DX ドデカイオー / ワイルドトウサイドデカキング レビュー

最大のジュウオウキューブ、キューブホエールがドデカイオーに変形!
さらに1〜10までのジュウオウキューブとキューブウエポンで動物全合体!
ワイルドトウサイドデカキングへ!


パッケージ


パッケージは前後幅が結構ありますが
これまでの戦隊の大型ロボの中では突飛に大きいわけでもなく。
裏面は全合体形態であるわいるどトウサイドデカキングが大きくアピールされています。





セット内容。
ドデカイオー(キューブホエール)本体とカイオースピアがセットになっています。





キューブホエール キューブモード


10のナンバーを持つ最大のジュウオウキューブ。
キューブ形態はやや横長のトランクのような形になっています。










圧倒的なサイズ感。
通常のジュウオウキューブであるイーグルのキューブ形態とならべるとこんなに差があります。





カイオースピア


ロボ形態であるドデカイオーの武器になるアイテムですが
今回のドデカイオーはキューブから動物、動物からロボへの
変形にこのカイオースピアをカギとして使用します。






それでは変形方法を紹介。
キューブホエールの上部に丸い穴があるので
そこにスピアーを差しこみます。






ロックが外れ、両サイドのパーツがスプリングで
後ろ側に展開します。





あとは展開したパーツをくっつけてあげれば
動物モードの完成。
スピアは刺したままにしておきます。





キューブホエール 動物モード






クジラの姿をした巨大なジュウオウキューブ。
初代ジュウオウホエールの相棒という設定です。
赤いボディがインパクト大!
クジラの潮吹きに見立てられたスピアーも良いアクセントになっています。
ちなみに下側にタイヤがありコロ走行させて遊べます。






正面から見ると顔が見えませんが、
なかなか力強い良い顔立ちをしています。





イーグルの動物モードとならべるとこんな感じ。
やっぱりデカい!





続いてロボモードへの変形。
スピアを刺した状態から…





90度ひねることでさらにロックが外れ
ロボのウデ、頭部が連動してスプリングで展開します。





あとは垂直に立てて、スピアを引き抜きます。





最後にロボ頭部の飾りを上に引っ張ると
兜の中にマスクが出現するというギミックになっています。





ドデカイオー




キューブホエールが変形した巨大ロボ。
もともと巨体のホエールなので、単独でも最大サイズのロボになります。
赤いボディに波しぶきを思わせる青い装飾が特徴的です。





胸にはドット調のクジラの顔が描かれインパクト抜群。





お腹はカイオースピアが外された後
そのまま空洞が残るのでちょっと気になりますね。





可動は腕の前後可動ぐらいです。





外したカイオースピアは武器として装備可能。
銃器のように構えます。






カイオースピアは上部スイッチを押し込むことで
先端部が素早く前後にピストンするギミックを搭載。
連続突きのイメージですね。結構楽しいです。





ジュウオウキングとならべて。
ドデカイオーというだけあって一回り以上大きいです。





トウサイジュウオーに関してはタッパはドデカイオーが勝りますが
横幅でははやりトウサイジュウオーですね。





ジュウオウロボ全員集合。
並べると壮観です。





それでではいよいよ最後のギミック。
キューブウエポンも加えた1〜10+4体の動物全合体です!






まずは全員キューブモードに戻します。
ライノスはツノ、トレーラーを外したコアのみ使用。
またビッグキングソード、ビッグワイルドキャノンは使用しません。






キューブホエールから砲塔パーツを取り外し変形させます。
ロボの上半身を構成します。







背面が空洞になるのでそこにライノスを収納。
正面から見ると10、9のナンバーが縦に並びます。





1〜8のキューブはそれぞれ縦に4個ずつ積んで足に。






強度を高めるためにホエールの砲塔パーツを
芯として間に通します。






準備が出来たら足と上半身を合体!






両腕部分にはキューブウエポンを2体ずつ合体させます。






ワイルドトウサイドデカキングの新しいマスクは
ドデカイオーの腕に収納されているのでそちらを展開。







カイオースピアの先端部を取り外すと王冠のようなメットになるので
そちらをマスクに装着させます。





あとは肩にカイオースピアを装着すれば完成です!





ワイルドトウサイドデカキング






1〜10のジュウオウキューブと
4体のキューブウエポンが合体した姿。
縦に積む、というジュウオウキングのコンセプトを
そんまま拡大したようなシンプルな構成になっていますが
その分大きさ、インパクトともに凄まじい!







あれだけ大きかったドデカイオーが
上半身だけでおさまってしまっているあたり
全体のボリュームがうかがい知れるかと。






頭部は金色のマスクが特徴的。
クリア成型のメットも新鮮で良いですね。





余剰パーツたち。
無理すればくっつけられないこともないようですが。







腕がかろうじて可動。
両腕のウエポンは半分展開状態になっていますが
キューブ状態にもどしてやっても収まりが良いと思います。


アクションは出来ないので数枚だけ



以上、DXドデカイオーでした!

今年もはやいものでジュオウジャーの最終ロボがいよいよ発売。
地上最大の生物、クジラをモデルにした最大サイズのロボという
わかりやすいコンセプトは良いですね。
大味になりがちな巨大ロボの変形を
カイオースピアをカギとして2段階の一発変形ギミックとした
アイデアは単独でも楽しい玩具にしようという開発側の熱意を感じますね。
ここ数年の2年は立たせてハイ終わり、という変形が多かったので
今回のドデカイオーのひと工夫凝らした変形ギミックは楽しめました。


ワイルドトウサイドデカキングは一番最初のジュウオウキングの
コンセプトだった縦積み合体をそのまま拡大したようなロボで
最後までぶれなかったその姿勢は高く評価したいですね。
プロポーションやかなり独特なものに仕上がっているものの
ゴチャゴチャとした余計なパーツも少なく
シンプルに力強い、デカいロボにまとまっていると思います。


ちなみに今回のキューブホエールはまだジュウオウジャーのメカの
最終アイテムではありません。
もう少しだけ続くジュウオウジャーのロボ玩具、
最後まで見届けたいと思います!