困難を抱える子どもとケアする学校・地域づくり
2024年12月26日
先週、日弁連において、立命館大学教授の
柏木智子氏を講師にお招きし、
「困難を抱える子どもとケアする学校・地域づくり」
と題する講演を聞かせていただきました。
経済的に困難を抱える子どもの状況等について
ご報告いただき、その対応に関する海外比較
等もお聞きすることができました。
私があらためて感じたのは、「自由」という言葉の
日本と欧州との違い。
日本ではどうしても「自由」と言うと、
何にも縛られない、とか、自分勝手、とかの
イメージがありますが、
欧州では「自由」という言葉の中に、
「他者との関わり」がその前提にあるようです。
他者とのかかわりの中で認められる自由、
他者とのかかわりにおいて実現する自己表現、
というかたちで、
他者を尊重することをの前提としているようでした。
他者への配慮をか欠かさない社会となるように
「自由」という言葉の本来の意味が
社会に根付いていけばと思います。
柏木智子氏を講師にお招きし、
「困難を抱える子どもとケアする学校・地域づくり」
と題する講演を聞かせていただきました。
経済的に困難を抱える子どもの状況等について
ご報告いただき、その対応に関する海外比較
等もお聞きすることができました。
私があらためて感じたのは、「自由」という言葉の
日本と欧州との違い。
日本ではどうしても「自由」と言うと、
何にも縛られない、とか、自分勝手、とかの
イメージがありますが、
欧州では「自由」という言葉の中に、
「他者との関わり」がその前提にあるようです。
他者とのかかわりの中で認められる自由、
他者とのかかわりにおいて実現する自己表現、
というかたちで、
他者を尊重することをの前提としているようでした。
他者への配慮をか欠かさない社会となるように
「自由」という言葉の本来の意味が
社会に根付いていけばと思います。
日弁連役員等忘年会
2024年12月25日
先日、東京都内において、
日弁連の役員等忘年会が開催されました。
昨年は主催者側としての参加となりましたが、
今年は、委員会の責任者としての参加となりました。
別の会議の関係もあって遅参してしまいましたが、
執行部、理事、他の委員会の責任者など、
多くの関係者が出席し、情報交換などをさせていただきました。
担当している委員会の課題に関しては、
様々な取組が必要となりますが、
執行部と気兼ねなく話ができる機会も利用して、
取組についての理解を得られるようにしていきたいと思います。
日弁連の役員等忘年会が開催されました。
昨年は主催者側としての参加となりましたが、
今年は、委員会の責任者としての参加となりました。
別の会議の関係もあって遅参してしまいましたが、
執行部、理事、他の委員会の責任者など、
多くの関係者が出席し、情報交換などをさせていただきました。
担当している委員会の課題に関しては、
様々な取組が必要となりますが、
執行部と気兼ねなく話ができる機会も利用して、
取組についての理解を得られるようにしていきたいと思います。
政党要請
2024年12月23日
日弁連での仕事をいろいろしていくなかで、
今年度からはとある委員会(対策本部)の
責任者も拝命しています。
2006年の貸金業法改正をかわきりに、
担当していた分野に関して、
国会議員への要請などをして来ましたが、
これまでは基本的に、地元選出の議員が中心でした。
しかし、責任者となると、政党の責任者的な立場の議員への
要請をすることが増えてきます。
東京に入れる日程も限られてはいますが、
東京に入る機会を有効に活用しながら、
信頼関係等を構築できるようにしていきたいと思います。
今年度からはとある委員会(対策本部)の
責任者も拝命しています。
2006年の貸金業法改正をかわきりに、
担当していた分野に関して、
国会議員への要請などをして来ましたが、
これまでは基本的に、地元選出の議員が中心でした。
しかし、責任者となると、政党の責任者的な立場の議員への
要請をすることが増えてきます。
東京に入れる日程も限られてはいますが、
東京に入る機会を有効に活用しながら、
信頼関係等を構築できるようにしていきたいと思います。
事務所ニュース入稿
2024年12月17日
うちの事務所の恒例行事である、年2回の事務所ニュース。
夏と冬に発行していますが、冬号の原稿を入稿し、
印刷のお願いをしています。
今回はあらためて4面に戻しました。
弁護士会として取り組んでいる諸課題については、
困難なものも多く、
私の立場の関係もあって、硬い原稿ばかりになってしまいました。
来年はもっと明るく柔らかい原稿が書けるよう、
取り組んでいきたいと思います。
夏と冬に発行していますが、冬号の原稿を入稿し、
印刷のお願いをしています。
今回はあらためて4面に戻しました。
弁護士会として取り組んでいる諸課題については、
