の一筋も入ってこないきめ細かい繭の内側。
自分の心臓の鼓動と、小さな蜘蛛たちが行き来する荒涼とした音だけが聞こえる糸の監獄。
数多の職員が気の毒にも命を失ってしまった、子供の美的感覚を満たす地獄絵図が目の前にあるの。

そうだ…これは俺の生涯でたったの一度ですら見たことのない作品だ。
…あるいは強烈な記憶がなかったから、覚えとく理由もなかったか。
床でごった返してた蜘蛛の子たちはいつの間にか子供の足伝いに登って…。
それらは探索するかのように子供の腕と首をあちこち行き来し、すぐに鋭い歯で子供の肉を噛みちぎったの。
でも。

……。
無視できるはずの苦痛じゃないはずなのに、子供は瞬きもせずに不穏な瞳とずっと視線を合わせてるんだ。
認めよう。この空間は見物する価値があるってことを。
でも、それで終わりだ。
ありのままの作品だってのにお前の本性は美しくも、純粋でもないな。
そう言った子供は足をゆっくりと持ち上げた。
子供は挑発しているんだ。今から俺が、お前の子供を踏む…ってね。

生まれた奴は親を選ぶ権利がない。ただその中で生きていく義務が残るだけだ。
衰落してここに閉じ込められた癖して虚勢を張るんじゃなきゃ…お前が本当にこの蜘蛛を本物の家族だって思ってるなら…。
今、俺を攻撃すべきだったんじゃないか?
蜘蛛のつぼみと子供は一時もお互いから眼を離してないんだ。
そうして長いようで短い時間が流れ…。
作業が終わってからやっと、子供は足をどかして無頓着そうな眼で仔蜘蛛を見つめたの。

生肉を噛みちぎる腕前を見るに、よっぽど部下たちを貪ったみたいだな。
母のしつけか?
質問を投げかけたけど、当然幻想体から帰ってくる答えはなかったんだ。
それにも関わらず子供は十分な答えだって顔で、あるいは床のその蜘蛛たちを無辜(むこ)なるものであるかのように…。
慎重に1つずつ自分の身体を喰いちぎっていた仔蜘蛛たちを取り除き、床へ降ろしてあげたの。

聞いてみるのすら無駄だったか。
…まぁ、親ってモンは自分の偏見を子に植え付けないと気が済まない存在だったか。
子供の後ろ姿が完全に消えた暗い隔離室は再び荒涼とした音だけを残したまま、深い沈黙に沈んだ。
チッ、お前は今日も死にそうな顔でダレてんのか。
……。
子供が属した安全チームだけではなく、他のチームの職員も集まってる廊下。
子供は周囲を見回すと、すぐに何か気付いたかのようにE.G.Oをすぐ構えて口を開いた。

ひよっ子どもが集まってるのを見るに、む・の・うだろうな。
無能ならぬ、白昼が来るがゆえ。
だからむ・の・うが…何で分からないんだ?
あな。紫の白昼のことならば、さて合えり。みな一ヶ所にて集まりて待機中―チーフ。
説明していた他の子供は、自分の頭に感じた重い感覚に戸惑い言葉を続けることができなかったんだ。
それもそう、子供は骸骨が特徴の十字架の鈍器を構えると…。
棺を持った子供の頭に向かってガンガン振り下ろしてたからね。

私はパニックになりしよしならず、ただ眠り短く疲れたるばかりなり。
なれば…懺悔で頭を殴るを、止めるはいかがなりや…。
く・ヅで殴りつけないことを有り難く思え、陰気な奴め。
二人の会話だけを聞くと、日常的で平穏な一日のように思えるけど…。
入って間もない新入社員たちが身体を震わせているのを見れば、この状況が尋常じゃないってことが簡単に分かるね。
案の定、1分もしないうちにうるさい警報音が会社全体に鳴り響いてきたんだ。

む・の・うが来たってのに、たかがこの程度のトランペット警報か…。
いま一度言えど、この試練は無能ならぬ、チーフ。白昼と呼びしこそ…。
そ・ん・わ・な。
ところで管理人の野郎。まるで何が起こるのか分かってるみたいに怪しいくらいに仕事が上手いんだよな。
心当たりはないか?
うーん、特になし。初日よりさりきと聞きければ、ただ有能ならん…。
チッ、役に立たないな。
ペン持ちたちはどこ行った?
子供は事務職の職員が見えないことに気づき、周りを見回した。
しかし、どこにも職員たちは見当たらなかったんだ。

片っ端より処分されき。多くの死に飛びいだす幻想体もあれば…。
はぁ…つまらん芸術をするんだな。
う~ん…安全チームは全員…教育チームの方へ支援に行ってください…。
気を遣ってあげるべきかもです…まあ…どうせすぐまた状況が悪くなるから大して意味はないだろうけど…。
まーたエンケファリン漬けのカンカンの情けない独り言が始まったな。
部下二人が来てないんだが…み・カ・ンに似てどこかでエンケファリンでもヤってんのか?
いかで分かれるや…?先日、教育チームより部署移動せしティファニーという者が、今薬物によりて気絶せりとな。
…ま・じ・か。
口に咥えていた煙草をポイと落とした子供は呆れたように安全チームの方を眺めると…。
すぐに顔を背け、ポケットから新しい煙草を取り出して火を付けた。

残り一人…あのハゲは?
さだめて…安全チーム内部に落ちし碑石を処理せる最中と思う。
お前もそこに行くのが良さそうだ。み・カ・ンがエン・ファ漬けになって言った言葉は無視する。
確かに…管理人もそれを望めめり。
支援は俺1人で行こう。
疲れ切っている子供が同意するように頷く、子供は誰よりも早く*42廊下を渡り始めたの。
そして…教育チームに到着するやいなや誰かに答えた。

