東京メトロ南北線白金台駅から徒歩3分ほどのところにあるスープカレーのお店『CafeJOY』です。白金台といえばお金持ち、そんなイメージの通り価格帯が高めのお店も多いのですが、その中でリーズナブルさがひときわ輝く『CafeJOY』に行ってきました。
CafeJOY@白金台
シャッターは降りているし、ドアの前は看板が塞いでいておばちゃんが掃除をしていたので、どう考えても閉店しているのだと思いましたが、開いていました。
店内はかなりこじんまりとしており、テレビがつけっぱなしになっています。内観にはそこまでこだわっていないように思えました。
食べログには、インド風カレーとハンバークのお店で味で勝負していますと書かれています。6時間煮込んだ和牛スジと野菜で作った、少し甘いブイヨンとインド風のスパイスを混ぜたオリジナルのカレーが武器です。
私は2種のチーズとアボカドのスパイシーカレーにしました。生ビールのサーバーを設置したばかりで、ハッピーアワーももうけられていたのでビールも注文しました。「少し時間がかかります。」と言いながら外に駆け出していった店長さんが、慎重に注いだビールを出してくれました。よく冷えていて泡立ちもよく美味しかったです。
スープカレーのセットには、ポテトサラダがつきます。
ガーリックチップスとパセリが散らされたご飯も登場です。スープカレーはどうやって食べるのかがキモになりますよね。スープカレーの食べ方についておさらいしましょう。
スープカレーの食べ方
スープカレーの食べ方には何種類かあります。お好みの食べ方を習得しましょう。
カレーおじや的な食べ方
- ご飯をすくう
- スープカレーにひたす
- 以下繰り返し
- 最後に残ったご飯はスープカレーにどぼん
スタンダードな、ご飯をスープカレーにひたす食べ方です。ご飯はスプーンにこびりつきやすいですが、スープカレーにひたすことでさらりとスプーンから外れ、食べやすくなるのも特徴です。最後には全てのご飯をスープカレーの中に入れ、しっかりとスープカレーを吸わせておじや的にいただきます。
スープカレーとご飯の残量を常に計算しつつ食べる、スタンダードでありながら空間把握能力と逆算思考が求められる食べ方。
スープカレーライスにリボーンさせる食べ方
- ご飯の上に具材を移動させる
- スプーンでスープをすくいご飯にかける
- 適量をかけながら食べるを繰り返す
スープカレーという、さらさらとして馴染むことを諦めた孤高の存在を、敢えてご飯に急接近させることでカレーライスを思わせる仕上がりに。ただ、スープカレーであるがゆえにライスに染み込み、過剰分は皿の底に溜まっていくことになるので、距離のはかり方には十分注意をしたいところです。具材が多く、しっかりと具材を楽しみたい時におすすめの食べ方。
馴染まない者同士を馴染ませる、それによって起こる反応は果たして良いものか、それとも…。人間関係の危うさを表現したかのような食べ方。
スパイスを引き立てる食べ方
- スープカレーを一口
- ご飯を一口
- 以下繰り返し
スパイシーさがウリのスープカレーであれば、スープカレーとご飯は最後までバラバラで食べることをおすすめします。ご飯を敢えて単体で食べることで、ご飯の甘みを強く感じることができます。ご飯の甘みとスープカレーのスパイス、それぞれが引き立て合います。
一見邪道のように見えて、スープカレーとご飯それぞれの個性を最大限に尊重するダイバーシティな食べ方。
『CafeJOY』のスープカレーはスパイスが効いているのでこのダイバーシティな食べ方がおすすめ。辛さはじわじわと、それでいて過度でなく美味しかったです。
一口にスープカレーといっても、奥が深いですね。最後に小さなデザートも出てきました。これは特に述べることもないような普通のデザートです。
白金台にこんなお店が! というお店でした。平日ランチタイムにはサラリーマンで賑わっているようです。テイクアウトも可能ですよ。
店舗情報
アクセス | 東京メトロ白金台駅から徒歩3分 |
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営業時間 | 【ランチ】11:30~14:30 (L.O14:15) 【ディナー】17:00~20:00(L.O19:45) |
定休日 | 日・祝 ※土曜日は各週/ディナー営業は水・木・金のみ |