困難なものも多く、
私の立場の関係もあって、硬い原稿ばかりになってしまいました。
来年はもっと明るく柔らかい原稿が書けるよう、
取り組んでいきたいと思います。
クレサラ対協常任幹事会
2024年12月15日
先日、大阪市内において、
全国クレサラ・生活再建問題対策協議会の
常任幹事会が開催されました。
来年の活動方針等について協議をしましたが、
立場上、私の方も出席をして、
主に日弁連の取組予定などについて
報告をさせていただきました。
制度を変えるには、時には当事者の声や、
市民団体との連携も重要となりますので、
可能な限り、協力していければと思います。
全国クレサラ・生活再建問題対策協議会の
常任幹事会が開催されました。
来年の活動方針等について協議をしましたが、
立場上、私の方も出席をして、
主に日弁連の取組予定などについて
報告をさせていただきました。
制度を変えるには、時には当事者の声や、
市民団体との連携も重要となりますので、
可能な限り、協力していければと思います。
人権擁護大会準備委員会
2024年12月13日
先日、日弁連人権擁護大会の
準備委員会の委員に委嘱され、
第一回の会合も開催されました。
来年の日弁連人権擁護大会は
長崎市で開催予定で、
既に地元では準備が始まっています。
準備委員会の第一回会合では、
地元の準備状況の報告や、
シンポジウムの内容などについて議論しました。
日程関係で、毎回出席することができないかもしれませんが、
来年の大会もいいものとなるように、
必要な意見はしっかりと述べていきたいと思います。
準備委員会の委員に委嘱され、
第一回の会合も開催されました。
来年の日弁連人権擁護大会は
長崎市で開催予定で、
既に地元では準備が始まっています。
準備委員会の第一回会合では、
地元の準備状況の報告や、
シンポジウムの内容などについて議論しました。
日程関係で、毎回出席することができないかもしれませんが、
来年の大会もいいものとなるように、
必要な意見はしっかりと述べていきたいと思います。
日本弁護士政治連盟地区役員懇談会
2024年11月29日
本日、日本弁護士政治連盟の本部役員との
九州地区支部役員懇談会が開催されました。
佐賀県支部の設立以来務務めてきた幹事長は、
日弁連副会長就任を機に後進に譲りましたが、
本日の懇談会には支部長が欠席のため、
その代わりに「前幹事長」として出席をしました。
佐賀県支部の基本的な活動報告は現幹事長に
お任せしましたが、
私からも簡単に補足の報告をさせていただきました。
他県の支部の活動状況にも参考となるものがありましたが、
本部役員からの要請も踏まえ、
実施すべき活動を考えていきたいと思います。
九州地区支部役員懇談会が開催されました。
佐賀県支部の設立以来務務めてきた幹事長は、
日弁連副会長就任を機に後進に譲りましたが、
本日の懇談会には支部長が欠席のため、
その代わりに「前幹事長」として出席をしました。
佐賀県支部の基本的な活動報告は現幹事長に
お任せしましたが、
私からも簡単に補足の報告をさせていただきました。
他県の支部の活動状況にも参考となるものがありましたが、
本部役員からの要請も踏まえ、
実施すべき活動を考えていきたいと思います。
前夜懇
2024年11月27日
今週、九州弁護士会連合会の定期大会が、
佐賀市で開催されます。
明日は、日弁連執行部などを招いての
前夜懇親会などが予定されています。
昨年は招待される立場でしたが、
今年は招待する立場になります。
招待される側を経験したことのある弁護士は
佐賀には私以外はいませんので、
自分なりの役割を果たせればと思います。
佐賀市で開催されます。
明日は、日弁連執行部などを招いての
前夜懇親会などが予定されています。
昨年は招待される立場でしたが、
今年は招待する立場になります。
招待される側を経験したことのある弁護士は
佐賀には私以外はいませんので、
自分なりの役割を果たせればと思います。
日弁連からの報告
2024年11月26日
日弁連の副会長を終えて半年以上が経過しました。
日弁連のその後の活動については、
地元弁護士会などから情報提供を受けていますが、
その中には、私が担当していた分野についても、
多く含まれています。
私が関与していたものについても、
年度内に仕上げることができず、
今年度に持ち越しているものがありますが、
そのようなものについては、
日の目を見るまでの過程での作業、
努力などが十分に想像できます。
現執行部の方々とは、当然、接点がありますが、
残り任期の活動についても期待したいと思います。
日弁連のその後の活動については、
地元弁護士会などから情報提供を受けていますが、
その中には、私が担当していた分野についても、
多く含まれています。
私が関与していたものについても、
年度内に仕上げることができず、