腹が減ったと泣き言を言うのはそこまで。
他の職員が追いかけてきたわけじゃないんだ。
かといって、先に戦ってた教育チームの2人と対話してるわけでもないの。

目の前に獲物が見えないか?
笑顔の宿った子供に赤眼(せきがん)は閉じていた目を全て開けて、咆哮するように震えたんだ。
はぁっ!この気配は…ウーティス殿!安全チームから支援が来たのである!
殿じゃなくて、チーフだ!
けほん。丁度6発目を撃ったところだし良いタイミングだ。支援は安全チームチーフのお前ひとりか?
……。
人が聞いたんなら返事を―
善のために血を見る意志?そんな面倒なモンは無くても血を見ることはできる、しゃ・こ。
…E.G.Oと騒いでるせいで聞こえていないのか。
たまにだが、ああいう風に…特定のE.G.Oと感応する職員たちがいる。
じゃ、じゃあもしや今から噂でしか聞いたことのない良秀殿のE.G.O二刀流が見られるということでありまするか!?
そんなのを見物している時間はない。処理するまでに一度、光と共にクリフォトカウンターが減少するはずだから対応準備を…。
教育チームチーフの言う通り、碑石は紫色の光を帯びていたけど…。
それが発散される前に子供は空中に飛び上がり、2つのE.G.Oを振り上げた。
まともに学んだというよりかは、センスに依存するかのような身のこなし。
型に囚われない、E.G.Oの使い方。
とても未熟ではあるけど、見慣れてると言われれば見慣れてる戦闘方法だね。
そう…私を守ってくれた…裏路地の苦痛について教えてくれたあの人みたいに…。

爆ぜちまえ。
子供は2つのE.G.Oウェポンを完璧に扱って、紫色の巨大な碑石を粉々にしたんだ。
…これは結構、あの人と似てるかもしれないね。

人格/良秀/黒獣-卯

(▌=別の兎、=???)
…か・ちく。
▌家畜呼ばわり…してるわけじゃないよな。
▌省略して言うと誤解が生じると言った気がするが。
はぁ…隠された竹簡だ。
子供は言葉が通じないと言わんばかりに溜め息を吐くと、手にしていた小さな木の板を後ろにいた別の者に軽く放り投げたの。
竹を干して平たくしたらしいその板には、筆文字で何やら走り書きがされているんだ。

▌次の指示事項か。
お前が勝手に要約しとけ。どうせまた、何の面白みもない凡庸な殺戮なんだろうさ。
▌…なんだそれは?
子供のこうした振る舞いが常日頃から噂になっていたせいかな。
あの黒獣は今日が子供と初対面だけども、指示を無視してターゲットを仕留めることに愉悦を見いだしているというその言葉に、とりわけ疑問は抱いていないみたい。
むしろ子供が片手に木の板を握って、何かを書きつけている様子のほうに興味があるみたいだね。

ふん。お前が知る必要はない。
▌……。
それもそうだなと言わんばかりに、黒獣はすぐに興味を失ったようで子供が放った板をじっくり眺め始めたの。
彼が要点をまとめている間に…子供が書きつけている内容を覗いてみるのもいいかもしれないね。

[これほどまでに退屈とは。自分に関する記録でも付けて遊んでるほうが、まだ面白いくらいだ。]
[誰かに読まれる芸術作品になることはないだろうが、いつかの自分が見返して回想できる程度にはなるだろうから。]
[ふむ…まずは背景描写。]
[辺りには山のように積まれた無数の死体。その傍らには幾多の刀痕と飛び散る血痕。]
ふっ…ライムだ。
▌何か言ったか?
気にするな。
[今の記憶が薄れる前に、この環境を記しておくとしよう。]
[そうだ。いつの間にか…俺は獣になっていた。]
[確かに輝かしい作品めいた瞬間も、かつてはあっただろうがどこかへ飛んでいってしまったらしい。苛立たしい限りだ。]
[…主君に仕えた記憶もある気がするが、今の感じとは違うのかもしれないな。]
[今の主君にも興味はないが…まぁ、いつだったとしても単に俺に轡(くつわ)をはめる相手が変わっただけだろう。]
[ただ噛まされた轡(くつわ)に繋がった紐に従って動き、その場にあったものを斬るか切り落とすだけ。]
[今日もそうだったし…あの竹簡に書いてある内容もまぁ、大して変わらんだろう。]
[ただ、その瞬間に咲き誇る刹那の美しさから喜びを見出すことだけが愉しみというべきだろうか。]
[ああ、そうだった。先日は黒獣と刃を交えることもあったな。]
[俺たち兎以外にも、黒獣はあともう11族あるから…。]
[恐らく今の主君が、どこかの主君と揉めたのかもしれない。いいことだ。そんな風に子供みたいに暴れ回ってくれればありがたい限りだ。]
[その方が少しは楽しくなるだろう。]
[いっそ、揉めた相手が昔の俺の主君だとか…。ふむ。いかにも陳腐なクリシェだが、実際に遭遇すればそれはそれで…。]
▌おい。
…いいところで水を差してくるんだな。
くだらない話で、俺の筆を止めたのなら…。
子供は少なからず怒ったのか、今にも筆を握り直して相手を突き刺しそうな勢いで黒獣を睨んだけど…。
その者はどこ吹く風といった様子で、冷ややかな視線を送りながらぱたぱたと動かしていたの。

▌飛び跳ねる時間になっただけだ。
チッ。
子供は、きっと自分の戦う姿も記録しておきたかったのかもしれないね。
不要な記憶は黒獣に必要ないから、いつでも風化してしまう可能性があるからね。
だけど緊迫した任務の現場で、悠長に板へ墨を染み込ませていくことはできないんでしょう。

黒獣だ!卯、卯を送ってきたぞ!
…だからこそ、今回は直接覗いてみるのがいいかもしれないね。
…ほぉ。
子供の目が何か面白いものを捕らえたらしく、丸くなっていくんだ。
そしてすぐに、面白がるように口元がにやりと吊り上がったの。

