ふにゃるんv2

もとは、http://d.hatena.ne.jp/Wacky/

はじめてのDCP-J4143N(プリンタ)

嫁さんと某Kデンキに行ったら、ブラザーのプリンタ DCP-J4143N がえらい安かったので買いました。
webの価格帯より大分安かったです。え?マジ?みたいな。

自分予想だと、発売が2023/10なので、そろそろ新しいモデルが出るので、吐き出そうとしているのかな?とは思いました。
(ちなみに、DCP-J1800Nが2022/11。時期的には出てもおかしくない)

購入までの動機

今まで嫁さんの推奨もあり、E社の製品を買い続けていて、(用紙をそろえれば)印刷品質はまぁ、文句はない。
けど、純正インクカートリッジを数か月おきにつぎ足し買い替えしていて、ランニングコストがバカにならなくなってきた。
子供のプリント印刷で、普通紙を使うのが主で(後は年一回の年賀状印刷)、そこまで毎日バンバン印刷している訳ではないのに、この消費量は目に余るね。

という話を時折思い出したようにしていて、何の気なしに二人で入った家電屋のプリンタコーナーで、印刷コストのポップが目に入ったんです。
A4モノクロが安いので1円切りますとか、カラーでも十円以下。
一般にカラー印刷すると、数十円が当たり前の世界で、この値段は安い。でも、このエコタイプ?っての、印刷品質悪いんだろうなぁ。と今まで検討除外だったんですね。

値段は安いけど、と思いつつ、二人で印刷事例パンフ?を見てみると、そこまで悪くなさそう。
ぱっと見、素人の私たちでは、普通とエコタイプの違いって、搭載インクが4色と6色の事例を並べて、あー。なんか違うね。とわかる程度。
後、振り返ってみて、今自分たちがよく使うのは、子供用に普通紙使っての印刷。あと年賀状。写真的なのは、ほんと時々。
別に絶対的な品質は求めてない。求めているのは、そこそこの品質。あと、高い専用紙でなく普通紙で、安くあげたい。
となれば、エコタイプのプリンタも検討材料にしても良いんじゃない?と話し合った訳です。

家電屋巡り

週末 外出した際、家電屋による機会があれば、時折覗いてみて、プリンタはどのメーカの機種かね?と二人て見て回りました。
いつもだったらE社一択だったんですが、最初のポップはB社だった。じゃぁ、C社やH社は?
それぞれエコタイプの製品を出していて、ランニングコストが安い事をうたっていました。

E社とC社は、エコタイプはインクを充填する形式で、カートリッジではない。B社はでかいカートリッジを採用している。
個人的には、いくつかの機種で、ケースが透明でインク残量が目で判るのが良いな。とは思っていました。
なぜなら、カートリッジはやけに消耗が激しくて、ほんまに使い切ってんの?と思うような感じだったから、インク状態が見れれば安心できるかな?と。

見て回っていると、インクで染料タイプと顔料タイプがあり、染料タイプは専用紙への印刷でテカテカ綺麗。
顔料タイプは、普通紙などでも滲まない。水をかけても大丈夫。ってのがあり、自分たちの需要は普通紙印刷が多いので、顔料いいかもね。ってな感じでした。

…わざわざ家電屋行くのは、印刷事例がないかな?とか、店員さんの話を参考にしたい。という期待もあって行くんですが、何回か行った家電屋さんは、プリンタコーナーはあまり力を入れてないのか、メーカのお仕着せっぽい印刷事例パンフと、ちょっと微妙な店員さんでした。

二人で見て回っていると、声をかけてくださるのは有難いと言えば有難いんですが、こちらが質問する都度、ちょっと待ってくださいと離れて、どうもスマホで調べて先輩社員に相談して、それから説明に来られる。
染料インクと顔料インクの違いとか、利点、欠点。この機種の印刷事例はあるか?とか、聞く都度、ちょっと。ちょっと。
なんつーか、自分を振り返って、売りたい製品は頭に叩き込んでから、お客様に相対する必要があるなぁ。と別の意味で勉強になりました。

ちなみに今回買った某Kデンキさんでは、知識が豊富らしく、質問にすらすら回答してくださって安心して購入できました。
印刷事例ありますかね?と質問したら、顔料タイプのはビジネスタイプのこの事例が参考になりますよ。とパッと見せてくれたり、他のおすすめは?でC社のをパッと示してくれたり、水のボトルに顔料インクで印刷した紙を封入したものを、そっと置いていたり、女性的な細かい気づかいができる方だなぁ。と感心しました。
まぁ、対応していただいたのはB社の名札をしていたので、出向の方だったのでしょうね。安心して質問できました。

購入して

最近のプリンタは、10年前に比べて無線LAN対応、スマホ対応が当然できて、まぁ便利だな。とは思いました。
初期設定で液晶パネルのガイドに従って進めれば、マニュアルをほとんど読まずに作業が出来て、時代だなぁ。と。
テストパターン印刷で、いきなり紙がぽんっ!と飛んできて、すげー早いな。とか。
テスト印刷結果をスキャナに読ませて自動調整してくれて、あれ?この機能先日E社が目玉機能で発表していた奴じゃん?とか。

何枚か普通紙に子供向けのプリントを行ってみたんですが、結構綺麗でした。
良いんじゃない。と。
後は、結構高いインクを買い足さないとね。

比較(ただの自己満足)

結構綺麗と思ったけど、前のに比べてどうなんだろう?と、前の機種(調べると2016年の標準モデル) の印刷結果を比較してみました。
ぱっと見、DCP-J4143Nの方が文字がつぶれてなく綺麗に見えました。
ただ、ここいら辺りは、新旧年代の進化やプリンタドライバの質の違いもあるかな?とは思います。

USBの簡易顕微鏡カメラがあるので(子供に買ったのに興味を示してくれなかった。しくしく)、ちょっと比較。

まず「次」という字。太字かな?という感じ。

E社
B社

次は「切」という字。これは濡れた布に少し当てた後。E社のは確かに少し滲みが出ました。

E社、濡れた布に少し当てた
B社、濡れた布に少し当てた

次は「欄」という字。潰れ具合が何となく分かります。

E社
B社

簡易顕微鏡で見ると、違いが分かりやすいかな?と思ってみたんですが、思ったよりは違いが少ないです。
全体的に前の機種のは潰れ気味に見えます。が、多分最新機種だと違いは無いんだろうと思います。ここいら辺り、気づかないようで、実は技術が進化しているのでしょう。

それより、濡れた布にあてると、確かに前の機種は染料インクのせいもあって、ちょっと滲みました。(当然)
今回買ったのは顔料インクのおかげで、滲みは見当たりませんでした。
簡易顕微鏡だと、んーそこまで?と思いますが、離れて見ると、あーちょっと滲んでいる。となります。

最後に

今までブランド的にE社を買っていましたが、B社も悪くないと思いました。使い勝手も、悪くない。
昔は、メーカーごとに技術的優位差が明確にあったのかも知れませんが、製品カテゴリが成熟しているのかも知れません。
今の所、買ってよかったね。です。

良かった、良かった。