2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

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今日はもうひどく暑い。こうなるとメトロが絶望的に不快で不快で一気に具合が悪くなりそうになる。 この一週間のうちに、展覧会のヴェルニサージュ2つ。オルセーで観てきたばかりのマックス・エルンストのコラージュ作品は、疲れた足で歩きながら一度に観る…

RIP MJ

一体何を書けばいいんだ。同じ星に同時に生きたことの、喜びと苦しみ、どちらも巨大すぎて。何を思っても、胸にぐさぐさと突き刺さってくる。それで昨日の夜は予定変更でノートル・ダム前広場の追悼会へ足を運び(大聖堂で重要な宗教行事があったためおとな…

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今週は、真夏のような日々。昨日からはソルドもスタート。暑さも買い物も今のうちに楽しまなければー。あたふたしていたのもなんとか山をこえ、慣れてきて、あと一週間乗り切れば…、その先にいろいろあります。楽しみなことが。 数日前に街で見かけたのは、…

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家に帰って夕飯食べてしまえばもうぐったりとなるのが目にみえすぎていたので、陽のあたる場所でカフェを飲みつつ集中…。雲から出てきた太陽の光は強すぎた。ほとんど人の乗ってない遊覧船の排気ガスもひどかった。それでも水辺は心落ち着く。あちこちでメル…

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『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』を観た。監督・主演トミー・リー・ジョーンズ。どんな映画なのかよくわからずに観ていたら、素晴らしい展開をみせてくれた。とても尊重したい視点をたくさん持った映画だった。トミー・リー・ジョーンズ、こんな…

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ひっしで食らいついたぶんだけ、なにかがのこっていくというもんだと、よーくわかってなんとか前進中。 短編映画祭で、ゴダール&ミエヴィルの『THE OLD PLACE』。MoMAに依頼されて制作したという、20世紀の芸術についての映像。観るのは2回目。気になるこ…

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活動を再開したオービタルのライブ映像にびりびりにしびれた。先週末のクラクフにて、SatanにLush3。あいかわらずすごすぎる。そこだけで完結した完璧な宇宙みたいになるこの人たちのライブ空間は、地球が滅びても残っていてほしいもののひとつだ。できるこ…

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火曜日。ロックの日。そんなふうに言えるのは日本だけだ。けど最近は日本のそういうゆるさ適当さがいいと思うようになってきた。テアトル・ド・ラ・ヴィルにてベルギーのコレグラファー、ヴァンデケイビュスの新作を観る。ダンサーのレベルが総じてとても高…

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はだざむい雨がつづいて、調子もいまいち。昨日は、フェデラーのようなすごいひとを前にして、背筋のばされるのと、自分ニャむりと投げ出したくなるのとが同時であった。ふだんしょぼんとなったときは、伊達公子!と唱えるように思い出してすぐさま活力を取…

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カンヌ週間のしめに、リュック・ムレの新作ドキュメンタリー。マージナルなものに親和性を持つ、いまどきのフランスじゃめずらしい映画人。監督自身がもう作品みたいになってる。なんともおかしくって、かっこいい。私はとても好きだ。 今日はヨーロッパ議会…

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オリヴィエ・アサイヤスの『Clean』を観る。みっちゃんお気に入りのエミリー・ヘインズがいきなりバンドで登場。台詞もある。こんな映画に出てたとは。その後も、ブライアン・イーノが何曲もかかったと思えば、トリッキー本人まで出てきた。いいんだけど、唐…

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ちょっとだけサイトの色を変えてみました。 新しく復元されたジャック・タチ『ユロ氏の休暇』(1953-1978/2009)を観にシネマテークへ。約半分が招待者席で、当時撮影に関わった方(小道具の男性と、スクリプトの女性)や、映画の中では少年またはほとんど赤…

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順番が逆になったなーと思いながら、オリヴィエ・アサイヤス『L'heure d'ete』を観る。昨日のとつづけてみると、まるで親子が映画を撮っているみたいに思えた。美しいなあ。もしどちらか一方選べといわれたら、私はミアをとるけれど。出演者も2人ほど重なっ…

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6月の始まり。今日も休日。 家の中にいると涼しいのに、夕方、買い物に出たら真夏のような暑さ。早めの時間帯に軽く夕飯を食べてから、身軽な装備で出かけて、カルチェラタンの映画館にてミア・ハンセン=ラヴ『Le pere de mes enfants』。すでに外にはたく…