高そうな服を着ているな。
どこで見かけたか…。
ひ、ひぃっ!
お、お前は…。
俺?俺は良―
▌正気を失ったのか。
▌俺たちは兎だ。
…チッ。
▌互いに問いかけることもなく。
▌互いの居場所すら知らない。
▌しかし指示事項で定められた時が来れば、必ず群れを成す。
▌集まり、指示を遂行し、そして散る。
くそっ…俺の黒獣所有権さえ全部奪われてなきゃ…。
あのわけの分からない賭けに乗って、黒獣まで賭けてしまうとは…。本来なら卯は…!
…あはぁ。
子供はようやく自分が何を面白がっていたのか気付いたように、短い歓声を上げたんだ。
微かな記憶があるな…そんな主君もいたか。
安定的だな…こういうクリシェ。
ま、待て!もしお前が俺を知ってるなら…!
▌はあ…いや。知ってなどいない。
ズボンの裾を掴んで泣きつこうとする彼に、子供と一緒に来た者は溜め息を吐きながら割って入ったの。
子ども*43が事を台無しにするほど愚かでないことは分かっているけど…黒獣には守るべきものがあるからね。

▌知る必要もなく、知ってもいけない。
▌俺たちは黒い獣。
▌忘れるべき者の顔など、知りはしない。
ああ…そうだ。そうだよな。
楽しい時に割り込まれれば腹が立つはずだけど、子ども*44は意外にも落ち着いてるんだ。
むしろ…好都合だって思ってるみたい。
…そうだね、そういうことだろうね。

俺たちは散らされ、そして散りゆくのみ。
自らのクリシェを締めくくる最後のセリフが整いつつあるから…。
ただ…黒毛の獣を信じたお前の過ちが大きかったんだろう。そうじゃないか?
…あんなにも楽しそうに笑ってるんだろうね。

台詞

人格/良秀/LCB囚人

人格獲得良秀。よりょしゅく…ぷっ。
朝の挨拶どうして朝からうろついてるんだ?乾電池でも探してるのか?
昼の挨拶あぁ、怠いときは食後の喫煙ほど良いものはない。
夕方の挨拶ここの人間はつまらん。本当の作品を見れば開眼するだろうに。
対話1それっぽい芸術を見てからだいぶ経ったな。近頃はどこかで見たことあるようなものばっかり大量生産しやがって。ふん。
対話2俺とつるみたいなら、ライターは持って回れ。時計。
対話3今が何時か言ってくれるんじゃないなら話し掛けるな、面倒だ。
放置先に話し掛けて消えるのは…どの路地の風習だ?
人格編成芸術を見せてやろう。
入場それっぽい芸術なら、もっと良いだろうに。
戦闘中の人格選択ライターは持ってきたか?
攻撃開始芸術が何か見せてやろう。
敵混乱時待て。まだ終わってない。
混乱時チッ!
敵討伐美しくはないな。
味方死亡見てくれが悪いな。
選択肢成功美しい作品を一つ創り出した。
選択肢失敗言う通りにやったよ。
戦闘勝利つまらん。興すら乗らなかったな。
EX CLEAR戦闘勝利たかがこの程度で浮かれてちゃ、芸術家の資格はないってことだ。
戦闘敗北芸・失・人・長。芸術は失敗したが人生は長い。

人格/良秀/南部セブン協会6課

人格獲得お前は…芸術の極至を見たことがあるか?俺はそれを探しに来た。
朝の挨拶朝の鍛錬?そんなのをどうして俺が?俺は俺がやりたいように剣を振るからな。
昼の挨拶きょ・め・ひ・ぱ。今日は面倒だから昼メシなんかパスだ。
夕方の挨拶闇が敷かれたとき、隠れている情報が顔を出す。そのときに首を斬ればいいのさ。
対話1同じ方法で剣を振るのは面白くない。
対話2俺の情報によると…俺以外は全員阿呆だ。
対話3いつか俺だけの剣術を作りたい。おい、そんな感じで訓練相手になるつもりはないか?
同期化後の対話1誰よりも迅速に情報を伝達するためにはな…一つ一つ全部話すのも時間の無駄だ。わ・だ・こ・げ。(分かったかダンテ?これが芸術だ。)
同期化後の対話2お前の頭は本当にな…初めて聞く技術だよ。もし頭を斬るときが来たら他の阿呆じゃなくて俺に渡せ。
放置ふん、そうしたところでお前が行く場所は読めている。
同期化進行ふん、既に予想済みだ。
人格編成わ・だ・こ・げ。
入場芸術というものを見せてやろう。
戦闘中の人格選択必要な情報は見つかったか?
攻撃開始処理する時間だ。阿呆ども。
敵混乱時弱点は把握した。
混乱時うっ!
敵討伐剣・創・芸・極。
味方死亡わ・だ・よ・ろ。
選択肢成功情報と同じだ。芸術的だな。
選択肢失敗分かってるな?ダンテ、よろしく。
戦闘勝利未だ究極の芸術に到達するには、まだまだ遠いな。
EX CLEAR戦闘勝利あぁ、これが…剣・創・芸・極。
戦闘敗北この作品は…失敗作だったようだな。

