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待望の新造船
「さんふらわあ かむい/ぴりか」登場!

LNG燃料フェリー
「さんふらわあ かむい/ぴりか」について

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全長 約199.40m
28.60m
深さ 22.15m
喫水 6.87m
総トン数 約15,600
載貨内容 13mトラック約155台 乗用車約50台
旅客定員157名
主機 三井造船 - MAN B&W 12S50ME-C8.5-GI型二元燃料ディーゼル機関 1機1軸
連続最大出力 21,240kW
試運転最大速力 ※航海速力 約24.0ノット

2025年1月21日(火)、大洗と苫小牧を結ぶ航路でデビューするLNG燃料フェリー「さんふらわあ かむい」は、環境にも人にも優しい新時代のフェリーです。

LNG燃料を使用することで環境負荷を低減。船の総トン数は従来の約1.4倍に拡大し、積載能力も向上しており、充実した客室も備えているため、快適な旅を楽しめます。

アイヌ語で「神、魂のような大いなる力」を意味する船名「かむい」には、伝統と未来をつなぎ、美しい海を守るという願いが込められています。従来の「さんふらわあ」とは異なる斬新なデザインも特徴で、「夜明けの海」と「新しい時代を照らす光」を表現しています。

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2番船となる「さんふらわあ ぴりか」は2025年度春頃に同航路に就航する予定です。

「ピリカ」はアイヌ語で「美しい」「きれいだ」「豊かだ」といった意味を持ち、地域や人を末永く結び、明るく美しい未来を照らし続ける存在となることを願い命名されました。

「さんふらわあ かむい」「さんふらわあ ぴりか」は共通の船体デザイン、コンセプトですが、それぞれ異なる特色を持たせた内装とすることで、旅の期待感を高める演出をしています。

※客室や施設についてはイメージであり、
実際と異なる場合がございます。

さんふらわあの記事をチェック!

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さんふらわあ

“消えたフェリー会社”の思い出が止まらない…!
引退間近「さんふらわあ しれとこ」深夜便ならではの魅力とは?
それは長い長い旅の終わり〈PR〉

商船三井さんふらわあの大洗~苫小牧で深夜便として運航される「さんふらわあ しれとこ」が2025年に引退します。もともと24年前、全く別会社でデビューし、船名も異なっていました。今回はその歴史ある船と深夜便の魅力を振り返っていきます。

さんふらわあ

大変貌!
“青いさんふらわあ”2番船ついに進水
「さんふらわあ ぴりか」 LNG燃料船「かむい」と
2隻体制そろう

本州と北海道を結ぶ大型フェリーの新造船「さんふらわあ ぴりか」が進水しました。これで大洗-苫小牧航路は、LNG燃料船2隻体制となります。

さんふらわあ

これが「さんふらわあ」!?
大幅イメチェンの
新造フェリーついに進水 LNG燃料
まるで宇宙船のような
「さんふらわあ かむい」

商船三井さんふらわあが関東-北海道航路に投入する新造船「さんふらあ かむい」がついに進水しました。商船三井さんふらわあではLNG燃料船が複数運航されていますが、東日本での進水は初となります。

さんふらわあ

白いフェリーじゃない!?
LNG「さんふらわあ」
新造船デザイン明らかに「青」多めで
かなりイメチェン!

「さんふらわあ」ブランドの船といえば、白い船体に大きな太陽のマークが特徴ですが、今回は側面から船首までデザインが一新されました。

深夜便はどのような利用者が使う?

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大洗と苫小牧を結ぶフェリーには、深夜便と夕方便の2つのタイプがあります。

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停泊する「さんふらわあ しれとこ」。大洗ー苫小牧航路の深夜便として「さんふらわあ だいせつ」と共に活躍

商船三井さんふらわあの大洗ー苫小牧航路にはそれぞれの港を夕方に出航して翌日の午後に到着する夕方便と、両港ともに午前1時台に出港し、その日の夜に到着する深夜便があります。

夕方便がカジュアルクルーズという立ち位置に対して、深夜便は船内にレストランの代わりに自動販売機のあるホールがあり、客室はカジュアルルームのみというシンプルなもの。

これは深夜便が貨物輸送に特化したフェリーであり、トラックドライバーの休息を重視した設計になっているからですが、実は夕方便とは一味違う楽しみ方が出来るんです。

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「さんふらわあ しれとこ」「さんふらわあ だいせつ」は大型トラック135台、乗用車62台を積載できる

三陸のリアス式海岸や牡鹿半島の先端に浮かぶ金華山そして本州最東端の岬・トドヶ崎など、夕方便では闇に隠される景観を船上から眺めるシーニッククルーズを1日中楽しめるほか、日中はバードウォッチングや、さんふらわあ同士・大小様々な船が行き交う光景を楽しめるダイヤとなっています。

また、季節によってはサンライズ(日の出)とサンセット(日の入り)を一度の乗船で眺められることも、一般の旅客にとって楽しめるポイントでしょう。

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大洗と苫小牧を結ぶフェリー航路は、北海道と本州間の物流を支える重要なインフラだ

2024年に進水した「さんふらわあ かむい」「さんふらわあ ぴりか」は現在運航中の「さんふらわあ しれとこ」「さんふらわあ だいせつ」を置き換える形で運航され、充実した客室やフィットネスルーム、キッズルームやリラックススペースなどのパブリックスペースも備えられています。

深夜便はなぜ両港を午前1時台の出航と、一般の旅客が利用しづらい運航ダイヤを採用しているのでしょうか。

これは前述の通り物流に特化した航路だからです。

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「さんふらわあ しれとこ」「さんふらわあ だいせつ」には展望浴場とサウナが備わっている

深夜便は長距離トラックドライバーの居住区画と旅客の区画は完全に区切られており、ドライバーが充分な休息をとれるよう配慮されています。

新造船の「さんふらわあ かむい」「さんふらわあ ぴりか」では、人にも地球にも優しいLNG燃料を使って航行することから、環境負荷の少ない輸送を提供できるほか、長距離トラックドライバー向けの居住区画が個室となり、よりプライバシーが守られるようになった点も特筆すべき点でしょう。

トラックドライバー向けに快適な空間を提供することでモーダルシフトを促進し、さらに「2024年問題」の解決を図っていくことが深夜便の狙いです。

18時間の航海で休養をたっぷり取ったドライバーは、下船後は首都圏および北海道の夜道を安全に走行することができるのです。

このように、大洗~苫小牧間のフェリーは、旅客のニーズに合わせて、異なるタイプの運航を行っています。夕方便は観光に便利で、深夜便は物流に特化。それぞれにメリットがあるのです。

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