発達障害のあるフォロワーさんに俺のまとめを紹介してみた

@kurage313 障害受容のとこ読んだ。私もさいきん確定診断→支援センター→知能検査 などなど経て受容しはじめてるので胸にぐっときたよ。知能検査おもしろかった。
2012-12-27 19:13:13
@kurage313 しばらくツイッタ放置してたからツイートするのなんかこそばゆくて、何か後押しがないとでてこないんだよね。まとめてくれるなら書こうかなー。
2012-12-27 19:17:18というわけでまとめます

えーと、当方、さいきん高機能自閉症との診断を受けてエビリファイ服薬を始めました。 @kurage313 くんとの昔?のよしみで、自分の障害受容の過程について連ツイしてみたいと思います。
2012-12-27 19:19:28
物心ついたときから周囲となじめない感じあり。幼稚園頃から今思えば発達障害の傾向バリバリな伝説をいろいろ作ってきた。勉強しなくても成績良好で運動だけ苦手。小学校で盛大にいじめられる。中学以降、離人、抑うつ、自殺念慮、拒食傾向などいろいろ精神系エピソードあり。
2012-12-27 19:21:14
あ、あと国語がめちゃめちゃできるけど算数がびっくりするほどできないという傾向があった。いまでも九九がまともに言えない。たぶん過読症(ハイパーレクシア)と算数障害(ディスカリキュリア)があるんでしょう。
2012-12-27 19:22:38
大学新卒で就職するも続かず。抑うつで寝たきりに近くなったときに町医者にいったら「うつ病」といわれパキシルを処方される。1錠飲んだ夜中に突然躁転。下痢や激しい頭痛、幻聴のようなものに襲われ、怖くなって救急車を呼んだ、という事件あり。
2012-12-27 19:24:13
ともかく生きづらくて、その救急車事件のあと駆け込んだ大学病院の精神科でいい先生と出会う。その後トータルで7年ほど面談をしつづける。最初の数年はデパスなど貰うがその後面談だけに。自分では人格障害(ボダとか)を疑いつつもなんとなくピンとこず。先生に訊くと「違うとおもいます」と。
2012-12-27 19:27:37
あとからわかったところによると彼は「この人には自明性の喪失(皆に当たり前のことが当たり前でない)がある」「統合失調症の病前性格のはずなんだけどいつまでも発病しないなあ」と思っていたとのこと。彼は有能な精神科医だったが発達障害については専門でなかったので盲点だったようだ。
2012-12-27 19:29:08
状況が変わったのが数年前から。ある鍼灸整骨院で医療面談をしていたら、もしかして耳が聞こえすぎなんじゃと言われる。調べてみたら健常者に聞こえるはずのない高さの音が聞こえてた(2万Hz以上)。これは聴覚過敏といって、これを持つ人で知能に問題がない人は発達障害に分類されると言われた。
2012-12-27 19:31:14
それまで自分でも発達障害を疑ってきたけど、いまいち決めてになるデータのようなものがなかったので「気のせい」「考えすぎ」と思っていた。でも現に私は異常に耳が聞こえてたのだ。この事実を持って精神科医の先生のところにいくと、先生がなるほど!! とヒザを打った。
2012-12-27 19:32:42
同じことを経験してる人っているんやなー“@chai_lama: 物心ついたときから周囲となじめない感じあり。幼稚園頃から今思えば発達障害の傾向バリバリな伝説をいろいろ作ってきた。勉強しなくても成績良好で運動だけ苦手。小学校で盛大にいじめられる。中学以降、離人、抑うつ、自殺念慮、
2012-12-27 19:33:36
「あなたのいまいち診断のつかなかったところは、発達障害と考えると全て筋が通る。僕は専門でないから診断はつけられないけれど、あなたには確実にコミュニケーション障害がある。聴覚過敏もある。発達障害の強い疑いがある」
2012-12-27 19:33:50
その後、震災でいろいろウヤムヤになってしばらく放置。震災後、もともと破綻していた家族関係がマジでやばくなってきたので、現在のオットの住んでいる某地方のド田舎に逃げる。しばらくは生活に慣れるのに精一杯で逆に元気だったが、今年(昨年っていうの?)の夏になってヤバくなる。
2012-12-27 19:36:28
自分の分析では、当面の心身の安全が確保されたことによって私が安心し、そこで初めて震災や、震災で棚上げにしていた発達障害の告知関連のトラウマがわっと表面に浮かんできたのだと思っている。震災を経験していないこの地方の人が、夏の節電がどうのと言ってるのを見て変に切れたりしてた。
2012-12-27 19:37:55
節電の話を機に震災のPTSDがひどくなり、過集中と注意散漫の症状が激しく出るようになった。震災の話でカーッとなって、ふと気がつくと夕方を過ぎているということが多くなって、家事が滞り、このままではオットに迷惑をかける、と困り切って、「専門家にかかりたい」と頼んだ。
2012-12-27 19:39:13
で、たまたまかかった近所の心療内科の先生が、なんと発達障害に詳しい人だった。最初の面談で「確定診断にはもう何度か面談しなきゃいけないけど、まず間違いなく発達障害。おそらくは高機能自閉症だろうね」と。で、「飲んでみる価値はある」と、エビリファイという薬を紹介された。飲むことに。
2012-12-27 19:41:03
これがびっくりするほどよく効いた。一日に、いちばん薄い3㎎の半錠、1.5㎎だけなんだけど、いきなり翌日から6時にぱっちり目が覚め、夜9時を過ぎるとコテッと眠れるように。何かとはかどりまくり、医療の素晴らしさに間隙した。しかし逆に、今度ははかどりすぎて時間が余るように。
2012-12-27 19:43:15
時間が余るようになるといろいろ考えるようになる。震災のPTSDは出ても落ち着くまでの時間がすごく短くなったし、落ち込んでても動けるところが今までと違うところだったけど、でも、ともかく落ち込む。つまり、「ああ、受け入れなきゃいけないんだ、間違いじゃなかったんだ」と。
2012-12-27 19:44:17
そうだよね、とスッキリして安心する面もあったんだけど、薬が効けば効くほど、「私はこの薬がなければ人並みに生きられない障害者なんだ」と突きつけられているようだった。今更あがいても仕方ないんだけど、改めて、ああ、一生こうなんだ、私はこうして生きていくんだ、と。
2012-12-27 19:45:22
日中暇でしかたないし、お金はないし、働きたい、働かねば、働けるかもしれない、という焦りにかられて、自治体の「障害者就業・生活支援センター」や「発達障害支援センター」と連絡をとる。前者の人は「だってバス乗るのも大変でしょ」といきなり家に来てくれて、感激。
2012-12-27 19:47:18