私の転換点 「放射能」は量の問題だと気づくまで
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私の転換点① ブログにまとめて書くつもりですけど、その前に、ここでちょっとつぶやきます。私の転換点は去年の5月ごろ「つまり、放射能は量の問題なんだ」と気づいたときだと思います。「あるかないかではなく、量の問題なんだ」と気づいたときから冷静に考えられるようになりました。
2012-03-05 15:17:41私の転換点② それまで夫がいろいろ説明してくれても、夫が言っていることはわかるんだけど、頭の上に重たい雲がどーんとのっかってる感じがとれませんでした。この重たい気分がいやなのよと思って、どこかに引っ越したいと思いました。会津に行って帰ってくるときは気分が沈みましたね。
2012-03-05 15:23:56私の転換点③ このままじゃダメだと思って、とにかく悪いほうに悪いほうに考えるのをなんとかしなくてはダメだと思って、やっぱり測るしかないと思ったわけです。自分がすんでいるこの場所の線量を知ることだと思いました。
2012-03-05 15:26:34私の転換点④ それで、なかなか手に入らなかったガイガーカウンター(RADEX)を5万円で購入。今はもっと安くなってるけど、当時はこれでも安いほうだったの。そこから勉強が始まりました。なんとラッキーなことに、ツイッターで早野先生を知ったのも大きかったかな~。
2012-03-05 15:30:13RADEX RD1503はどのようにしてμSv/hを出しているのだろう?
と思い、自分なりに実験をしてみた。
そのことをブログ(5月28日)に書いたところ、
たくさんの方から貴重なコメントをいただいた。
http://fukufukutan.jugem.jp/?eid=10
私の転換点⑤ 校正の必要性も知って、県で測定しているところに行って、RADEXとの数値の違いを調べて、RADEXの「くせ」もわかりました。そして、自分が住んでいるところの数値を測ってみたら、自分が思っていた数値とは違っていました。
2012-03-05 15:33:21私の転換点⑥ それまでは、近くの家の雨どいの水のせいで我が家はとびぬけて線量が高いはずとか、近くの用水路は高線量なんじゃとか、そういうことが頭の中をグルグル回って、「もうイヤー!」状態でした。でも、測ったら違っていました。
2012-03-05 15:40:49転換点、それは自分で測って可視化したことがきっかけだった。
どうすれば正しい測定ができるのかなど、次から次へと学ぶことが出てきた。
それを学ぶ過程で、科学的な思考ができるようになっていったのだと思う。
危険か安全かという答えを他者にゆだねることはなくなった。
私の転換点⑦ たしかに雨どいの直下は高いけど、1m離れれば数値はぐんと下がる、用水路は周りの土のところよりもかえって低い。それは、夫がずっと言っていたことでした。夫の説明、私はそれを頭では理解しても納得まではできなかったんですね。でも、測ることで可視化され、私は納得しました。
2012-03-05 15:46:14私の転換点⑧ 私は自分でこうに違いないと思い込んでいたことが、そうではなかったんだとわかりました。そして、どうしようもない漠然とした不安から解消されたような気がします。測って出た数値の量が大切なんだとわかりました。そこから、よし、勉強しようという気持ちになりました。
2012-03-05 15:50:55私の転換点⑨ さいわい、ツイッター上には早野先生はじめ冷静に説明してくださる方々がたくさんいらっしゃいました。ガイガーカウンターのこと、食品測定のこと、等価線量と実行線量のこと、いろいろ学びました。そして、私は自分の被曝線量を計算し、自分がどうするべきなのかを判断しました。
2012-03-05 15:54:42私の転換点⑩ 年間の被曝線量を計算し、自分の年齢、持病、その他のことを総合的に考えて、避難することによるリスクのほうが高いと判断しました。原発であらたな問題が発生しない限り、ここにいることのほうが私にはリスクは少ないと判断しました。
2012-03-05 15:59:20放射能・放射線量・放射性物質、
そういうことばを曖昧に使わないようにしようと思っていますが、
タイトルは、あえて「放射能」という言葉を使いました。
その「量」による影響は、年齢や暮らし方などいろんな条件が重なって違ってきます。
ひとりひとりが自分にとってその「量」がどんな意味を持つか判断し、
どう行動すればいいかを決める、そういうことが大切だと思っています。
私の転換点⑪ こういう結論に至るまでにはいろんなことがありました。今おもえば、何をしてたんだろうと思うようなこともありました。そういうことはブログに書きたいと思います。
2012-03-05 16:05:55リスクをどう判断したのかもう少し詳しく知りたいというお話があったので、
概略をご説明しました。
私の場合は、複数の慢性疾患を抱えており、
長年経過観察をしていただいている医療機関があります。
そこの医師との信頼関係やデータは私の健康を維持する上でとても貴重なものです。
そういう様々なことがらと、
予想される積算線量から発生するかもしれないリスクを精査し、
この積算線量ならば、私の場合は許容できると判断しました。
@so_gacha お返事が遅れてしまってすみません。詳細な計算は略させていただきますね。5月の段階で私の年間の積算線量を計算しました。私の場合、屋内22時間屋外2時間という計算です。3月15日~1年間、概算で外部被曝4mSvくらい。続く
2012-03-07 14:33:34@so_gacha 内部被曝に関してはまだデータがそろっていませんでしたが1mSvを越すことはないだろうと。つまり多く見積もっても5mSvくらいと考えました。そして、この数値は半減期等によって翌年は下がっていくだろう、ならば58歳という私の年齢からいって許容できると判断しました。
2012-03-07 14:36:58
追記します
2013年11月24日から個人線量計をつけて、
実際にどれくらい外部被曝をしているか測定しました。
そこから、私の1年間の積算線量を計算したところ、
0.91mSv(バックグラウンド含)でした。
以前は空間放射線量率から外部被曝を予測しましたが、
2013年に実測してみると、予測よりも
はるかに低い数値であることがわかりました。
そして、2015年、除染をしなくても、
室内の空間放射線量率は0.098μSv/hまで低下しました。
たぶん、今、個人線量計で測定したら、
年間積算線量(外部被曝)は、
0.91mSvよりも低い数値になっていると思っています。
【再掲】あふらんの年間積算線量(外部被曝)は、0.91mSv。 2013年11月24日から測定した1年間の予測。現在はもっと少ないと思う。 twitter.com/pinwheel007/st…
2015-10-29 16:45:16福島県民の多くは実際にはどれくらい追加被曝をしているのか、知られているのかな?まさか年間100mSv被曝していると思われてるのかしら?福島市に住んでいる私の積算線量(外部被曝)は年間0.91mSv(バックグラウンド/追加被曝ではなく、自然からのもともとの放射線も含めて)です。
2015-05-14 09:35:15