今年度に持ち越しているものがありますが、
そのようなものについては、
日の目を見るまでの過程での作業、
努力などが十分に想像できます。
現執行部の方々とは、当然、接点がありますが、
残り任期の活動についても期待したいと思います。
全国クレサラ被害者交流集会
2024年11月20日
先日、全国クレサラ・生活再建問題被害者交流集会が、
大阪市内で開催されました。
私も役員をしている全国クレサラ・生活再建問題対策協議会
が主催し、
地元大阪の被害者の会が主管となって、
リモートと併用のハイブリット式での開催となりました。
取組、賛同の和を広げる観点などから、
これまで十分な連携をとっていなかった関係団体などから、
参加、ご報告をいただきました。
集会の終了後には、懇親会もあり、
今後の活動などについての意見交換も
させていただきました。
来年の開催地なども報告されましたが、
そのときには、それぞれの取組の成果などを報告しあえるよう
努力していきたいと思います。
大阪市内で開催されました。
私も役員をしている全国クレサラ・生活再建問題対策協議会
が主催し、
地元大阪の被害者の会が主管となって、
リモートと併用のハイブリット式での開催となりました。
取組、賛同の和を広げる観点などから、
これまで十分な連携をとっていなかった関係団体などから、
参加、ご報告をいただきました。
集会の終了後には、懇親会もあり、
今後の活動などについての意見交換も
させていただきました。
来年の開催地なども報告されましたが、
そのときには、それぞれの取組の成果などを報告しあえるよう
努力していきたいと思います。
内閣改造
2024年11月13日
本日、石破内閣の副大臣・政務官人事が
発表されました。
石破内閣が誕生してから、総選挙を経て、
衆議院の構成も変わるとともに、
各政党内の役員も変更が生じるものと思われます。
日弁連の様々な政策課題についても、
その分野ごとに要請先を見定めていく必要があります。
私も責任者となっている分野については、
今後の要請先が誰になるのかを確認し、
効果的な取組ができるようにしていきたいと思います。
発表されました。
石破内閣が誕生してから、総選挙を経て、
衆議院の構成も変わるとともに、
各政党内の役員も変更が生じるものと思われます。
日弁連の様々な政策課題についても、
その分野ごとに要請先を見定めていく必要があります。
私も責任者となっている分野については、
今後の要請先が誰になるのかを確認し、
効果的な取組ができるようにしていきたいと思います。
相続放棄の相談
2024年10月28日
以前にも書いたことがありますが、
最近も相続放棄の相談が多くなっています。
関係機関等からの紹介で会で来られる方、
直接事務所に来られる方、
委託を受けている無料相談に来られる方、
いずれも相続放棄の相談が多くなっていますが、
最近は債務がなく、不動産があるという理由で
相続放棄を考える方も目立っています。
確かに地方では、場所や形状が利用しづらい土地、
立地や規制等の関係で換価困難な土地などが多く、
固定資産税の負担や、様々な管理上の負担を嫌って
取得したくない、と言われる方が増えています。
土地の国庫帰属制度もありますが、
そもそもそのような手続きにも関わりたくない、
という声も聴くことがあります。
しかし、相続放棄の理由で最も多いのは「債務」。
事務所としても多重債務の相談も多い状態ですので、
多重債務に陥ることがないようにするための施策を
しっかり考えていきたいと思います。
最近も相続放棄の相談が多くなっています。
関係機関等からの紹介で会で来られる方、
直接事務所に来られる方、
委託を受けている無料相談に来られる方、
いずれも相続放棄の相談が多くなっていますが、
最近は債務がなく、不動産があるという理由で
相続放棄を考える方も目立っています。
確かに地方では、場所や形状が利用しづらい土地、
立地や規制等の関係で換価困難な土地などが多く、
固定資産税の負担や、様々な管理上の負担を嫌って
取得したくない、と言われる方が増えています。
土地の国庫帰属制度もありますが、
そもそもそのような手続きにも関わりたくない、
という声も聴くことがあります。
しかし、相続放棄の理由で最も多いのは「債務」。
事務所としても多重債務の相談も多い状態ですので、
多重債務に陥ることがないようにするための施策を
しっかり考えていきたいと思います。
しろいし社協だより
2024年10月24日
先日、白石町社会福祉協議会から、
広報誌の「いろいし社協だより」をいただきました。
中を拝見すると、地元の様々な活動について、
掲載されていました。
地域の方々に寄り添った様々な取組が
なされていることに感心しつつも、
目にとまった記事が法律相談件数の推移。
コロナ禍は若干相談件数が下がったものの
昨年度は再度増加に転じていました。