人格/良秀/黒雲会若衆

人格獲得気に食わないものがあれば…俺は影ですら斬ってみせる。
朝の挨拶剣を研いてる。一日を始めるのに、これより有意義な行動はない。
昼の挨拶剣を拭いている。一日の半分を締めくくるのにこれより適した行動はない。
夕方の挨拶剣を手入れしてる。一日の最後に終止符を打つのに、これより価値のあるものはない。
対話1一人で歩き回る方が楽だ。みんな邪魔だ。あぁ、一人を除いてな。
対話2無駄は言葉は控えるのがいい。人によっては喧嘩を売っていると思われることもあるからな。
対話3唯一、ロージャ嬢とは気が合うっちゃ合うな。躊躇無く刀を交わせる相手というべきだろうか?
同期化後の対話1ここは人が無駄に多い。半分の半分までに減らしてもかなり楽になるだろう。どう思う?
同期化後の対話2より完璧な芸術のためならば…この程度の恩は着てやろう。
放置おい、今何も言わずに消えたのか?これまた面白い時計だな。
同期化進行究極の剣術を見せてやろう。
人格編成刀は研いておいた。
入場鋭利な刀で創り出す芸術が見たかったか?
戦闘中の人格選択戦うつもりじゃないよな?
攻撃開始足手まといだけにはなるな。
敵混乱時剣を研ぎ損ねたか?
混乱時チッ!
敵討伐結構良く研げたな。
味方死亡しばらくは楽になりそうだ。
選択肢成功なんか気が合ったな。
選択肢失敗邪魔するからこうなるんだよ。
戦闘勝利よく見ろ、阿呆ども。剣術とはこういうもんだ。
EX CLEAR戦闘勝利今回は、十分な血を見れた気がするな。
戦闘敗北一人でやったら、もうとっくに終わってただろうな。

人格/良秀/りょ・ミ・パ厨房長

人格獲得来たか?パイでも一つ食べてくか?
朝の挨拶あ・や・て・な。えい・じゅん中だ。
昼の挨拶しばらく客が集まってくる頃だな。材料の在庫がなくならなきゃ良いが…。
夕方の挨拶すまないな、今日の分のパイは売り切れだ。…まぁ、その片腕を差し出してくれるなら作ってやれないこともないけどな。
対話1止まれ。それ以上…入るな。今一番大事な作業中だ。
対話2最近取引してた奴らとは切れたから昔みたいな味は出ないが…努力中だ。
対話3グレゴール…隙あらばシェフの座を狙ってるんだ…。はぁ、片腹痛い。
同期化後の対話1くだらない食堂とは違うものを追求する。それが…味学。芸術だ。
同期化後の対話2クソッ、そんな俺の目を奪うなよ。常連をパイにしたくはないんだ…。…ちっ、どうしてこんなに新鮮に見えるんだ?
放置…特に言うことないなら俺は行く。「8人のシェフ」になるためにはこうしてる時間はない。
同期化進行ついに、8人のうちの1人に…違うって?ちっ、じゃあ興味ないよ。
人格編成手作りの味とは何か見せてやろう。
入場旨い経験を期待しよう。
戦闘中の人格選択予約注文か?
攻撃開始お前はどんな味だ?
敵混乱時血は確実に抜くのがいい。
混乱時チッ…。
敵討伐やっと、使えそうになったな。
本人死亡俺が…材料になるとは思わなかったな…。
選択肢成功うん、良い料理方法だったな。
選択肢失敗クソッ、焦がした。
戦闘勝利材料がいっぱいだな。
EX CLEAR戦闘勝利これくらいなら…早期完売の心配はしなくても良さそうだな。
戦闘敗北チェッ…大丈夫だ。材料はまた探せば良い。

人格/良秀/W社3級整理要員

人格獲得呆れたよ。ひ・引なんてしてろとは。
朝の挨拶朝の教育に集中しろ…面倒ごとは起こすな。
昼の挨拶食事…?勝・食。この時間に出てるだけでイライラすんだよ。
夕方の挨拶夜か…じき、列車が戻ってくるだろう。ようやく面白いことになりそうだ。
対話1ただ列車を整理し、清掃する…。はっ、これはそんな単純な作業じゃない。一種の芸術だ。
対話2扉が開かれれば、そのたびに毛色の違う芸術品がその場に陳列されている。
何千年もの間積み上げられた美学を観察できる機会だなんて、想像するだけで楽しくならないか?
対話3一件でも多く列車整理に投入されなきゃならないってのに、突然新入りの教育をしろって…
おい、てめぇが上に何か言ってみろよ。
同期化後の対話1たまに…まだ彫刻されていない芸術品が歩いたり飛び回ったりすることがある。その大多数は様々な乗客が固まっている状態だったな。
俺はそのままの姿で美しいとは思っているが…結局剝がさなきゃならないってのは…少し苛つくな。
同期化後の対話2最も素晴らしい点か…もちろん話せるさ。それは、この芸術品全てがこうなるとは思わず自ら列車に乗って芸術品になったという点だ。
いや、知らなかったんじゃなくて…知ろうとしなかったというべきか。このアイロニーが素晴らしいんだ。
放置ふうぅ…このクソみてぇな待機はいつ終わるんだ。身体がうずうずしてくるな。
同期化進行ふん。実力を認めたんなら人間管理じゃなくて現場清掃作業に俺を配置しろ。
人格編成ついに現場投入か。
入場整理の時間だ。
戦闘中の人格選択割り込んでくるな。ちょうど…イイ時だ。
攻撃開始俺が目に刻んでやろう。
敵混乱時もう終わろうっていうのか…。
混乱時はっ。
敵討伐仕上げ。
本人死亡はっ、これも…かなり前衛的だな…。
選択肢成功問・無。
選択肢失敗ク・ソ。
戦闘勝利悪くはなかった…じゃあ、次の列車を待つとするか。
EX CLEAR戦闘勝利見事な展示会だった。はっ、こりゃぁむしろありがたいって言う方が良いか?
戦闘敗北惨いな。…いや、降格されたら現場投入がもっと多くなるってことか?

