こんにちは。
年末の大掃除が始まると、家の中がスッキリしていいですね。
今年は長年捨てられずにいた、空になった模型の車両ケースをバッサリ捨てました。
ゴミ袋一つ分にはなりましたね。
模型を手放すときには、元箱があったほうが値段が付きます。
だから今までダラダラ捨てられずにいましたが、
「どうせ自分が生きているうちには手放さない! 売らないものに価値はつかない!」
そうやって覚悟を決めて、(高価な)海外製品の箱も(多少)捨てました。
んで、スッキリした自室を眺めていると幼馴染などから連絡が来ます。
あちらでも大掃除をしているんでしょうね。
友達「〇〇がでてきたよ。いる?」
私「うん」
ってな具合で、結局ものが増える。
(今年はベニヤ板が増えました。レイアウトボードになります。)
それじゃだめじゃん、うたこの夫です。
さて、今回は、うたこの夫が所有する鉄道模型をご紹介いたします。
今回は、組ませる相手がいない一匹狼が過ぎる機関車をご紹介いたします。
- TOMIX 2257、2287 DD51(北斗星、ユーロライナー)
- TOMIX 2182 EF62(ブラウン)
- KATO 3018 EF200
- HOBBYTRAIN H2724 SZ 541-101(コカ・コーラ)
- HOBBYTRAIN H2722 PKP 370(UEFA EURO 2012)
- ふりかえり
TOMIX 2257、2287 DD51(北斗星、ユーロライナー)
TOMIXのDD51旧製品は、発売が古いだけあってオモチャ感がご立派です。
もとは兄の所有物で、15年ほど前に管理委託という形で事実上の転籍をしてきたものです。
北海道ブルトレ牽引機とユーロライナー牽引機です。
うちには北海道ブルトレもユーロライナーもありません。
出番なく箱にしまわれたまま永い眠りについていました。
これじゃちょっとかわいそうだからと、各所の色入れとカプラー交換、折れた手すりの再生とホースを作ってみました。
特にユーロライナーの帯は購入当初からひどい状態ですが、そちらには手を入れていません。
現行品には遠く及ばない出来ですが、愛着はわきます。
相変わらず牽かせるものはありませんが。
ウォームギア駆動で音はうるさいですが、牽引力はなかなかのものです。
牽かせるものないけど。
DD51特有の
凸三
ドドッチャチャッドドッ
が聴きたくなったら走らせましょう
TOMIX 2182 EF62(ブラウン)
昔、祖父に買ってもらいました。渋谷の東急ハンズでした。
茶色は古い、ロクニは信越本線。これを買えば通ぶれるとでも思っていたのでしょうか。
実際は2次車の茶色は25・26号機だけ。
それも登場時の短期間の姿だったそうで。
そんなことは知らなかった当時の自分は、好き勝手に貨車や旧客を牽かせていましたが、案外間違っていなかったのかもしれません。
(いや、実際にはありえないと知りつつ24系も牽かせたりしましたが。)
先述のDD51の加工に先立って、こちらの模型にも手を加えました。
内容は、スカートの塗装、ホースの再現、屋根上の塗装、カプラー交換です。
屋根上はEF62 54の末期の姿を参考に、モニターを黒塗りにしています。
これは1980年頃から始まったといわれる大宮工場(→高崎第二所属機)特有の塗装ですから、間違いなく茶色のものとは時代が合いません。
でも、これができるのが模型の面白さでしょ、ってことで大目に見てください。
KATO 3018 EF200
ヘッドライトがオレンジLEDの初回品です。
JRマークが無い初回品です。手すり等が一切ない初回品です。
導入から25年が経っていますが、いまだに動作が極めてスムーズで静かです。
フライホイールのおかげかもしれませんが、他の動力車たちが数え切れぬほどのOH、またはASSY交換を繰り返す中で、こいつだけは
正真正銘、無整備。
さすがに予防的に車輪磨きや注油くらいはしていますが、あとは特別なことを一切していません。なのにめっちゃよく走ります。
よく走るのですが、ロゴがスレて乱れてしまっているところがあります。
あんまり走りがよすぎるものだから、模型を走らせる前のレールクリーニングカーの牽引が主な仕事となっています。
ただ、致命的な問題点があります。
牽かせるものがありません。
うちにはEF200に牽かせるような貨車(コキ100系列)なんかありません。
数年前、EF200のリニューアル再生産があったときにナンバープレートとスカートのASSYを入手して、こちらに組付けました。
連結器周りがちょっとカッコよくなりました。
我が家の筆頭ワークホースとして、次もマルチレールクリーニングカーを牽いてくれることでしょう。
HOBBYTRAIN H2724 SZ 541-101(コカ・コーラ)
私の記念すべき初ユーロスプリンターです。外国製モデルも初導入でした。
Nで1輌2万はとてつもなく高いと思いました。
……が、今となってはそんな感覚はぶっ壊れました。
何かの動画か記事かで見た、「欧州の万能高性能電機」がカッコイイと思ったのがきっかけです。
たくさんの国で使われているようだから、とりあえず手に入るものを買おうと思いました。
それで秋葉原のタムタムで手に入れたのがこちら。
スロベニアなんてどこにあるかも知らなかったのですが、「赤いから」とこれで決定。
走行は静かだし、車体は派手だし、大満足でした。
最初は「この値段でアーノルドカプラーかよ」って思っていたのですが、その認識はのちに正されることになります。
単体では満足なのですが、問題点があります。
そう。またあれです。
牽かせるものがありません。
スロベニアの客車を導入すれば、ÖBB客車と合わせてユーロシティができるそうです
が、いつ入手できることやら。
当面は、ŌBB客車や貨車を牽いてもらったり、
#たうるすあつめ
のにぎやかし要員になってもらいましょう。
HOBBYTRAIN H2722 PKP 370(UEFA EURO 2012)
サッカーにもポーランドにもたいして興味はありません。
ただ、たまたま立ち寄った新宿のぽちの……
ジャンク箱にタウルスが刺さっていたら手に取っちゃうでしょ!?
「箱無し、パンタが下がらない」が理由でお値段驚きの5000円也。
箱なんか空きがあるし、パンタなんか止めようはいくらでもあります。
さて安く手に入ったはいいのですが、これまた大問題がありまして
牽かせるものがありません。
ポーランドの客車は守備範囲外。今後も集める気はありません。
(手を伸ばしすぎて破産するのが怖いため。)
こちらも当面は、ŌBB客車や貨車を牽いてもらったり、
#たうるすあつめ
のにぎやかし要員になってもらいましょう。
ふりかえり
いつも一人ぼっちの一匹狼さんたち。機関車ばかりでしたね。
1台1台に思い入れがあり、そうそう手放すことはないでしょう。
じゃあ何で集めてんだよ
って言われそうですが、実際にその通りで何も言えないのであります。
(理想)
私「一匹狼じゃかわいそうだから、客車も買っていい?」
妻「そうだね、かわいそうなのはよくないね!」
妻「客車? 貨車? 買ってあげるよ!」
(現実)
私「一匹狼じゃかわいそうだから、客車も買っ……」
妻「鉄道模型の機関車に何かを引かせるっていう概念が存在するのがすごい不思議。」
ま、そういうわけですから、しばらくずっと一匹狼のままでしょう。
これはこれでカワイイ奴らです。