ホリー・コール・トリオ
BLAME IT ON MY YOUTH

内容:
1 トラスト・イン・ミー
2 アイム・ゴナ・ラフ・ユー
3 イフ・アイ・ワー・ア・ベル
4 スマイル
5 パープル・アヴェニュー
6 コーリング・ユー
7 ゴッド・ウィル
8 君住む街角
9 ハニー・サックル・ローズ
10 アイル・ビーシーイング・ユー
演奏:
ホリー・コール(ヴォーカル)
アーロン・デイヴィス(ピアノ)
デヴィッド・ピルチ(ベース)
ジョニー・フリゴ(ヴァイオリン)③⑨
ロバート・W・スティーヴンソン(バスクラ)⑧
制作:
東芝EMI
TOCP-7210
1992年6月リリース
定価税込3,000円
※インプレッション:
ホリー・コールといってすぐにぴんと来る人はそんなに多くないか?
映画音楽の好きの方なら”名画”「バグダッド・カフェ」

を思い浮かべることができるかも知れない
(この映画も不思議な魅力のある映画だったぁ

)
映画「バグダッド・カフェ」のテーマ曲が「コーリング・ユー」でこれは映画と共に大変なヒットとなった
映画ではJEVETTA STEELEが歌っていたが
ホリー・コールの歌ったカバーもこれまた大変にヒットした
このアルバムは「ジャズ・ヴォーカリスト」のホリー・コール・トリオのデビュー作なのだそうだ
しかし別の意味で ホリー・コールといえば「コーリング・ユー」といわないと売れないということなのか

このアルバムの日本題は・・・・
「CALLING YOU/ホリー・コール”心乱すモノクローム・ヴォイス”~BAGDAD CAFEに漂うennui~」
という ほとんどワケのワカラン迷コピー(東芝さんセンス無し

)
実際 そう言う私もホリー・コールが「ジャズ・ヴォーカリスト」というイメージは残念ながら持っていなかったというのが正直なところ
ところがこのアルバムは「ホリー・コール・トリオ」なのであります
もうこれだけでも興味津々
(プロデューサーは グレッグ・コーエン<アメリカのジャズ・ベーシスト、’05のオーネット・コールマンのツアーにも参加しているそうだ by wiki>)
おっ ピアノとベースに ホリーのヴォーカルでいったいどんな音楽になるのだろう
聞いてみてびっくり これはまいった まさに 他に聴くことのできない ホリー・コールの世界が広がる
ちょっと ビョークのようなけだるい切ない雰囲気をもっているんだけど ちょっとまた違うんだなぁ
これは不思議 なんだか禁断の淵に落ちていくような???

これもまた ジャズなのか
いやはや奥が深い

おなじみの「コーリング・ユー」も 新鮮な響きを持って心に迫ってきたな
お試し下さい
※購入は おなじみブックオフ戸田新曽店にて 税込250円でございましたぁ
毎度ありがとうございます
PS.調べたら何と今年3月に来日していた
3月4・5日が東京ブルーノートで →
こちら 歌とメッセージを聴くことができるよ
震災のあった11日にコットンクラブで公演予定があったがこれは中止だったんだろうなぁ?!
あの地震を体験したとするとちょっと気の毒だが
ホリー・コール・トリオのPV画像があった
おまけに録音風景まであった これも貴重だなぁ