人格/良秀/LCCB係長

人格獲得良秀、通・良…ん?無線機でこういう話し方は駄目だと?縮めて話すな…?なんでだ…新参だからって?はぁ…。
朝の挨拶羨ましいな。朝の教育がなくて。こんな退屈な反復作業を毎日のように
やらなければならないおぞましさを知る必要があるだろうに。
昼の挨拶食事は各現場に合わせて配給されるもので適当に済ます。…煙草でもふかす方が、遥かに味が良い。
夕方の挨拶この会社は新入りに毎日夜な夜な精神教育をしなきゃ倒産でもするのか…?はぁ…。
対話1「我々ビフォーチームはみんなの代わりに道を切り開く重要な任務を任された職員です。皆さんが血を流しながら…」
クソッ、耳にタコができるくらい唱えてたら口に引っ付いちまった。
対話2次に参加する作戦はU社のとある港船だそうだ…。まぁ、俺にはよさげな仕事を振ってくれないだろうけど。
対話3つ・マン・ネ。3課が一番キツイからわざわざ志願したってのに…こういうキツさもあるってことか…。
同期化後の対話1この散弾銃が一番使えるな。このくらいのものを残して失せたんだし、
チーフの奴に感謝の気持ちを込めてお返しに行くか。
同期化後の対話2目敏い奴は教育を少し聞いてたらこんな風にくたばりやすい職場ってことが分かるだろう。
おかげで一件マトモに遊べそうなことになった。ソロ・プ開始だ。ふっ。
放置はっ…ヤニが…切れたか…。
同期化進行こちら良秀、作戦編成人員全員が死亡して…。なんだよ、無線もイカれたか…。
よし、ここからは俺の世界だ。
人格編成やっと少しは仕事らしいことを任せるのか?
入場弾丸一発装填。
戦闘中の人格選択お?無線か?聞こえるか?
攻撃開始叩き潰して爆ぜさせよう。
敵混乱時姿勢が崩れたか…次ははらわたをぶっ飛ばしてやる。
混乱時チッ…。
敵討伐タ・む。いや…ターゲット無力化。
本人死亡くっ…ちぇっ、こんなすぐ…追いかけることになるとはな。
選択肢成功散弾銃には色んな問題を解決する力もある。ふっ。
選択肢失敗俺のせいじゃない。粗雑な装備ばかり配った上の奴らのせいだ。
戦闘勝利作戦終了。指定された場所へ復帰する。LCCB / 事・観 / 3課。復帰人員は…一人だ。
EX CLEAR戦闘勝利作戦も苦境と思わしき変動座標を確保。これを持って帰還する。ふん、せいぜいもてなすんだな。
戦闘敗北作戦は失敗だ。全員くたばって帯に短しタスキに長しだ。ちっ、あのお偉いLCCAがどうにか処理するだろ。

人格/良秀/南部リウ協会4課

人格獲得はっ。訓練室で繰り広げられる芸術が気になるのか?
朝の挨拶外がうるさい。また朝メシを食おうってうるさいみたいだな。ふん、身体を鍛練することより楽しいことはないってのに。
昼の挨拶日が中天にあるって…?関・無。仕事じゃないならわざわざ俺を呼ぶ必要はない。仕事以外にここを離れるつもりはない。
夕方の挨拶人が寝て目覚めるのに大きな条件があるわけじゃない。疲れたら眠りに就き、回復すれば目が覚める。空間は重要じゃない。知ってるか?この木人椿にもたれて寝るのはなかなか楽なんだよ。ふっ。
対話1あたたか、和睦。それがリウの基調とな。はぁ。そうか、勝手にほざいてろ。俺が学んだリウの行動綱領は炎のように燃やすこと。それだけだ。
対話2火花は強力で華麗だが、同時に細くて惰弱だ。常に強力である炎になる方法は、休む暇無く薪を入れることだけだ。その方法は、ただ絶え間ない訓練のみ。
対話3火傷の痕と強化刺青は似てるところが多い。描くときは燃え上がるように痛み、段々と皮膚を別の色に染めていくという点。…そして、満たすほどに強くなるということ。
同期化後の対話1はっ!どうすれば身体が木片よりもか弱くなれるんだ?飛び出す火花が惜しいほどだ。…いや、あちこち身体がよじれるザマは少し興味深いか。ふっ。
同期化後の対話2連・打。そして一・手。休む間もなく追い詰める拳撃の最後を締めくくるには、肉を貫き灼き付けるこの一撃がふさわしい。よく焼けた肉にワインが添えられるのとそう変わりないな。
放置ふっ。なんだ、火がご入り用か?
同期化進行部長…。耳が痛くなるほど喚いてくるだけかと思いきや、こんな役に立つ技術を全部教えてくれるのか。ふっ、締めくくりに使えそうだな。
人格編成仕事なら、行く。
入場動く木人椿、面白そうだ。
戦闘中の人格選択失せろ。集中してる。
攻撃開始招式,一番!
敵混乱時まっすぐ立て。木人ほどの能も無い奴が。
混乱時チィッ…!
敵討伐チッ、もう壊れたか。役立たず。
本人死亡はぁ…あぁ。動かない木片じゃ…無理だったか。
選択肢成功無駄なことをやらせやがって。
選択肢失敗無駄なことをさせた結果だ。
戦闘勝利終わったか。まぁ、たまには本当に動くものを相手するのも悪かないな。勝敗が既に決まってるってのは面白くないが。
EX CLEAR戦闘勝利訓練場ほどの楽しみすらくれないのか。圧倒的だと面白みもないな。また訓練にでも没頭するか。
戦闘敗北負けただと…?信・無。この程度の柔い木片に負けるなぞ。俺の訓練方法が間違っていたのか…?