ここの法律相談を受託している立場からすれば、
地域の方々のお役に立てていることを実感するとともに、
地域には様々な法律トラブルが多く存在することも
再認識されられました。
今後も公的団体等の活動に協力して、
地域に役立つ存在であり続けたいと思います。
広報誌の「いろいし社協だより」をいただきました。
中を拝見すると、地元の様々な活動について、
掲載されていました。
地域の方々に寄り添った様々な取組が
なされていることに感心しつつも、
目にとまった記事が法律相談件数の推移。
コロナ禍は若干相談件数が下がったものの
昨年度は再度増加に転じていました。
ここの法律相談を受託している立場からすれば、
地域の方々のお役に立てていることを実感するとともに、
地域には様々な法律トラブルが多く存在することも
再認識されられました。
今後も公的団体等の活動に協力して、
地域に役立つ存在であり続けたいと思います。
クレサラ対協拡大幹事会
2024年10月20日
先日、全国クレサラ・生活再建問題対策協議会
の拡大幹事会が開催されました。
オンラインでの開催でしたが、
昨年度は日弁連役員だったため、時間が取れず、
久しぶりの参加となりました。
今後の活動などについての討議がなされましたが、
私も日弁連で役職をしていた立場から、
発言をさせていただきました。
様々な課題を抱えていることになりますが、
任意団体の活動ともうまくリンクさせながら、
取組を進められるようにしていきたいと思います。
の拡大幹事会が開催されました。
オンラインでの開催でしたが、
昨年度は日弁連役員だったため、時間が取れず、
久しぶりの参加となりました。
今後の活動などについての討議がなされましたが、
私も日弁連で役職をしていた立場から、
発言をさせていただきました。
様々な課題を抱えていることになりますが、
任意団体の活動ともうまくリンクさせながら、
取組を進められるようにしていきたいと思います。
弁護士の広告に対する注意喚起
2024年10月15日
先月、日弁連は、弁護士による広告に対する
注意勧告を行っています。
https://www.nichibenren.or.jp/activity/human/consumer/01.html
禁止されている「事実に合致していない広告」
「誤導または誤認のおそれのある広告」
「誇大または過度な期待を抱かせる広告」は論外ですが、
不適切な事件処理が行われている問題事例も報告されており、
恥ずかしい限りです。
また、債務整理に関しては、原則として
「直接面談」等が義務付けられていますが、
当事務所に来られる相談者からの話では、
その義務を履行する気のない事務所もあるようで、
極めて残念です。
「直接面談」の義務規定の策定に私も関与していますので、
弁護士が市民の信頼を失うことがないように
今後も活動していければと思います。
注意勧告を行っています。
https://www.nichibenren.or.jp/activity/human/consumer/01.html
禁止されている「事実に合致していない広告」
「誤導または誤認のおそれのある広告」
「誇大または過度な期待を抱かせる広告」は論外ですが、
不適切な事件処理が行われている問題事例も報告されており、
恥ずかしい限りです。
また、債務整理に関しては、原則として
「直接面談」等が義務付けられていますが、
当事務所に来られる相談者からの話では、
その義務を履行する気のない事務所もあるようで、
極めて残念です。
「直接面談」の義務規定の策定に私も関与していますので、
弁護士が市民の信頼を失うことがないように
今後も活動していければと思います。
日弁連新聞への掲載
2024年10月14日
日弁連新聞は、毎月1回、会員に送付されます。
理事会での決議内容や、日弁連取材のイベント
等も掲載されますが、
最終ページには「委員会めぐり」のコーナーがあり、
各委員会を紹介されています。
先月号は私が責任者となった委員会(対策本部)が紹介され、
取材対応をした私の写真も掲載されています。
正直、4万を超える会員のうち、どの程度の会員が
読んでいるのかわかりませんが、
目立つために引き受けた役職ではありませんので、
しっかりと役割を果たしていきたいと思います。
理事会での決議内容や、日弁連取材のイベント
等も掲載されますが、
最終ページには「委員会めぐり」のコーナーがあり、
各委員会を紹介されています。
先月号は私が責任者となった委員会(対策本部)が紹介され、
取材対応をした私の写真も掲載されています。
正直、4万を超える会員のうち、どの程度の会員が
読んでいるのかわかりませんが、
目立つために引き受けた役職ではありませんので、
しっかりと役割を果たしていきたいと思います。
「生活保障法」の制定等により、すべての人の生存権が保障され、誰もが安心して暮らせる社会の実現を求める決議
