ランニング中に使ってるイヤフォンを、何種類か試しての感想
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先日エントリーした、10月末のフルマラソンに向けて、今のところはなんとかランニングを続けられている。
ただ、なかなか持久力やスピードなど、自分の長距離走能力のレベルアップは感じられていない。ランニングの効率を上げるためにも、もう少し体重を落とせばいいのかなと感じてはいるんだが、夜中に飲酒しながらの読書やブログ書きはやめられないので、ランニングが習慣化してもなかなか体重が落ちてくれない。
長い距離を飽きずに走るために、ランニング中は音楽やポッドキャストを聞いている。走りながら何かを聞くうえで、イヤフォンの性能は重要だ。インナーイヤータイプがいいか、耳かけタイプがいいか、有線よりもBluetoothがいいのか…と、結構試行錯誤して試してきたので、様々なイヤフォンとランニングの相性を自分なりにまとめてみた。
ちなみに、ランニング用なので、音質は気にせず使いやすさのみを重視しての意見になってるのであしからず。
◆カナル型タイプ

audio-technica カナル型イヤホン iPod/iPhone/iPad専用 イエロー ATH-CK323i YL
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2013/05/16
- メディア: エレクトロニクス
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まず最初に試したのがこのタイプ。
iPhoneの付属品でついてくるタイプのイヤフォンだと、耳にぴったり入るわけではないので、ランニング中の振動や汗によってズレ、外れてしまうことが多い。
なので、カナル型という耳の穴にすっぽりはめ込むタイプのイヤフォンのほうが、ランニング中にズレたり外れたりせずに快適に過ごせる。
実際、このタイプはかなり長い間使っていた。結構激しく動いても外れないので、ランニングに限らずテニス中にも使ったりしていた。
ただ、欠点として、耳穴を完全にふさぐ形で装着するので、音楽以外の音がほとんど聞こえなくなってしまう。ランニング中に後方から走ってくる車の音や、曲がり角の先にいる自転車にまたがった中学生の集団が迫っている音などがほとんど聞こえない。正直、危ないと思うので、交通量の多い市街地でランニングする際にはあまりお勧めできない。
◆イヤーフックタイプ

スポーツイヤホン・イヤーフック RS Earphone #02 Black / RSEP02BS
- 出版社/メーカー: マイクロソリューション Micro Solution Inc.
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 41人 クリック: 160回
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この商品、ランニング用のイヤフォンとしていろいろなサイトで絶賛されていた。
なので、自分でも使ってみたところ、これは本当に最高。
まず、外耳に引っ掻けるタイプで、結構しっかりと耳をホールドしてくれるので、ランニングや激しめの運動をしてもほとんどずれることがない。これはまあ、個人の耳の大きさなどにも依存すると思うが、僕の場合は全くズレたりせず、耳が痛くなることもなかった。
加えて、耳の穴をふさがないので、周囲の音が聞こえなくなることがほとんどない。イヤフォンからの音の大きさにもよるが、あまり大音量にしなければ周囲を走る車の音や、近くを通る人の会話の音、犬や鳥の鳴き声などが、自然に耳に入ってきてくれる。
だからといって流している音楽やポッドキャストの音声が聞き取りにくいということはないので、ランニング中に使用するには最高のイヤフォンと言えると思う。
唯一の欠点は、曲送りや音量調節のできるリモコンが付属していないところ。なので、iPhoneの画面を覗き込みながら曲送りなどをする必要がある。音量もiPhoneのボタンを直接操作になるので、ちょっとめんどくさい。
◆Bluetoothワイヤレスヘッドセットイヤフォン
有線だと、どうしてもコードが邪魔になる。
なので、そんな有線の煩わしさを解消してくれるのが、こういったBluetoothで接続するワイヤレスタイプ。
ここ最近は安価で軽いものがたくさんリリースされており、Amazonで高評価かつ安価だったこれを購入してみた。
で、使ってみた感想は、正直あんまりよくない。
耳に装着する部分は、カナル型になっており、耳穴に直接はめ込んで固定する。なので、カナル型特有の、周囲の音が聞こえなくなってしまうという弱点は一緒だ。
ただ、装着感は悪くなく、首を横に振ってもズレたり外れたりしない。軽くて違和感もあまり感じないので、快適そのもの。
だが、いざ装着したまま走り出すと、不備の後ろに回したコードや、耳に装着されている部分がランニングの揺れにより激しく動き、外れはしないが耳穴内に「グワングワン」みたいな雑音を響かせる。耳栓を耳穴で動かし続けているような、こすれるような雑音がずっと鳴り続けるような感覚だ。
慣れれはそんなに気にならないのかもしれないが、イヤーフックタイプの快適さに慣れてしまっていたため、無線の便利さなどはどうでもよくなってしまった。
イヤーフックタイプのBluetoothヘッドセットがあれば、そちらのほうがベストかもしれないが、今のところは家の中で掃除中などに使用するに留まっている。
◆Bluetoothワイヤレスヘッドセット(片耳タイプ)

Jabra MINI ブラック ワイヤレス Bluetooth イヤホン ヘッドセット (モノラル) 【日本正規代理店品】
- 出版社/メーカー: Jabra
- 発売日: 2014/11/14
- メディア: エレクトロニクス
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音楽よりもポッドキャストを聞きながら走ることが多いため、もういっそのことこういう片耳の軽量タイプはどうかと思って試してみた。イヤーフックタイプだし、片耳しか塞がないので周囲の音も聞こえる。
走ってみた結果、イヤーフックの引っ掛かりが甘いためか、どうしても汗でずれてきてしまった。本体自体も防水加工などがなされていないため、汗を大量にかく今の時期はあまり安心して使えない印象もある。
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というわけで、結局のところ今はイヤーフックタイプのイヤフォンを使ってランニングしている。装着のストレスが少なく、音楽も周囲の音も聞こえるので、ランニング中に余計なストレスを感じずに済むのがなによりも大きなポイントとなっている。