人格/良秀/エドガー家チーフバトラー

人格獲得迅・正。そんなのでバトラーと言えるか?退け、俺が見せてやろう。迅速かつ、正確に…。
朝の挨拶バトラーの朝は、主人の朝よりも2時間早くやってくる。叩きのめしてでも起こせ。
昼の挨拶食事係はどこで何をしてるんだ?雇用主たちの昼食が五分遅れたぞ。ふざけているのか?お前らも夢・夜・く・への刑に処されたいか?
夕方の挨拶ナイフとフォークを確実に研いでおくように。バトラーの本当の愉しみは「深夜警備任務」にあるからな…ふふっ。
対話1俺は長く引き延ばして話すのが好きじゃない…だが仕事ぶりが情けない奴らのせいで、長口舌*45をふるうことになるんだ。はぁ…チーフバトラーもつらいな。
対話2整理をこんなふうにやらかすと…急いでいるとき、一体どうやって食器を取り出すつもりなんだ。呆れた…。よく見ろ。最初から教えてやる。もう七回目だが…。
対話3狩りの時間まで残りわずかだ。今回の目標は…一時、苦楽を共にした奴だから気にはなるが…。ちっ、とにかく俺が処理する以外に方法はないからな。グレゴールめに連絡はついたか?
同期化後の対話1退け!あいつは…チッ。話すと長くなるな。お前らの虫けらみたいな攻撃じゃぁ役にも立たないから、邸宅に戻って残りの掃除でも終わらせてろ。あれは…俺が引き受ける。
同期化後の対話2結局こうしてまた会ったか…かなり妙な気分だな。こういう帰郷は、チーフバトラーとしては気に食わない。少なくとも…過激な歓迎会を開かなきゃ釣り合わねぇな。ふっ。
放置ぼーっとしてないでナイフでも研いでろ。はぁ…口が酸っぱくなりそうだ。
同期化進行そうだ、終わりを見るときが来たな…ヒースクリフ。奴は俺が処理しなきゃならない…「家事」だから。
人格編成ご主人の野郎の意に従い、準備完了。
入場ハンティングカトラリー、準備完了。
戦闘中の人格選択出しゃばらないで俺の後ろに立ってろ、ご主人め。
攻撃開始戦闘応対に出る。
敵混乱時目を閉じる準備をして…。
混乱時チッ…。
敵討伐今すぐ、夢を見に行け。
本人死亡けほっ…まだ…ご主人の野郎の面倒を見なきゃ…ならんのに。
選択肢成功ふん、整頓終わり。
選択肢失敗まぁ、業務範囲外だった。甘受しろ。
戦闘勝利「家事」を解決したなら早く戻れ。遅く寝たせいで明日の午前業務が適当になったら全員く・へだ。
EX CLEAR戦闘勝利戦闘応対は成功した。悪くない動きだった。今から別の「家事」に戻ろうか。
戦闘敗北狩りは失敗だ…補うべき点が沢山見えるな。ふぅ、バトラーたちも問題だが…ご主人め、確実な再教育が必要だな。

人格/良秀/20区ユロージヴィ

人格獲得煙草1箱で掘削ねじ5本?そんなこと言ってるってことは、お前の頭のねじが外れたみたいだな。
朝の挨拶…朝からご苦労なことだ。まぁ、勤勉なのは悪いことじゃないさ。
昼の挨拶この時間になると時間もない奴らが裏路地で彷徨いてるんだ。ぷふっ、そうして結局は時間が足りなくなって遅くなる姿は結構笑える。
夕方の挨拶そろそろ夜か。探偵の野郎が芸術の素材を渡してくれる時間だ…。はぁ、俺はこのときが一番わくわくするのさ。
対話1次は団・テか?はぁ、時計…お前を呼んだわけじゃない。
対話2貨幣は詰まるところまやかしにすぎない…今すぐ使える物同士交換する方が、より理にかなっていると見るべきじゃないか。それより良いのは、手ずから工具を持って必要な物品を自ら作り出すことだ。
対話3壊れた機械は…叩けば言うことを聞く。
同期化後の対話1煙草が燃えていくのは時間が流れるってことで、その姿は時間に沿って死が近づくのと同じだ。ここの倒れた成金みたいにな…ふっ、かなり前衛的な芸術さ。
同期化後の対話2ユロージヴィの理念…?興味ない。ただあいつらの活動に宿った美学が気に入っただけ。カネの代わりにモノで煙草を交換するってのも悪くなかった。
放置ユロー…ムリョウジヴィ。ぷふっ。
同期化進行ふん、存分に撮ってけ。どうせなら散らした血がよく写るように撮るんだな。
人格編成面白い。これは俺に任せろ。
入場名簿にある奴ら全員命・墓だ。
戦闘中の人格選択相手してて味が出るやつらだと良いんだがな。
攻撃開始打倒する。
敵混乱時持ってる奴らからかっぱらって…。
混乱時チッ。
敵討伐その時間をばら撒こう。
本人死亡悪くない…ふぅ。結局俺も再分配されるって…点は。
選択肢成功見たか?観覧料は猿煙草1箱。
選択肢失敗…こんな味気ない活動は好かない。
戦闘勝利ふむ、発明品が上手く作動してるな…油をもう少し塗ってやっても良かったか。
EX CLEAR戦闘勝利完璧。よく考えてみると鉄の塊で作った発明品で、ぶっ壊れた高い頭(ず)を壊すのもかなり美学的だな…。
戦闘敗北今回の団・テは失敗か?まぁ、関係ない。息ができている限り時間は稼げるからな。

