人に相談ごとを受けたときのコツ

 人に相談ごとを受けたときのこころがけ。ついつい、相手のためを思って『〜すべきだよ。』『〜した方がいいよ。』と言いがちです。

 でもちょっと待った! 相手が相手に話しているのは、単に話を聞いてもらいたいだけかもしれません。特に女性はその傾向が強く、解決方法を提示されるとむしろ拒否反応を示してしまうことが多いです。


 また、解決方法を求めている場合であっても、相手は困って弱っているのだということを忘れないようにしてください。『〜すべきだよ。』『〜した方がいいよ。』というのは、言い方を変えれば『君は間違っているからこう直さなきゃダメだよ。』と言うのと同じことです。ただでさえ困っているのに、自分を変えろと言われたら余計まいってしまいます。これでは相談になっていないですよね。

 そうではなく、相手が苦労することなくできる範囲で言ってあげてください。たとえ、相談の原因がその人自身にあるとしても、その人がそのままで解決できるような方法を言ってあげてください。もしくは、相手にどうしろ、というのではなく、『俺(私)がこうするから大丈夫だよ。』といってあげてください。これができればあなたはきっと素敵な存在になれます。モテること間違いないでしょう。


 要は思いやりです。正論をぶつけるのではなく、相手がそのままで困らないようにあなたがしてあげましょう。