住宅ローン「団信」特約、後悔しない選び方の極意 「特約を付ければよかった」後悔する人が多数

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住宅ローンの計算をする夫婦
住宅ローンを選ぶときには、団体信用生命保険の特約にも目を向けておきたい(写真:KAORU / PIXTA)

住宅を購入するときは、住宅ローンを借りるのが一般的だ。住宅ローンを選ぶうえでは、自分に適用される金利を重視する人が多いだろう。しかし、金利だけを見ていると後悔する場合もあるのだ。

長期間の返済に備えて「団体信用生命保険」(以下、団信)に加入することになるが、近年では、さまざまな特約を付けることができる。ただし、返済途中で後付けしたり、外したりすることはできない。住宅ローンを借りるタイミングで「適切な団信の特約を選べるか」も実は重要なのだ。

住宅購入後の最大の後悔は「団信の特約」だった

「住宅購入後に後悔したこと」についての調査結果を見ていこう。後悔したことのトップは「団信の特約を付ければよかった」で、40.0%に達した。

住宅購入後に後悔したこと
出典:カーディフ生命調査「第6回 生活価値観・住まいに関する意識調査」(2024年10月2297人を対象に実施)

調査では特約を付けなかった理由を聞いていないが、金利をできるだけ低く抑えようと基本的な団信にしか加入せず、後から特約を付ければよかったと思ったのではないだろうか。

次ページ基本的な団信と付帯できる特約、金利の関係は?
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