Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi

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5,849日(2008-12-23より)
ツイート数
254,445(43.5件/日)

2022年12月31日(土)1 tweet

2022年12月30日(金)21 tweets

12月30日

Hiromitsu Takagi@HiromitsuTakagi

いやしかし、容易照合性を定義に入れている(元は英国DPA 1984だが、英国法に「容易に」に相当の文言はなく、日本で法制局予備審査時に長い文を縮めたラベルとして登場しただけだからな)し、基本原則で「relevant」を落としているし、日本の学説が影響したとしか。

posted at 20:08:03

12月30日

Hiromitsu Takagi@HiromitsuTakagi

他の漢字文化圏の国はどうか。残るはベトナムか。ベトナムのデータ保護法はまだ成立していないようだが、ドラフト bocongan.gov.vn/vanban/Pages/v… の 5. Chủ thể dữ liệu là cá nhân được dữ liệu cá nhân phản ánh. この文がそれのようだ。機械翻訳しても意訳されると知りたいことがわからない。

posted at 18:52:21

12月30日

Hiromitsu Takagi@HiromitsuTakagi

むろん、データが本人のもので本人にコントロール権があるという思想を主張し続けるのは自由だ。だが、そんな権利があるはずもないとの批判に、OECDガイドラインもそうしているしEUもそうしているを反論理由に挙げるなら、それは単に誤りである。 twitter.com/HiromitsuTakag…

posted at 18:00:39

12月30日

Hiromitsu Takagi@HiromitsuTakagi

自己情報コントロール権説が日本で通説と言われ始めた1980年、不運にも日本が明治以来哲学用語のsubjectにあててきた「主体」の語をOECDガイドラインのdata subjectにあて「データ主体」と訳してしまい、その語感から識者らはデータが本人のもので本人にコントロール権があるとの誤解を深めていった。

posted at 17:54:28

12月30日

Hiromitsu Takagi@HiromitsuTakagi

data subjectの語は技術系文献から拾われたと108条約起草者Hondiusは記している。元文献は、情報をデータ化して処理する者がdata controllerで、処理されるdataの本人がdata subject(データ被験者)とした。controlするのは処理する側であり、Westin流自己情報コントロール権の発想とは真反対なのだ。 twitter.com/HiromitsuTakag…

posted at 17:49:12

12月30日

鈴木 正朝@suzukimasatomo

ニッポンの教育ログを考える——プライバシーフリーク・カフェ#16 前編 cafe.jilis.org/2022/05/15/347/ 後編 cafe.jilis.org/2022/12/29/582/ こどもに関する各種データの連携に係るガイドライン策定検討委員会「実証事業ガイドライン(こどもに関する各種データの連携にかかる留意点等)」 www.digital.go.jp/assets/content…

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12月30日

小池翔太@koike_s

ニッポンの教育ログを考える—プライバシーフリーク・カフェ#16(後編) cafe.jilis.org/2022/12/29/582/ "65%の子どもたちにとって効果のある教育メソッドなのだから、そこの学校で採用しますよって時に、自分の子どもが65%が入らなかった時、どう担保するねんっていうところが本当は問われるべきだと…"

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12月30日

きそしんくん@おかげさまで9年目@kisopsy_kun

実験に協力してくれる人のことを昔は「subject(被験者)」と呼んでいたけど,英語のsubjectは主従関係を含意するからよくないという理由で「participant(参加者)」と呼ぶことが増えたよ。「協力者」や「対象者」と呼ぶこともあるね。言葉はいろいろだけど,どれも同じものを指すので混乱しないように!

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12月30日

くろつぐみ@kurotsugumix

ある意味領域をある言語が一つの言葉で表し、他の言語が複数の言葉で分割していることは、後者における一種の関心の強さを示すともされたりするわけだけと、一つの語を輸入して翻訳の結果複数に分化した場合、複数の語のあいだでコンタミが生じても気がつかないケースがありそう…

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retweeted at 10:39:23

12月30日

くろつぐみ@kurotsugumix

古代ギリシア語の ὑποκείμενον を受け継ぐ現代ギリシア語の υποκείμενο が文の「主語」を意味することは確実で、少し調べるかぎり、哲学における「主体」もそれを使ってる例がある。 EU一般データ保護規則のギリシア語訳を見ると data subject は υποκέιμενο των δεδομένων だからまぁ英語と同様。

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retweeted at 10:38:51

12月30日

くろつぐみ@kurotsugumix

英語のsubjectは哲学分野でも(日本語として主体)、文法用語でも(日本語として主語)、もっと一般領域でも(日本語として「対象」など)使われるのに対し、日本語では用語がこのとおり分化され使用されるべきところ、「主体」の用語が他の領域を侵食している、と…。現代ギリシア語だとどうかしら。 twitter.com/_nat/status/16…

