今月のニンテンドードリーム その1

先月はマリオの音楽集が付録についていましたが、今月もゲームボーイアドバンスのゲームカタログが付録で付くと言うことで買ってきました。実際、自分はゲームボーイミクロを買って以来、ほとんどミクロしかプレイしていませんので。ミクロは、掌に収まる感じで、持ち運びに便利なのがいいですね。今の主にプレイしているのはマリオアドバンス、スクリューブレーカーどりるれろ、ポケモンピンボールでしょうか。特に、ピンボールは通勤の合間にプレイするのになかなかいいですね。ポケモン自体は全然詳しくないのですけど。どりるれろは、細かいところまで良くできています。ドリルのギアを取ったときの「にぃっ!」「さん!」がかわいい(ぉ。難易度も手頃です。マリオテニスアドバンスは1週間ほどでクリアしてしまい、それ以降はやってませんね。
さて、実際のニンドリの中身についての紹介、感想を以下に。思った以上に長くなってしまったので、分けて書くことにします。

○付録: GAMEBOYmicro対応完全ソフトカタログ

今回の付録は、2005年12月発売予定分まで、全758タイトルを約300ページのボリュームで紹介してます。各ジャンル毎に売り上げの多いもの順に紹介されており、過去の名作を調べる、という意味ではかなり便利な感じです。各ソフトに販売台数まで書いてあり、資料的な価値もありそうです。(画像の著作権表示をまとめたものだけで4ページも使っているところがすごいです。)まあ、さすがにボリュームがあるだけに、誤植がちょっとあるようですけど、そこはご愛敬?
自分は、以下のレビューページを見て、GBAで遊ぶゲームを探していますが、どうしてもレビュー記事だけでは画面がないので、イメージがわきにくいことがあります。今回の特集のように画像付きで紹介してあると分かりやすいですね。
GBA mk2 :: ゲームボーイアドバンスのレビューサイト
自分はGBAは初期の数本しか持っていなかったので、レビューとあわせて、過去の良作を捜したいと思います。

○DS先進2大タイトル紹介「おいでよ どうぶつの森」「ASH」

「おいでよ どうぶつの森」の特集は6ページ。主に、過去のぶつ森からの差分に主眼をおいて説明されています。ただ、自分はどうぶつの森未体験なので、この書き方だと何がどう新しく、わくわくするのかよくわかりません。まあ、買ったときにまとめてすべての要素を楽しむことにしましょう。着替えやら髪型変更やら、とにかくいろんなことが出来そうなので楽しみです。Wi-Fiも、どの程度できるのか注目ですね。

「ASH」は坂口博信氏が率いるミストウォーカーの新作シミュレーションRPG。坂口氏だけに、DSのくせにやたらグラフィックがきれいです。インタビューでは、いかにも坂口氏らしい発言が多いですね。でも、逆に自分は不安になりましたw。妙にグラフィックにこだわっているところは、PS2版FFの画質偏重の嫌な流れを感じます。ゲームとしても「FFやファミコンウォーズが好き」と、あまりに公言しているところも、パクリにならないか心配です。また、シナリオも「ここを自分でやらないと、良い悪いを言うだけの人になっちゃう」と言っていますが、正直FFのストーリーって演出重視、トータルで見たときの一貫性とかそういったものが感じられないんですよね。坂口氏がシナリオを手がけたFFは4,9,10とやっていますが、どれもストーリー自体は印象にないか、いまいちなものばかりです。正直、SFファンタジーばかりでシナリオ家としての底は浅いと思ってます。顔と良い、発想が突飛で表現が大げさなことといい、妙にSCEの佐伯氏と印象がかぶるのは私だけでしょうか?それ以外の、キャラデザインの皆葉英夫さん、音楽の崎元仁さんのコメントは期待できる感じでした。

○聖剣伝説DS

画像などは主にファミ通などで出ている情報と同じですね。キャラデザ、雰囲気は良い感じです。ただ、新約聖剣伝説の評判がかなりひどいので、それはちょっと心配ですが。
GBAレビュー「新約 聖剣伝説」
まあ、今回はその反省か、開発陣に「シャイニングソウル」シリーズのネクスエンターテインメントというところを入れて活性化しているようです。実際、このネクスの方たちはかなり熱意があるらしく、過去の聖剣伝説の詳細な資料をまとめて、元々の開発者を感心させているとのこと。雰囲気も聖剣2に近い感じで、途中にそのイメージと近い感じでアニメも入れる様子。期待しています。
ちなみに、この記事の最後には、『3D版の「聖剣」も!』という見出しで、聖剣伝説4のSSも貼ってありました。機種名は未定のままでしたが、ニンテンドードリームという、任天堂信者臭の強い雑誌にSSが載るというのは、聖剣4レボリューション説もあながち嘘ではない気もしますね。特に、スクウェアはGBAにゲームだそうと訴え続けたが任天堂に断られていた経緯があるだけに、携帯に出す代わりに据え置きでのソフトの要望も受けていることでしょう。FFのナンバリングはグラフィック偏重なのでおそらくPS3でしょうから、その代わりの看板タイトルとして、聖剣をレボに出すことで任天堂とのバランスをとろうというのも、あながち的はずれでないように思います。まあ、ポケモン救助隊みたいに、ほぼ同内容でPS2とレボにマルチ展開、操作法だけ違う、とかもありそうですが。

○FFシリーズ

IV,V,VIについては既存の情報通りですね。注目はFFIIIでしょうか。3D化されるということで、不安を訴える声も多かったですが、写真を見る感じ、かなりい感じです。2chでファミコン版と比較する検証画像も出ていましたが、店の配置やマップなどもFFファミコン版にあわせている模様。単純に3D化して表現力を豊かにしている感じで、好感が持てます。
http://nanashi.ath.cx/up/src/up6000.jpg
あとは、心配なのはシナリオですかね。1から3は、シナリオが寺田憲史氏。きまぐれオレンジロードなどの原作者でもあります。特に2はシナリオがすばらしかったですね。1も、ガーランドとの絡みを最初と最後に持ってくるタイムトラベルネタは面白かったです。ただ、3は今一印象に残っていない。ジョブシステムというゲーム的要素が強すぎて、今一シナリオはお使いが多かったような記憶があります。あとは、最後の鬼のように長いダンジョンですかw。自分は、自分がクリアした後、友達がやってられんと投げたやつも友達の家でプレイし、3時間ぐらいかけてクリアしたのでより一層その疲れた印象が強く残っています。
ということで、このシナリオをどう変えてくるのか、注目ですね。大きく変えると新約聖剣伝説同様非難必死でしょうが、全く同じでも、新しくプレイする人には味気なく映ってしまうかも。良いバランスになっているといいのですが。