池袋暴走事故、聴聞会欠席は驚くニュースではない理由

事故

池袋の交通事故の件で聴聞会に欠席したというのがニュースに。
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欠席したことに驚いているような反応も見られますが、聴聞会に出席しても欠席しても免許取り消しは避けられないと思われるので、欠席する方が妥当のような気もします。

交通事故には行政処分と刑事罰の二種類がある

さて、この聴聞会ですが、行政処分に関して行われるものです。
交通事故は行政処分と刑事罰の二種類の罰則があります。
交通事故における行政処分というのは違反点数とか反則金、免許停止、免許取り消しなどです。
刑事罰というのは懲役刑、禁固刑、罰金刑などの処分を行うもので、起訴されて裁判を経て決定します。
交通事故の場合は略式手続きと呼ばれるもので処分が決定するものがほとんどです。今回の事故では通常の裁判になると思われます。
もちろん、行政罰、刑事罰とは別に民事もあります。

免取・免停には聴聞会が開かれる

行政処分は裁判が行われずに処分が決まりますが、反論の場として聴聞会が設けられます。聴聞会というのは免停や免取など場合に行われるものです。
今回は死亡事故ですので最低13点、今回は恐らく20点になるでしょう。
前歴なしの場合は15点から免取となり、点数により欠格期間が変わります。
今回の事故の場合は聴聞会に出席しても免取は避けられないと思われますし、免許を再取得するとも出来るとも考えにくく、聴聞会に出席しても意味があるとも思えませんので、騒ぐことではないかなぁと。