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ロシアもの3連発、ボロディン&グラズノフが楽しいねの巻

ブックオフで見っけた掘り出しモン中古CDアルバム/クラシック編
 
ボロディン作曲 
 交響曲第2番/「中央アジアの草原にて」
グラズノフ作曲 
 交響詩「ステンカ・ラージン」
      レニングラード・フィル フェドートフ指揮ほか
 
 

内容:
ボロディン作曲
1 交響曲第2番ロ短調
演奏:レニングラード・フィル
指揮:ヴィクトル・フェドートフ指揮
録音:1985年
 
2 交響詩「中央アジアの草原にて」
演奏:レニングラード・フィル
指揮:ヴァレンチン・ネステロフ指揮
録音:1979年
 
グラズノフ作曲
3 交響詩「ステンカ・ラージン」
演奏:レニングラード・フィル
指揮:エドゥアルド・セロフ指揮
録音:1988年
 
 
制作:MASTERTONE
(イギリス)
レニングラード・マスター・シリーズ?
定価??不明
LM1329
 
※インプレッション:
 
ロシアもの有名曲のお得なセットアルバムでござる(笑)
 
ボロディンの交響曲第2番は1869年に歌劇「イーゴリ公」と同じく
完成された曲でロシア的な美しいメロディーのあふれる素敵な曲
 
フェドートフの指揮はレニングラード・フィル(現サンクトペテルブルク管)を
よく鳴らして劇的に盛り上げてくれます(フィナーレなどバレエ曲みたい)

 
 
※ちなみに
映画「ホームアローン」の「さあ主発だ」(ジョン・ウィリアムス作曲)
この曲にそっくりだと思うのは私だけだろうか? 
<視聴サイトへ>
 
 
フェドートフは1975・76年とレニングラード・キーロフ劇場(現マリインスキー歌劇場)
の芸術監督を務めていて(後任がテルミカーノフ/ゲルギエフ)
日本では1997年から2001年まで新国立劇場バレエ団の公演を指揮していたけど
残念ながら同年亡くなっています
 
「中央アジアの草原にて」も音楽の教科書にも出てくる?!有名曲だぁ
(昔見たような気がするのだけどねっ)
ロシアの主題と東洋風の主題がからみながら旅の主題に乗って展開されていく
とても印象的な曲ですねぇ
 
そしてこのアルバムの白眉が最後の曲
グラズノフの交響詩「ステンカ・ラージン」!!
 
この曲「知ってんか?ラージン?」なんて
意味の分からんことは言いません
聞いたことが無いという方もいるでしょうから ちょっと解説
 
「えいコ~ラ・えいコ~ラ・もひとつえいコ~ラ!」(笑)
そうあの「ボルガの舟歌」(船曳歌)=「エイ・ウーフネム」をテーマにして
何回も反復していきながらクライマックスを迎えます
 
ちなみに「ステンカ・ラージン」というのは
ドン・コサックの首領で農民反乱の指導者
処刑された後も民衆のなかで語り継がれて
農地開拓の厳しさを歌った民謡がバラキレフにより採譜され
「ボルガの舟歌」として歌われるようになったとか
 
グラズノフ20歳の出世作
さすがに良くできた曲です
でも困っちゃうのは 何回聞いても
「えいコ~ラ!」と歌いたくなってしまうことかなぁ 

 
指揮者のエドゥアルド・セロフは
ヴォルゴグラード・フィルハーモニー管弦楽団の
音楽監督を務めています
 
 
※購入はおなじみブックオフ戸田新曽店にて税込280円でございました。毎度ありがとうございました。
 
 
              ボロディン作曲 交響曲第2番ロ短調より 第4楽章アレグロ 
              演奏??
 
 
                 ボロディン作曲 交響詩「中央アジアの草原にて」 
                 ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団
 
 
 
                   グラズノフ作曲 交響詩「ステンカ・ラージン」
                    アンセルメ指揮 スイスロマンド管弦楽団
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