人格/良秀/ロボトミーE.G.O/赤眼・懺悔

人格獲得やっと少しは見つめてられる眼になったな。そうだ、俺はお前の獲物じゃない。
朝の挨拶星も月もない天井にぶら下がってばかりいんだから、ずっと真夜中も同然だな。
チッ、俺も同じか。
昼の挨拶紫の白昼か…またまた修羅場の広がる光景だな。ふっ、今回もどこから来やがったのか分からんあの芸術的な碑石が見物できそうだ。
夕方の挨拶そろそろ隔離室で失踪した奴らの声が聞こえてくる時間だ。まぁ、子守歌にはぴったりだな。
対話1繭が増えたか。あの中の阿呆どもを助けるつもりは少しも無いが、鑑賞が早く終わっちまうのは残念だ。
対話2あいつが繭を作るのは、あのガキを腹一杯喰わせるためだったっけか…。
フン。そんな心なぞ、タダの呪われた本性に過ぎないさ。
対話3あのクソッタレな緑のカンカンは、まだエンケファリンに酔ってるんだろうな。
安全チームについて気になるもんがあんなら、背中に棺を背負ってる陰気臭い奴に聞け。
同期化後の対話1この蜘蛛ヅラと気が合って髑髏(しゃれこうべ)までブン回すことになったのは気に入ったが、無駄にうるさくしてくるのは微妙だ。
片方はとかく飯くれってブツブツ言うわ、もう片方は善とか正義とか一日中講釈垂れてくるわ。
同期化後の対話2戦わねぇビビりは邪魔にならねぇようにエレベーターへすっこんでろ。
戦える奴らは固まってジッとしてろ。動いて奴がしくったら、そのままた・い・らだ。
放置回りが静かだな。管理人の野郎…予め処分弾でも打ってたか?
同期化進行こんなに良く手懐けられたE.G.Oを見たことがあるか?この目が多い武器、他人のモンに思えないんだよな。
人格編成さぁ、髑髏(しゃれこうべ)と蜘蛛ヅラ。叩き潰しに行くぞ。
入場1黙れ、しゃ・こ。誰をブン殴るかは俺が決める。
入場2待ってろ、く・ヅ。すぐに喰わせてやる。
戦闘中の人格選択この眼はそんなに長く見るなよ。惑わされても助けないからな。
攻撃開始ドタマずらすなよ。
敵混乱時喰いやすくなっただろう。く・ヅ。
混乱時俺も分かってるから黙れ…。
混乱時くっ…。
敵討伐俺の罪は俺が勝手に片付ける、しゃ・こ。
本人死亡眼々は閉じ…光が遠のいてるな…。
選択肢成功愛着を持って覗き込んでみる価値のある芸術だった。
選択肢失敗幻想体図鑑は読んで指示を下したのか、管理人?
戦闘勝利はっ、他の部署ももう一悶着したのか。帰り道に見物できる作品が増えてそうだな。
EX CLEAR戦闘勝利勘違いするな…しゃ・こ、く・ヅ。お前らのおかげで俺が強くなったんじゃない。俺が強いからお前らをブン回すんだ。
戦闘敗北じきに甘美なトランペットの警報と悲鳴が聞こえてくるだろう。お偉い管理人の野郎が収拾つけようってまた大騒ぎするんだろうな。結構面白い見物になりそうだ…フッ。

人格/良秀/黒獣-卯

人格獲得まだ定められた時期じゃないんだし…この高・煙くらいは最後まで吸い切ってもいいだろう。
朝の挨拶阿呆どもが慌ただしく動き回っているのを見るに、熟睡する時間か。…知らなかったのか? 兎は元々夜行性だ。
昼の挨拶今のうちに一本吸っておかないと、あとで煙草をくゆらせる暇もなくなるからな。影にじっくり漬け込まれた獣どもを呼び寄せるつもりじゃないなら、夜の空気は綺麗な方が良いだろ。
夕方の挨拶月が傾いた。飛び跳ねる時間か…。ふっ、楽しみだな。今日はまた、どんな血祭りが繰り広げられることやら。
対話1R社の兎と比べるのは、耳の遠い愚か者のすることだ。 根は同じかもしれんが、あいつらと俺たちとでは、食んできた草から違う。
対話2…卯も黒獣も、俺を示す名にはならない。呼ぶときは良秀と呼べ、主君。
対話3芸術も解さないつまらない兎どもだが、無駄口を叩かぬ会話の短縮は気に入っている。命令さえ守れば、俺のすることにあれこれ口出しする者もいないからな。
同期化後の対話1この武器に刻まれた文字は、ただの飾りじゃない。Q社の呪縛が込められた逸品だ。…だからといって俺の刀と比べるほどではない。この刀には…何物も及びはしないからな。
同期化後の対話2よくあることだ。昨日まで同じ飯を食らっていた獣が、今日は仇敵の轡(くつわ)を噛まされてるのも、今日まで忠誠を尽くしていた主君が、明日には喰らい尽くされる獲物になるのも。
放置主君。黒毛の獣は昔より信じるなと言われている。肝に銘じるように。
同期化進行信じていた獣に喉笛を噛み裂かれる気分はどうだ? ゆっくり話してみろ。急かしたりはしないからな。
人格編成やっと呼んだか。尊命。
入場飛び跳ねる時間。
戦闘中の人格選択もっと処理する獲物でもあるのか?
攻撃開始黒獣 卯、飛び跳ね準備。
敵混乱時はっ。まだ死ぬなよ。
混乱時チッ。ちょっとだけ待てよ…。
敵討伐ふん、価値なし。死ね。
本人死亡あぁ⋯チクショウ。楽しい…時間だったってのに。
選択肢成功暇潰しにはなるな。
選択肢失敗こんなことで、黒獣の時間を無駄にしたのか?
戦闘勝利つまらん狩りだった。無駄に長引いたせいで血痕がだらだらと広がって、なんの美しさも残らんかったな…。チッ。
EX CLEAR戦闘勝利いいぞ…。生動感あふれる、いい空間になった。次の獲物もこうならいいんだが。
戦闘敗北逆に狩られるとはな…。逆説的なことが嫌いなわけじゃないが、あまり…愉快じゃないな。

戦闘中ボイス

人格囚人対応スキルセリフ音写
南部セブン協会6課良秀《スワッシュ》베어내주마.(細切れにしてやる。)ベオネジュマ
黒雲会若衆良秀《後始末》끝이야.(終わりだ。)クッチヤ
りょ・ミ・パ厨房長良秀《何でも料理できるさ》너.맛.최.재.(お・う・さ・ざ。)*46ノ マ チェ チェ
エドガー家 チーフバトラー良秀《応接道第二式 く・へ》*47영원한 잠으로 인도해주지.(永遠の眠りに連れてってやる。)ヨンウォナン チャムロ インドヘジュジ
ロボトミーE.G.O::
赤眼・懺悔
良秀《ドタマを割る》더 먹어치워라!(もっと平らげやがれ!)ト モゴチウォラ
《ガチでドタマを割る》지금이다. 해골바가지, 거미대가리!(今だ、しゃれこうべ、蜘蛛ヅラ!)チグミダ ヘゴルバガジ, コミテガリ
黒獣-卯良秀《呪いが刻まれた剣をブッ刺してやろう》숨통 끊기.(息の根の仕舞い。)スントン クンキ

