NIPPONIA・マルト醤油

歴史的建築物をリノベーションして懐かしくて新しいを提供するNIPPONIA。
古民家ホテルや地域に密着し地産の食材を使ったお料理が食べられるオーベルジュなど日本の田舎の良さを美しく表現されてる組織（っというのかな？）です。

2年前に初めて伺ったのは元酒蔵をリノベーションした奈良ならまちのルアン。
フレンチと日本酒のマリアージュでおいしいお料理をいただきました。


今回は奈良田原本にあるマルト醤油にランチに伺いました。



奈良県最古の醤油蔵を70年ぶりに復活させリノベーションしたホテルです。






昔ながらの日本家屋。田舎育ちの私としては友達の家に遊びにきたみたいな感覚になります。







案内されたテーブルはオープンな個室になってて席からお庭の景色が楽しめます。



この日は7品の「箍（TAGA）」を予約していました。
お品書き。蔵元絞りの醤油と地元野菜を使用したコースです。



実はここに来る前に日本酒をたくさん試飲をしてきたので喉が渇いてます。
喉を潤すためにシュワっとすっきり飲みたいので1杯目はビールにしました。ならまち醸造所のヴァイツェン・白（HAKU）


一品目は「もろみ蒸し」茶碗蒸しです。
もろみの香りもですがこの出汁感が先程日本酒をたくさん飲んだ身沁みる。



「生醤油」はお造り。　奈良のお野菜がお野菜が甘くておいしい。


スポイトに入った生醬油を



お造りに落としていただきます。
醤油の香りが強いにそんなに味は濃くなくまろやかな味。




「もろみ坦々」器からはお料理の想像がつかない名前ですがあけてみると


もろみを使った坦々の餡がかかってました。
豆豉に似た香りがするんだけど大豆の発酵した香り？なのかな？


「バター醤油」は魚料理の味付けにバターと醤油を使ってました。
ちょっと魚料理の味の記憶があいまいです。



「もろみワイン」は肉料理でもろみとワインを使ったソースでした。
このお肉がおいしいのはもちろんですが付合せの野菜が本当に美味しい。


「もろみふりかけ」　もろみを乾燥させたふりかけです。



ごはんにかけていただきます。醤油とごはんが相性抜群だから美味しくないわけがないっ！


最後の「キャラメルしょうゆ」はデザート。
醤油とお砂糖でキャラメリゼになってて甘じょっぱくっておいしい。



ちょっと交通の便が悪いんですが素敵な景色をみながら美味しいお料理が食べれるレストランです。
ランチは6品3,800円、7品5500円、8品10,000円の3種類。
今回は7品コースをいただきましたが全部おいしくって充実のランチでした。


ホテルはこちら⇒マルト醬油