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不愛想な美容師お姉さんのせいで性癖が歪まされた話

性癖というと、一般的な性格、クセという意味のほかに性的な嗜好という意味があります。

変態なみなさんは、すぐ後者の意味で想像してしまうので困ったものですが、今日は後者についての話になります。

 

最近美容院難民になってしまい、2~3件ほどの美容院を巡っていました。

そろそろ面倒になったきたので、一番楽な、近所の美容院へ行くことにしました。

 

店内に入るとタトューをいれ、ニット帽を被った髭面の男性店員が3名いました。

一瞬同一人物かと思いましたが、よく見るとみんな別人でした。

ッチ、男かよ…!しかもみんな同じ格好してやがる!と叫びたくなる気持ちを抑え、小声でボソボソと呟きながら入店し、手続きを終えると、担当として来てくれた美容師さんは女性でした。

 

この女性、愛想がないというわけではないのですが、ほぼ無表情。そして声のトーンもやや低めで早口。

作業も淡々としており、すごく丁寧というわけではないのですが、サバサバとした感じで進める方でした。

ハサミを勢いよく扱うため、「っちょ、怖いよ!お姉さん!」というタイミングが2、3回ありました。

 

愛想ないなー、と思っていたのも束の間、5分、10分と進むうちに、なんだか、こう……下腹のあたりが、、キュンとしてきたのです…///

なんか…このサバサバ感…好き…///

 

お姉さんは恐らく20代後半くらいといった感じで、なんかやたらとたくさんピアスが空いており、首からは太めのシルバーアクセをぶら下げていました。

当然シルバーリングもつけています。

わかりやすく言えば、少女漫画のNANAに出てきそうなロックンロールな感じです。

爪も銀色で、身長も168くらいありそうです。さらに厚底の靴を履いているようで、身長は171くらいになっていそうでした。

 

私は生まれてこの方、生粋の清楚系好きでやらせてもらっていたのですが、ここにきて、ロックンロールもいいぢゃねぇか…と思ってしまったのです。

完全なる敗北。

 

私は普段客としてもサービサーとしても、笑顔を大切にしています。

作り笑いであっても、無表情で終わらせることは意識的に避け、ニッコリと笑うことを心掛けているのです。

そんな私からしてみると、この無表情な小娘はいただけません。でも、なんだか下腹のあたりがキュンとしてしまう。サスケに対してのナルト状態です。

 

終始サバサバと済まされ、最後に「ハイ、これで良いですか?」と聞かれ、「あ、ハイ!!最高です!ありがとうございます!」と顔を赤らめながら答える私には目もくれず、流れ作業的に、即、会計に案内されました。

悔しい!!!オレ!悔しいよ!!!

でもそんな雑な扱いにもキュン…///としてしまうのです。

 

お会計を終えてお店を出る最後の瞬間、チワワのような目でうるうるとお姉さんを見つめる私に対して、ロック姉さんがニッコリと笑いながらこう言いました。

「ありがとうございました、ぜひまた来てくださいね」

 

ま、眩しいよ!!曇っているのにとっても眩しい!!ロック姉さん!!

そんなギャップを見せられたら、俺…俺…!!!

 

 

どうやら私の難民生活も終わりを告げる時が来たようです。

新しい扉が開いた日のお話でした。