2024年10月08日
先日、日弁連の人権擁護大会において、
「生活保障法」の制定等により、すべての人の生存権が保障され、
誰もが安心して暮らせる社会の実現を求める決議
が採択されました。
https://www.nichibenren.or.jp/document/civil_liberties/year/2024/2024_1.html
私は提案委員会の責任者として、そして
前年度の担当副会長として、
修正提案等への対応責任者の人を受け
舞台袖で待機していました。
実際に「出番」があったため、
責任者としての決断などをさせていただきました。
貧困対策に関しては、日弁連も多くの提言をしており、
今後はその実現に向けた取組も
しっかりと進めていきたいと思います。
「生活保障法」の制定等により、すべての人の生存権が保障され、
誰もが安心して暮らせる社会の実現を求める決議
が採択されました。
https://www.nichibenren.or.jp/document/civil_liberties/year/2024/2024_1.html
私は提案委員会の責任者として、そして
前年度の担当副会長として、
修正提案等への対応責任者の人を受け
舞台袖で待機していました。
実際に「出番」があったため、
責任者としての決断などをさせていただきました。
貧困対策に関しては、日弁連も多くの提言をしており、
今後はその実現に向けた取組も
しっかりと進めていきたいと思います。
再審無罪
2024年09月27日
昨日、静岡地裁において、
袴田事件の再審公判の判決があり、
無事に無罪となりました。
半年前の公判期日の際には、
私も日弁連の役員として静岡入りしていましたが、
証拠の捏造などを認定した内容の判決で、
弁護団にとって評価できるものだったと思われます。
他方で、これだけ「無罪」と判断できる事情があったのであれば、
もっと早く有罪の汚名を晴らすことができなかったのか、
という思いに駆られます。
一部の裁判官が「新証拠を加味して見直す必要がある」
と判断すれば、
検察官の抗告などを認めずに、
すぐに証拠を見直した方が早く、しかも正確な判断が
できるはずです。
サッカーで言えば、ゴールかノーゴールかを確認するために
ビデオを「見るか見ないか」で揉めているようなものですが、
ビデオを見た方が早くて正確な判断ができるので、
「見ない」という選択肢は基本的にないような・・・
日弁連の役員時代にも再審法の改正の取組に関わっていましたが、
早く改正の具体的な議論が進むことを期待しています。
袴田事件の再審公判の判決があり、
無事に無罪となりました。
半年前の公判期日の際には、
私も日弁連の役員として静岡入りしていましたが、
証拠の捏造などを認定した内容の判決で、
弁護団にとって評価できるものだったと思われます。
他方で、これだけ「無罪」と判断できる事情があったのであれば、
もっと早く有罪の汚名を晴らすことができなかったのか、
という思いに駆られます。
一部の裁判官が「新証拠を加味して見直す必要がある」
と判断すれば、
検察官の抗告などを認めずに、
すぐに証拠を見直した方が早く、しかも正確な判断が
できるはずです。
サッカーで言えば、ゴールかノーゴールかを確認するために
ビデオを「見るか見ないか」で揉めているようなものですが、
ビデオを見た方が早くて正確な判断ができるので、
「見ない」という選択肢は基本的にないような・・・
日弁連の役員時代にも再審法の改正の取組に関わっていましたが、
早く改正の具体的な議論が進むことを期待しています。
日弁連 貧困問題に関する全国協議会
2024年09月17日
先週、日弁連の主催で
貧困問題に関する全国協議会を
開催いたしました。
全国ほとんどの弁護士会から参加いただき、
充実した協議会となりました。
私は、担当委員会(対策本部)の責任者(本部長代行)
として出席して、閉会の挨拶をさせていただきました。
経済・生活問題を動機とする自殺は増加傾向が顕著で、
生活保護の申請件数も増加している中、
貧困・生活困窮への対策は急務と考えています。
今回の協議会が各地での取り組みに生かされることを
期待するとともに、
日弁連としての取組もしっかりと進められるように
したいと思います。
貧困問題に関する全国協議会を
開催いたしました。
全国ほとんどの弁護士会から参加いただき、
充実した協議会となりました。
私は、担当委員会(対策本部)の責任者(本部長代行)
として出席して、閉会の挨拶をさせていただきました。
経済・生活問題を動機とする自殺は増加傾向が顕著で、
生活保護の申請件数も増加している中、
貧困・生活困窮への対策は急務と考えています。
今回の協議会が各地での取り組みに生かされることを
期待するとともに、
日弁連としての取組もしっかりと進められるように
したいと思います。