Mid/Side分離ルーティング
概要
ステレオ信号をセンター成分 (Mid) とステレオ成分 (Side) に分離し、それらを合成して再び元の信号に還元する方法。
ルーティング
(図1. ミキサルーティング)
- 1. 元になるオーディオトラックを用意する。(Audio)
- 2. Bus チャンネルを2つ作成し、Audio をそれぞれにセンドする。(Group1, Group2)
- 3. Audio を Mid Bus へアウトし、モノラル化する。
- 4. Group2 をモノラル・逆相化して Group1 とあわせて Side Bus へアウトする。
これで Mid Bus にはセンター成分、Side Bus にはステレオ成分のみが流れている。マスターチャンネルで合成された信号は元の Audio と同じになる。Mid/Side チャンネルに手持ちのエフェクトをインサートすれば好きな機材で M/S プロセシングを行える。