総務
岸田文雄首相が率いる宏池会(現岸田派)を創設した池田勇人元首相を義理の祖父に持ちます。元大蔵省の官僚で、池田行彦元外相の後を継いで2004年に初当選しました。
共同
法務
義父の葉梨信行元衆院議員の秘書を経て2003年に初当選しました。元警察官僚で防犯や捜査の現場に携わり、在インドネシア大使館で外交や情報収集を担った経験もあります。
外務
自民党岸田派でナンバー2の座長を務めます。将来は首相をめざすと公言し、2012年の党総裁選に立候補しました。参院議員を辞して、21年10月の衆院選にくら替え出馬しました。
財務・金融
麻生太郎副総裁は義理の兄。岸田文雄内閣で麻生氏の後任の財務相となりました。新型コロナウイルス対策などの2021年度補正予算、過去最大規模の107兆円超の22年度予算の成立を支えました。
文部科学
2005年に亡くなった夫の永岡洋治衆院議員の後を継いで同年に初当選しました。当選1回で農林水産政務官に起用されました。茨城7区では中村喜四郎元建設相を相手に戦い、長く比例代表の復活当選が続きました。
厚生労働
厚生労働相は3回目の登板です。大蔵省(現財務省)出身で加藤六月元農相が義理の父親です。菅義偉政権の官房長官を経て、2021年からは自民党税制調査会の小委員長に就いていました。
農林水産
同じ鹿児島県選出の森山裕氏らとともに農業政策通として知られます。自民党の農林部会長などを務め、参院当選4回で満を持して農相に就きました。
経済産業
もともと旧通産省の官僚出身で、古巣のかじ取りを担います。最近は自民党で物価高対策などの政策を担当してきました。自民党が野党だった09年には衆院当選3回ながら総裁選に立候補しました。
国土交通
岸田内閣の発足時から国土交通相になり、知床半島沖の観光船沈没事故の対応などにあたりました。公明党内で温厚な人柄に定評があります。
環境
早大大学院で政治学を学び、同窓の先輩で清和会も率いた三塚博元蔵相の秘書になりました。三塚氏の指名を受けて衆院宮城3区を継ぎました。
防衛
2度目の防衛相。野党時代の自民党で国会対策委員長代理を務めたときは国対委員長だった岸田文雄首相とタッグを組んで国会対応にあたりました。
官房 拉致問題
官房長官の立場で物価高対策やウクライナ避難民の支援まで「何でも屋」を務めます。岸田文雄首相の信頼が厚く、4月からはワクチン相も兼務してきました。
デジタル
衆院選で初当選したころから首相をめざすと公言してきました。2021年の自民党総裁選で党員・党友票で首位だったものの、国会議員票が伸びず岸田文雄首相に敗れました。
復興
松下政経塾の出身です。宮城県議を経て国政に転じ、衆院当選7回で初入閣しました。東日本大震災の被災地の議員として復興庁の機能強化などを訴え続けてきました。
国家公安 防災
大学卒業後に兵庫県庁に入り、1995年の阪神大震災後は県職員として復旧・復興に携わりました。災害から人命や暮らしを守りきれなかったとの思いが政治家を志すきっかけとなりました。
少子化
日本銀行の職員時代、経営努力だけで業績を改善できない中小企業の実情を目の当たりにしました。政治の力が必要だと自民党の候補者公募に申し込み、2012年の衆院選で初当選しました。
経済財政・再生
2021年10月の初入閣で就いた経済財政・再生相を続投します。新型コロナウイルス対策の担当も務め、感染拡大の抑制と経済活動の両立を探ってきました。
経済安保 科学技術
安倍晋三元首相から論戦力を評価され、2021年の総裁選出馬も背中を押されました。岸田政権で2度目の政調会長に就き、経済安全保障に力を注ぎました。
地方創生
父が社長だった北国新聞社の記者、石川県議を経て2004年の参院選で初当選しました。妻は森喜朗元首相のめいです。自民党参院幹事長だった故吉田博美氏の薫陶を受けました。