Wie wird der Zweite Weltkrieg in Deutschland, Japan und Italien unterrichtet?
ドイツ人「同じ敗戦国の日本では第二次世界大戦をどのように教えているの?」ドイツの反応

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真実を知りたいの

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質問:ドイツ、日本、イタリアでは第二次世界大戦をどのように教えてるの?

ドイツ・外国人の回答

Paul Hannah

まず、ドイツの教育について触れておこう。

ドイツの教育システムでは、第二次世界大戦に対するドイツの責任という観点から、強迫観念にとらわれるほど第二次世界大戦を扱っている。

ヒトラーやナチスについてとことん言及する。

だからドイツ人はどこの国へ行っても、第二次世界大戦に対するドイツの責任を感じることになる。

これは実際に私の知り合いに起こったことだ。

ドイツ人が外国へ留学に行けば、周りから自動的に 「ナチス 」だと思われてしまう。

彼女は涙ながらに語っていた。

料理の授業では、外国人の先生が「今作っている料理はヒトラーの好物だった」と言ったそうだ。

ナチスの犯罪は戦争における他の多くの残虐行為とは比べものにならない、と言う人もいるだろう。

しかし、ドイツ人は自分たちの歴史を直視している。

ドイツ人は自身の行為を認識している。

反ユダヤ主義を行ったのは自分たちの文化であることを認め、それを学校で教えている。

過去に悪いことをした他の国々は、たとえそれがそれほど悪いことでなかったとしても、そのようなことはしない。

チンギス・ハーンは200万人以上の死者を出した。

それにもかかわらず、彼はモンゴルでは英雄だ。

ドイツにはヒトラーの銅像はない。

毛沢東の大躍進は約4500万人を殺した。

彼の写真や銅像はいたるところにある。

ドイツには、ナチスが殺した人々の記念碑がたくさんある。

日本には、中国人、インドネシア人、朝鮮人、フィリピン人、インドシナ人約600万人(日本人が殺害、拷問、強姦、餓死させた欧米人捕虜を含む)のための記念碑はあるのだろうか?

私はそうは思わない。

ドイツの学校の子供たちは、在学中に少なくとも一度は強制収容所を訪れなければならないと言われている。

私は数年前、有名な「クウェー川にかかる橋」と「地獄の峠」を訪れた。

そこにはバス一杯の日本人観光客がいて、笑ったり、冗談を言ったり、写真を撮ったりしていた。

日本人は自分たちの行いに対して少しも恥じていなかった。

日本人にとっては休日だったのだ。

その鉄道の枕木はすべて、肉親の先祖の行為によって飢え、拷問を受け、死ぬまで働かされた人々を象徴していた。

しかし、日本人はそれらの事実をまったく知らなかったか、気にも留めていないようだった。


Jeffrey Mark Bruce

私は日本に住んでいるから日本で第二次世界大戦がどのように教えられているか知っている。

言い方が難しいが、日本の教育は「かなりバランスが取れている」

つまり、日本はパールハーバーにおいて侵略者であり、後に空襲や原爆を落とされた被害者として描かれているんだ。

それにリトアニアの日本大使館にいた日本人外交官が、大量のユダヤ人に国外脱出のためのビザを与えたことも取り上げられている。

ただ、日本の教育では太平洋戦争を日本とアメリカの戦争として描かれ、中国との戦争については少し軽視されているように見える。

日本と他のアジア諸国との関係もやや軽視されている。



Werner Hoermann

まぁ、敗戦国の運命だよな。

セフトン・デルマーが第二次世界大戦の終わりに勝者の方針として発表したことだ。

新しい世代がこれを矛盾なく受け入れるのであれば、残念としか言いようがない。


Hubertus Fremerey

日本人も負け組だったが、ドイツ人と違って彼らは決して罪や失敗を認めない。

それは日本の文化にはそぐわないんだ。

負けを認められるのは天皇だけであり、認めてしまえば天皇はとことん不人気になるだろう。


Marcel Frasch

@Hubertus Fremerey いやいや、天皇は関係ないだろ。

問題は、占領国として日本軍が行ったことをすべて隠蔽したアメリカだ。

生存者がこの時代について話したり書いたりしたものを読むと、当時のアメリカ人が公表しなかったことで何が起こっていたのか、本当に不思議に思う。

親衛隊でさえぞっとするようなこともあっただろう。


Jurica Konšec

残念ながら、日本やイタリアではどうなのか知らない。

ドイツやオーストリアでは、残念ながら、ナチス=大罪というスタイルで教えることがほとんどだ。

つまり、生徒たちはナチスが結果的に何をしたかについてはよく知っているが、その原因や背景についてはごく表面的にしか知らない。

こうして、「ナチス」という言葉は「悪」の代名詞に貶められた。

だから、ドイツの学生はナチスだけが悪であり、例えばファシズムとは何かを理解していない。

ドイツの教育では、罪の意識は得られても、人種差別やファシズムの新しい形態を認識する能力は得られない。

なぜだろうか。

その理由のひとつは、教師が生徒からのさらなる質問に答えなければならない立場に置かれることを非常に、非常に嫌がるからである。


Andrew Li

正直なところ、言葉は悪いが、日本政府はクソだ。

あえて強調するが、これは一般的な日本国民を対象に言っているのではない。

日本は名誉を重んじる国なのに、彼らは戦争犯罪のほとんどを認めないか、あるいは認めたのは21世紀に入ってごく最近のことだ。

私は、あなたが指摘したように、自分たちの歴史を認めたドイツ人を大いに尊敬している。

日本軍は1000万人近くを殺害した。

多くの罪のない市民を捕らえ、非人道的な実験にふけり、中国、特に南京では何十万人もの人々を強姦した。

彼らの暴挙は枚挙にいとまがないが、これはたった数十年前に起こったことだ。


Larry Rivetz

第二次世界大戦中に生まれたユダヤ人として言うが、日本社会・政府がドイツを手本にしてくれていれば、と今でも思うよ。

ドイツ人は世界の認識を完全に変えてしまった。

私は第二次世界大戦中に生まれたユダヤ人だが、ドイツやドイツ人に対する敵意をなくすのに長い時間がかかった。

だが、ドイツ人の絶え間ない償いと防止への努力を目の当たりにして、許しても良いかなと思えるようになった。


Cole Borelli

@Larry Rivetz 日本人はアジアを征服しようとしただけで、ドイツ人のような大量虐殺はしなかったし、試みもしなかったじゃないか。

たしかに日本人も多くの戦争犯罪を犯したが、それはアメリカ人も同じだ。

戦後、200万人以上のドイツ人を死に至らしめたことは言うまでもない。

日本人とアメリカ人の唯一の違いは、日本が勝者ではなかったということだ。





記事:クニッゲ

同じ過ちを繰り返さないためにはどうしたら良いか、を徹底的に考え、話し合うことができれば良いと思う。

グローバル化が進んでいるのだから、例えばアメリカとドイツの学校でオンライン討論なんかしたら良いのに。

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