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12月30日

todkm IT系@todkm

@_nat おっしゃるとおりですね。自分で書いておいてsubject/objectの一般的でない二項対立にはまってしまいました。主体が自分自身について言及するときも、結局は代名詞の「わたし」で「対象」として扱うので、そもそも主体を一般的に表現する語なんていらないのかもしれません。

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12月30日

Hiromitsu Takagi@HiromitsuTakagi

平成15年法の立案時、それまでの昭和63年法をガラガラポンで一から作り直す勢いだった当初、2000年4月28日時点の「個人情報保基本法制要綱(素案)」に「処理情報の本人」に替えて「情報主体」の語が登場したが、即座に「用語の是非」との疑義が入っていた。 pic.twitter.com/SRipr0PRVn

posted at 02:45:20

12月30日

Hiromitsu Takagi@HiromitsuTakagi

ところが、法律はこの言葉を採用しなかった。昭和63年法はdata subjectに相当する用語に「処理情報の本人」の語をあてた。この用語は元の意味(データ対象者)に近いと言えよう。なぜそうなったのか、法律案審議録では第1次案から「処理情報の本人」となっており、そこに至る経緯は今のところ不明。

posted at 02:29:20

12月30日

Hiromitsu Takagi@HiromitsuTakagi

日本で「data subject」に「データ主体」の訳語をあてたのはかなり初期からで、CoE108号条約の草案に盛り込まれたこの用語を行政管理局は1977年に「データ主体」と訳出した。後の同局監修の本「世界のプライバシー法」もこの言葉で通しており、識者は皆「データ主体」と言い、誰も疑問を挟まなかった。 pic.twitter.com/bILkA96qE4

posted at 01:21:04

2022年12月29日(木)11 tweets

12月29日

Hiromitsu Takagi@HiromitsuTakagi

GDPRの「data subject」はドイツ語版では「betroffene Person」となっていて、影響を受ける人(被害者、被影響者というニュアンスか)の意だし、フランス語版では「personne concernée」となっていて、当事者というニュアンスか。どこにも主体というニュアンスはないのだよねえ。

posted at 22:56:07

12月29日

Nat Sakimura/崎村夏彦@_nat

@todkm 「一般的」なのは日本でですよね。哲学用語と文法用語という特殊用法が日本では「一般的」になってしまっている。英語ではちがって、「subject」の主要意味は「対象」です。学習の対象とか、管理の対象とか。

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retweeted at 22:25:58

12月29日

火鍋チャンネル(全自動調整マシン火鍋君)@hinabe_ch

越年で懸案となってる「こども家庭庁問題と教育データ利活用」について、22年1月に行われた時点でのプライバシーフリークカフェの後編で記事にしました。 ボク言いましたよね!! ニッポンの教育ログを考える——プライバシーフリーク・カフェ#16(後編) cafe.jilis.org/2022/12/29/582/

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12月29日

えびまゆ@ebimayu

大変お待たせいたしました。去る2022年1月20日に開催されたプライバシーフリーク・カフェの後編を公開しました。開催から1年近くが経過し、問題はすでに解決に向かっているようであり、若干時期を逸した感がありますが、こんな議論があったのかとお読みいただければ幸いです!cafe.jilis.org/2022/12/29/582/

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12月29日

Nat Sakimura/崎村夏彦@_nat

おお。Data Subject の Subject を主体と訳すのは誤訳ではないかということを今年の9月頭のシンガポール出張中に高木先生とchatで議論したの思い出した。実際、OEDでも「主体」としての用法は特殊用法。Subjectって本来「配下」とか「〜の対象」とかそういう意味なんですよ。 twitter.com/HiromitsuTakag…

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2022年12月28日(水)5 tweets

2022年12月26日(月)1 tweet

2022年12月24日(土)12 tweets

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12月24日

ももお。@momo_7197178

マイナンバーカード取得した世帯は保育料無償化、給食無償化など言い出した。 どんだけ必死なんだろう。 必死さがあまりにも気持ち悪い。 子どものとある表彰式の祝辞の中でも マイナンバーカード取得を!今なら2万ポイントもらえます!と言い出した市長にはドン引きした。 地方交付金だね、大切なのは

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12月24日

ホソピー@江ノ島@hosopy1922

備前市で、マイナンバーカードを取得した家庭に、来年4月から保育園・こども園の保育料や市立学校の給食費・学用品費の納入免除を検討している。すでに16日付で保護者あての「お知らせ」が市教育庁教育振興部から配布されており、保護者や教員などから「やり方が不公平だ」と疑問の声が。

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12月24日

すみより聡美✨JCP岡山1区@SumiyoriSatomi

#岡山県 #備前市 が、給食費や学用品、保育料などの無料化と、#マイナンバーカード と紐づけようとしている問題が浮上! さっそく、市民団体のみなさんが抗議文を提出。『教育の平等に反する差別』その通り! こんなこと言い出してるのは備前市だけでしょうか? 絶対に許すわけにはいきません😠 pic.twitter.com/YHRr2OaxHQ

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