ダンジョンイベント

非常に高い他に大勢いるってのに、あえて俺がやらなきゃならんのか?
高い他に大勢いるってのに、あえて俺がやらなきゃならんのか?
普通やり応えがありそうだ。
低い勧めはしないが、おりゃぁ頼んでくれたら嬉しいよ。
非常に低い逆境に打ち勝つことは美しいものだ。
結果※人格ごとの選択肢成功/失敗を参照

小ネタ

報告書
公式Twitter画像・映像
その他
  • 名前は「りょうしゅう」。これは原作である「地獄変」の原作「宇治拾遺物語-絵仏師良秀」から取ったもの。地獄変では「よしひで」。
  • すべての人格において初期人格の大太刀を所持しているが、初期以外の人格で戦闘に用いることはない。
    • 刀を使用する黒雲会若衆人格においても自前の物とは別の黒雲刀を使用。
    • その初期人格でも鞘からは抜かずに殴りつけ・・・もとい斬りつけており、E.G.Oでも居合の姿勢から抜かずに振り抜いていると、徹底して鞘から抜いて使う様子がない。
  • 全囚人で唯一、幻想体の観測報告書を書いたことがない。まともな報告書にならないのは火を見るよりも明らかだし

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Tag: キャラクター


*1 燻る/煤けた/くすんだ 緋色
*2 ヘビースモーカー
*3 注釈で条件記載
*4 11→15:
自分の速度が対象より3以上高ければコイン威力+1
対象の破裂が4以上なら、コイン威力+1

*5 16→20:
自分の速度が対象より3以上高ければコイン威力+1
対象の破裂が4以上なら、コイン威力+1

*6 17→26:
自分の速度が対象より高いほどコイン威力+1(速度差2につきコイン威力+1,最大2)
対象の破裂が15以上なら、コイン威力+1

*7 13→15:
自分の速度が対象より高いほど、基本威力+1(速度差2につき基本威力+1,最大2)

*8 18→20:対象に斬撃脆弱がある場合、スキル威力+2
*9 17→23:充電回数が10以上なら、コイン威力+1
充電回数が15以上なら、追加でコイン威力+1

*10 11→31:充電回数が7以上かつ15未満なら、保有している充電回数を全て消耗し、体力最大値の3×(15-消費した充電回数)%だけ体力を消費してコイン威力+5
充電回数を15消耗し、コイン威力+5

*11 充電回数5につき、基本威力+1(最大3)
*12 10→11:自分の呼吸が7以上なら、コイン威力+1
*13 14→16:自分の呼吸が7以上なら、コイン威力+1
*14 13→19:自分の呼吸7につき、コイン威力+1(最大2)
*15 11→14:対象の火傷が6以上なら、マッチ威力+1,対象の火傷が10以上なら、コイン威力+1
*16 14→17:対象の火傷が6以上なら、マッチ威力+1,対象の火傷が6以上なら、コイン威力+1
*17 12→17:対象の火傷が6以上なら、マッチ威力+1,対象の火傷が6以上なら、コイン威力+1
*18 11→14:対象の速度が自分より低ければ、対象との速度差2につきマッチ威力+1(最大3)
*19 16→19:メインターゲットの速度が自分より低ければ、対象の速度差2につきマッチ威力+1(最大3)
*20 18→23:対象へバ・目があればマッチ威力+1
対象の速度が自分より低ければ、対象の速度差2につきコイン威力+1(最大2)

*21 11→13:自分の振動回数が4以上なら、マッチ威力+2
*22 13→17:自分の振動回数が4以上なら、マッチ威力+1,コイン威力+1
*23 13→19:自分の振動回数を8消耗してコイン威力+1
対象の振動が6以上なら、コイン威力+1

*24 13→23:自分の振動回数の2倍だけバリアを得る(最大10)
*25 12→16:赤眼が7以上ならコイン威力+1
懺悔が7以上ならマッチ威力+2

*26 16→22:赤眼と懺悔の合計が15以上なら、コイン威力+1
対象の出血が6以上なら、コイン威力+1

*27 17→33:赤眼と懺悔がそれぞれ15以上なら、「ガチでドタマを割る」として発動
保有している赤眼と懺悔を全て消耗
消耗した赤眼5につきコイン威力+1(最大4)
消耗した懺悔5につき基本威力+1(最大4)

*28 呼吸回数が5以上なら、呼吸回数を得る代わりにコイン威力+(最大共鳴数÷2).最大3
*29 呼吸回数が5以上なら、呼吸回数を得る代わりにコイン威力+(最大共鳴数÷2).最大2
*30 37→39:対象に火傷がある場合、スキル威力+2
*31 42→46:対象に火傷があればスキル威力+4
*32 37→39:対象に火傷がある場合、スキル威力+2
*33 42→46:対象に火傷があればスキル威力+4
*34 30→34:メインターゲットの速度が自分より3以上遅い場合、コイン威力+4
*35 33→40:メインターゲットの速度が自分より3以上遅い場合、最終威力+7
*36 30→37:メインターゲットの速度が自分より3以上遅い場合、コイン威力+7
*37 33→43:メインターゲットの速度が自分より3以上遅い場合、最終威力+10
*38 最大共鳴数だけ、攻撃荷重値が増加(最大4)
*39 最大共鳴数だけ、攻撃荷重値が増加(最大6)
*40 原文ママ
*41 脱字
*42 前々作Lobotomy Corporationにて、赤眼(旧:赤い目)には「職員の勇気ランクが2以上のとき、鎮圧時の移動速度+5」という特殊能力があった。
*43 表記揺れ
*44 表記揺れ
*45 原文ママ
*46 너는 맛있는 최상급 재료야.(お前は美味い最上級の材料だ。)
*47 敵討伐時