レポート:絶望したバッシャール・アル=アサド、シリア政権崩壊後にロシアに亡命

FILE - In this Nov. 20, 2017, photo, Russian President Vladimir Putin, left, embraces Syri

【ブレイトバート】2024年12月8日 ジョエル・B・ポラック著

https://www.breitbart.com/middle-east/2024/12/08/report-desperate-bashar-al-assad-finds-asylum-in-russia-after-syrian-regime-falls/

追放された元シリア独裁者バッシャール・アル=アサドが、12月8月(日曜日)に自国を脱出し、ロシアに亡命したと、国際メディアが引用したクレムリン筋が伝えた。


ロシアのプーチン大統領は、ソ連時代からの支援を延長し、アサド政権を10年間支えてきた。

 

しかし、ウクライナに軍隊を拘束されているため、レバノン戦争でイスラエルに壊滅的な打撃を受けたヒズボラの後、シリアの反体制派が前進し始めた際には、政権を擁護することができなかった。

 

BBCは「失脚したシリア大統領バシャール・アサドとその家族がモスクワに到着したと、ロシア国営メディアがクレムリン筋の情報として報じた」と伝えた。

 

さらに、ロシアの情報筋によるとアサドは亡命を認められたと付け加えたが、BBCはこれらの報告を確認できていないと指摘した。

 

ロシアは、バラク・オバマ大統領がシリアの化学兵器廃棄に向けた外交努力を失敗させて以来、シリアを支援しており、プーチン大統領は中東におけるクレムリンの足場を回復した。

 

現在も、地中海に面したシリアのラタキア市にはロシア海軍が駐留している。

 

ロシアとイランが体制を支援しているにもかかわらず、シリアの反体制派は、12月8日(日曜)の早朝にダマスカスに到達するまで、この2週間ほとんど抵抗を受けることなく前進したように見える。

 

アサド大統領が逃亡しようとした際に飛行機が墜落した可能性があるという報道もあったが、これは別の飛行機についてのものであるようだ。