2000年7月7日よりテレビ朝日にて放送されていた「TRICK」、初めて観た頃、私はまだ中学生でした。
山田奈緒子と上田次郎の軽妙なテンポ、昔のネタのパロディ、絶妙な後味の悪さ、そして山田と上田の全く進展しない微妙な間柄!!!! 全体を通して「妙」な番組です。その奇妙な感じが大好きでした。
矢部謙三 プレミアムフライデー
大好きすぎるTRICKシリーズだったのですが、2014年1月11日公開の劇場版第4作を持って完結してしまいました。
TRICKはこれが最後! って言うのがある種のネタにもなっているのですが、これが最後? 堤幸彦監督はもう撮らないって言ってますが、ファンはいつまでも(期待せずに)待ち続けていると言う不思議な世界です。
中学生の頃にTRICKメールと言うメルマガに登録してからと言うもの、13年ずっとメルマガ入りっぱなしにしていたところ、警部補矢部謙三のイベント案内が届きました。抽選と言うことではあったのですが、応募したらすんなり通過! 会社を早退して行ってきました!
公式サイトのURLがyamada-ueda.comとか、ファンを殺す気なのか。
警部補矢部謙三とは
『警部補 矢部謙三』は、テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送されたTRICKのスピンオフドラマです。生瀬勝久さんの演じるヅラ刑事矢部謙三がものすごく適当に、ボケボケに、運よく事件を解決していくストーリーです。
秋葉原人(あきば はらんど)も出演しています。そして、今回のプレミアムフライデーイベントでは、秋葉原人を演じる池田鉄洋さんがトークセッションに登場! 監督の木村ひさしさんと一緒に、グダグダ楽しいトークを繰り広げてくれました。
TRICKシリーズ続編は?
みんなきになる続編について、池田鉄洋さんが木村ひさし監督に突っ込んでくれましたが…。
「やんないんじゃない?」
と言うことでした。いや、わかってるよ! そうなんだろうなぁ! でもまたTRICKシリーズが観たいよー。山田ー上田ー。
TRICKシリーズ初期の山田奈緒子を演じる仲間由紀恵さん、マジで可愛くてやばいです。幼さが…可愛い…TRICK…
実際に使用された大道具の展示
『警部補 矢部謙三〜人工頭脳VS人工頭毛(ずもう)〜』で使用された大道具の展示もされていました。作中にあったように、犯人わかりやすすぎやろ! なトリック、わざわざ殺す人を先に伝える、そんなところに書くんかい! みたいなツッコミどころ満載のアイテムを実際に見ることができました。
こう言うどうでもいい感じ、大好きです。
旅館の部屋の名前とかも、全部いちいち凝ってる? いや、ふざけてる感じがたまりません。これぞTRICKだよなぁって思ってワクワクしてしまいます。
お帽子も展示されていました。お帽子がここにあるってことは、矢部謙三は、今…。
来場者プレゼント
来場者プレゼントは、夕刊矢部と言う全力でふざけた新聞でした。
「加津羅田楼」は、口に出すと「カツラだろう」になってしまうため、その度に矢部が「誰がカツラやねん」と返す、そのわかりきった感じがたまりませんでした。
TRICKシリーズを楽しむコツは、何といっても詳細まで読み込むこと。
上田教授らしき人が開発中の電気についてとか、怪しげな広告欄とか。
こうやって全力でふざけることが、仕事になるなんて最高だよね! と、木村ひさし監督も言ってました。最高ですね、私もふざけたいです。
あと、「芽吹く! 伸びる! 生い繁る! 矢部植物缶プレミアム」をもらいました。私はまだ育てていないのですが…。
友達の植物は、無事に生い繁ったようです。よかったね、矢部もこれくらいの勢いで生い繁るといいのにね。
看板の裏にも
矢部謙三の殺害が予告された看板の裏側、何でしたっけ…?
そうそう、アルティメット…何?
警部補矢部謙三とTRICKシリーズはビデオパスで
TRICKが観たい! あああああTRICKが観たいいいいいいいいいい。という方は、ビデオパスの30日間無料トライアルをどうぞ。
矢部謙三シリーズも公開されています。
あーもうほんと、好き。