トラッドマンに憧れて

自分なりのトラッドスタイルを模索する30代のリアルな服・靴・時計etc…について

想像以上に凄かったZoff(ゾフ)の曇り止めレンズ。デメリットも合わせてレビューします。

私は物凄く目が悪いので普段から外出時はコンタクト、自宅ではメガネが必須です。

 

以前はコーディネートの一環として、外出時もメガネを手に取ることもあったのですが、コロナ禍になってからは少し疎遠になっています。というのもマスクを着けてメガネまで掛けるとなんだか別人のようで違和感があるのと、酷いレンズの曇りに悩まされていたからです。

 

前者に関しては流石にそろそろ慣れてきましたが、レンズの曇り問題に関してはなかなか良い解決を見いだせずにいました。

 

そんな折、昨年末に使用していたメガネを破損させてしまい、取り急ぎ買い替えることになったので、どうせならと各所で評判になっていたZoffの曇り止めレンズを試してみることに。

 

結果から申し上げると、期待を遥かに上回る効果を発揮したのですが、明確なデメリットも・・・。

 

今回の記事ではZoffの曇り止めレンズについて、そしてメガネを作るにあたり選んだユナイテッドアローズとのコラボのフレームについてのレビューをお届けします。

 

 

Zoff × UNITED ARROWS ボストン型フレームをレビュー

参照:メガネのZoffオンラインストア【眼鏡・めがねブランド】

2021年10月からスタートしたZoffとユナイテッドアローズの協業ライン。「WORK」「RELAX」「DRESS UP」とそれぞれのシーンに応じたベーシックなデザインでありながら、上質でちょとした洒落っ気のあるメガネを提案しています。

 

・・・と書いてみたものの、会計時までコラボラインであることには気付いていませんでした(笑)。なんか妙に雰囲気のあるメガネが並べられているコーナーがあるなと思ったらそういうことだったんですね。

 

今回手に取ったメタルのボストンフレームも全くもって普通なんですけど、均整がとれた美しいフォルムであったり、随所の素材使いであったり、量販ブランドにしては明らかにこだわりが詰まっているメガネであることが感じられます。

 

その代わりに本体価格も約17,000円程とZoffのメガネとしては少しだけお高めです。

 

贅沢にオールチタンで仕上げたフレームは非常に軽く、スペック上ではわずか6.2gとなており、同型の合金やステンレスモデルの約半分程度の重さです。

 

鼻パッドは一般的なシリコンではなく高級感のある天然貝(シェルパッド)を採用。色味的にも光沢の強いチタンフレームとよく馴染んでいて、ここは結構気に入っているポインですね。着用感も問題なし。

 

左側のテンプルのみに「UNITED ARROWS」の刻印が施されます。これぐらいなら目立たないので、まぁいいでしょう。

 

メガネケースは通常の物ではなく、オリジナルの紙製ケースが付属してきました。これはちょっと使いにつくいので普通ので良かったかな。

 

Zoffの曇り止めレンズのメリット&デメリット

参照:くもり止めコート|メガネのZoffオンラインストア

さて、ここから本題の曇り止めレンズについて。

 

まず前提として知っていただきたいのはZoffの曇り止めレンズは2種類あるということ。

 

①メンテナンス型(旧型)

【主な特徴】

  • 定期的に専用クロスを使いメンテナンスが必要
  • 反射防止加工あり、傷に強い
  • 効果は約1年(口コミ)

②ノンメンテナンス型(新型)

【主な特徴】

  • 特別なメンテナンスは不要
  • セイコー製の最新性能のレンズを使用
  • 反射防止加工なし、傷に弱い
  • 効果は2~3年(店舗スタッフ情報)

 

公式HPを見ると新型の②しか紹介されていませんが、店頭では両者の違いと合わせて旧型の①の方も案内してくれます。もしかしたら店舗や担当者によって対応が異なる可能性もありますが、旧型も検討している旨を伝えたら用意してくれるはずです。

 

当の私はどうしても反射加工がないというのが気になり、多少の手間がかかても構わないので旧型を希望しました。ただ、残念ながら極度の乱視が原因で旧型は用意できないとのことで、致し方なく新型の曇り止めレンズでメガネを作ることに。

 

受け渡しは一週間後。まず肝心な曇り止め性能ですが、これに関しては完璧。「曇りにくい」じゃなくて「全く曇らない」です。直接息を吹きかけても一切曇る様子を見せないので、お店の方が仰る通りに効果が2~3年持つなら言う事はないでしょう。

 

ただ、懸念していた反射加工なしのレンズというのは、想定以上にギラギラと光、反射します。上の画像でもカメラを構えた私の影がしっかり映り込んでいるのがお分かりいただけるでしょうか。

 

ちなみにこちらは同じ条件で撮影した反射加工ありのメガネ。違いは一目瞭然ですね。今はどこのメガネ店でも反射加工済のレンズが基本です。(ちなみにこちらは同じ日にJINSで作った自宅用。強めにブルーライトカットが入っています。)

 

反射加工なしのレンズを着けている分には、最初は少し眩しいかなと感じることもありましたが、それはすぐに慣れます。問題は他者から見た時のレンズの反射具合。遠目から見ても結構光って見えるので少し気になりますね。特にカメラで写真に写る時は要注意です。ちびまる子ちゃんの丸尾くんみたいに白っぽく反射しますよ。

 

それ以外はこれといったデメリットはないので、外見上の反射が気にならないのであれば、性能的にも新型レンズを選べば間違いないでしょう。

 

ただ、どの程度の反射が許容範囲内かは人によりけりなので、可能であれば店頭で実物を見せてもらい比較するのが一番ですね。ちなみに私としてはギリギリ許容範囲内ということにしときます。写真に写ることもそうそうないので。

 

まとめ

まだまだ続きそうな日本のマスク社会の解決策となりうるZoffの曇り止めレンズをご紹介しました。繰り返しになりますが、曇り止め性能に限っては完璧です。

 

反射してしまうのは構造上仕方がないことですが、もう少し改善の余地はありそうなので、今後に期待したいところ。

 

最後に余談ですが、先日より8ヶ月ぶり2度目のコロナに感染してしまい、ただいま自宅療養中です。今回は無事な妻に感染させないようにと部屋を分けつつ、常時マスクを着用しているので、思わぬ形で曇り止めレンズの効力を実感した次第です。当の私は体調も回復し、明後日から社会復帰する予定なのでご心配なく。

 

今回は以上です。