バンドネオンの小松亮太「Tangologue」をゲットの巻
- 2013/08/04
- 11:59
ブックオフで見っけた掘り出しモン中古CDアルバム
/ワールドミュージック編
小松 亮太 こまつ・りょうた
「Tangologue」
東京-ブエノスアイレス-ing (現在進行形)
内容:
1 ブエノスアイレアンド / V.ラバジェン
2 スピカ・エスキス / 小松亮太
3 ジェラス・マン / 鳥山雄司
4 プレパレンセ / A.ピアソラ
5 ベトチャプリカ / 熊田洋
6 コモ? / 熊田洋
7 最後のクルド人 / R.ガジョ
8 メイド・イン・USA / A.ピアソラ
9 何たる不敬! / 熊田洋
10 オスバルド・モンテスとの遭遇 / 小松亮太
11 スエニ・デ・タンゴ / L.フェデリコ&N.レデスマ
12 北から南へ / V.ラヴァジェン
13 蛇腹の影に / L.フェデリコ
14 私の愛しい蛇腹 / L.フェデリコ
15 目覚め~ネスカフェ・ゴールドブレンドのテーマ / 八木正生
演奏:小松亮太(バンドネオン)ほか
制作:ソニー・ミュージックエンタテイメント
SICC196
定価税込2,940円
2004年リリース
※インプレッション:
これはもう文句なしで素晴らしいアルバムだった
1曲目から ス~っと心にしみてくる
小松亮太ご本人もこのアルバムに寄せている
「今までリリースしたアルバムすべてに愛着があるのは勿論だがこのアルバムには本当に格別の思い入れがある。過去のタンゴへのリスペクトとは違う。僕らが生んだ真新しいタンゴを真新しいリスナー達に愛し、論じてもらう時がついに来たのだ。さあこれからだ!」
まさに torikeraが 「真新しいリスナー」であるわけで
「ふ~んタンゴねぇ」という人たちにも ぜひ聞いてほしいアルバムなのだっ
正直「ピアソラ」の自作自演アルバムや 「タンゴ」と名の付くアルバムを購入したことはあった
が・・・ しかし聴いていてどうもしっくりこない感じを持ったものだ
例えばチェロのヨーヨーマの演奏するピアソラの作品などその典型で
別に新鮮でもなければ なんの感動も感じなかった(ファンの皆様スイマセン)
なんというか先が読めてしまうような音楽なのだ!
ところがこのアルバムでは 音楽が生き生きしている
熊田洋や鳥山雄司ら日本人ミュージシャンのオリジナルも刺激的だ
「ベトチャプリカ」など ベートーヴェンの曲からインスパイアされたという
遊び心いっぱいの曲など最高!
もちろんタンゴの名だたる作家・演奏家たちの曲もいい
あ~ もっと早くこのアルバムに出会えていたら・・・
小松亮太を少し追っかけてみたかったなぁ
※小松亮太:
1973年生まれ、両親ともにタンゴ奏者
14歳からバンドネオンを独習
25歳でピアソラゆかりのメンバーたちと共演しCDデビュー
アメリカ・メキシコ・東南アジア・アルゼンチンと股にかけ
演奏活動を繰り広げるサラブレッド的バンドネオン奏者ですな
※購入は毎度おなじみブックオフ戸田新曽店にて税込250円でございました
小松亮太 「目覚め」 ネスカフェ・ゴールドブレンドのテーマ
聞きなれた曲だけどいいねぇ クール!!!
小松亮太 作 「スピカ・エスキス」
- 関連記事
-
- 「箏・バッハ名曲集」おおっ邦楽のジャジーなバッハをゲットの巻 2015/01/04
- KOTO VORTEX・ⅡARCADIA う~ん渋すぎる琴四重奏団のアルバム 2014/12/01
- ユーミン・ラヴ・ソングス”胡弓”守ってあげたい/卒業写真の巻 2014/10/26
- 中国古箏の名手”伍芳(ウー・ファン)”のサードアルバム「弦舞」をゲットの巻 2014/10/25
- すすり泣きの二胡!ジャン・ジェンフォア「故郷熱情」で涙腺全開の巻 2013/08/23
- バンドネオンの小松亮太「Tangologue」をゲットの巻 2013/08/04
- FURUSATO・encore(ふるさとあんこーる)究極の癒し系コンピアルバム 2013/03/30
- 癒しの弦「絲【i-to】」ストリング・リラクゼーション/レンタル店で見っけた掘り出しモン中古CD/ワールードミュージック編 2013/01/31
- 70円で売って良いのか?ブラジリアン・ボサノヴァ・コンピアルバムの巻 2013/01/28
- 津軽三味線の上妻宏光「AGATSUMA」&「BEAMS」/レンタル店で見っけた掘り出しモン中古CD 2013/01/24
- 年越しにアジアン・テイストのオムニバス盤「AsianVision」/レンタル店で見つけた掘り出しモン中古CD/ワールドM.編 2012/12/30