ロシア軍の車両を「1日で7両」も撃破!? “驚異的なドローン攻撃”の映像が公開
戦車のドローン対策も効果なし?
凄まじいドローン攻撃の映像が公開
ウクライナ国防省は2025年1月、カメラを搭載したFPVドローンの操縦士が、ロシア軍の戦車や歩兵戦闘車を1日で7両撃破したとする映像を公開しました。
同国防省によると、FPVドローンの操縦士によって、ロシア軍のT-62戦車4両とBMP-2歩兵戦闘車3両が1日で撃破されたとのこと。
T-62は50年以上も前に旧ソ連が開発した旧式戦車ですが、ロシア軍がウクライナ侵攻で装甲車両に多大な被害を受けたため、予備保管していた車両を現役復帰させる形で前線に投入しています。西側製の戦車に対抗するのは性能面で厳しいものの、火力支援などであれば、未だに有効な戦力となります。
映像に映っているT-62は、車体上部を守る金網製の屋根「コープケージ(鳥かご)」を付けていることが確認できますが、ドローンはそれらの装備を避けるように突入しています。また、BMP-2の車体後部にある、開けっ放しになっていた乗降ハッチから突入しているドローンもあり、ドローン操縦士の高い技量が伺えます。
SNSで発信される情報は、攻撃の成功例のみであることは留意する必要がありますが、ドローンは猛威を振るい続けているようです。
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