公文俊平先生との対談
公文俊平先生とグローコムで行ったかなり長い対談(鈴木健さん司会)が、「智場」誌に掲載されました。そしてその一部がネットにアップされました。ネットに上がっているのが、議論の核心部分の一つです。
「Web2.0は世界に何をもたらしたか【Webスペシャル版】梅田望夫┼公文俊平 司会:鈴木 健」
http://www.glocom.ac.jp/j/chijo/text/2006/06/web20.html
ところで、対談の企画者であり当日もその場に立ち会っていただいた東浩紀さん、グローコムを辞めてしまったんですね。驚きました。
http://www.hirokiazuma.com/archives/000228.html
『智場』を新しいタイプの情報社会系批評誌にするべく、本気で編集を始めていたところでした。106号では金子勇氏を引っ張り出してWinnyとSNSを、107号では梅田望夫氏でWeb2.0を特集したのですが、これはなかなか悪くなかったと自負しています。108号では、巻頭で稲葉振一郎さんと『モダンのクールダウン』をめぐって対談する予定だったのですが、副所長を辞任した僕が機関誌で巻頭対談なんてありえないので、これは中止になります(稲葉さん、すみません……)。『智場』が今後どうなるのかは、すでに僕の手を離れています。
じつはこの「智場」という雑誌、対談依頼を受けて初めて知ったのですが、僕の対談が載った号が、東さん編集の最後の号になってしまったようですね。