ムニャムニャ

明日への誓い―若き女船長カイの挑戦

 60歳のおばあちゃんが書いている地味面白いスペオペシリーズ、待望の第三巻。思ったより早く出て嬉しい限り。相変わらず防諜、折衝、人事、保安、そして妙に血なまぐさい戦闘が少し。ああーなんて地味なんだ。だがそれがいい。完全に前作の続きなので、今までの話を思い出してから読むのがおすすめです。今回のグレイシーおばさんはなかなかすごいぜ?
 二巻までの感想はid:walkeri:20060114にあります。並べてみると、なんだか毎回カバー絵の顔が違うような……。僕は二巻の表紙が好みです。

明日への誓い―若き女船長カイの挑戦 (ハヤカワ文庫SF)

明日への誓い―若き女船長カイの挑戦 (ハヤカワ文庫SF)

アフリカのエイズ禍を拡大するある性習慣と、大衆居酒屋のデザイン・テロリストについて

 この間、近所の有名な居酒屋チェーン店に行ったときのことなんですけどね。席についてテーブルをみると、一面に英字新聞がいっぱい印刷されてるこじゃれたデザインで。何気なく自分の前の記事を読んだらこう書いてある。
「Kenyan Women Reject Sex 'Cleanser'」
 一緒に掲載されている大きな写真では、なんだかニタニタした黒人男性を、黒人女性が、あっち行けとばかりに押しやっている。なんだろうこれはと思って読み進んでみると、以下のような内容でありました。(※注意――以下、とても長い&翻訳が拙い&内容がえげつない(性的な意味で))

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