
出席委員 青柳正規(座長) 独立行政法人国立美術館理事長、国立西洋美術館長 秋元雄史 金沢21世紀美術館長 加藤種男 財団法人アサヒビール芸術文化財団 事務局長 木下達文 京都橘大学 准教授 酒井忠康 世田谷美術館長 佐々木丞平 独立行政法人国立文化財機構理事長、京都国立博物館長
2010-05-08 00:50:21
佐々木秀彦 東京都美術館 施設活用担当係長瑞信行 兵庫県立歴史博物館長 水谷長志 独立行政法人国立美術館本部事務局情報企画室長 議題:前半が水谷委員によるアーカイブの話 後半がワーキンググループの意見の取りまとめ。
2010-05-08 00:50:41
文化審議会文化政策部会美術ワーキンググループ:美術におけるアーカイブについてのヒアリング。美術館においてもっとも重要な事項はエフェメラルと呼ばれる史資料の集積と所蔵作品のメタデータの集積
2010-05-07 09:43:05
国立美術館4館の総収蔵作品32729点の内、文字データが整備されているのは31666点、画像データは7252点。画像データは著作権の許諾の問題が障壁となっている。
2010-05-07 09:47:02
画像データの品質に関して統一した規格はあるんだろうか? RT @nori_1999: 国立美術館4館の総収蔵作品32729点の内、文字データが整備されているのは31666点、画像データは7252点。画像データは著作権の許諾の問題が障壁となっている。
2010-05-07 15:33:17
以前に某国立美術館の仕事をした時は、確かに画像データになっていたが、スキャン品質にバラつきがあるうえに印刷解像度ではなく使えなかった。重要文化財になっているような作品でも撮影からかなり年月が経ったポジもあり、品質も劣化していた。
2010-05-07 15:37:45
データの補正とか誰がやってるんだろう。RGB/CMYKどっちで?収蔵作品目録を作る時にかなり綿密な色合わせをしているはずだが、使っている用紙も美術館によりまちまちなのでその分解データが正確な色というわけでもない。
2010-05-07 15:40:02
@oooka 海外のNPOが収蔵作品のメタデータの項目要件も含めた統一規格を作成しているという話を聞いた記憶がありますが、現状ではサイズ、解像度や色調整などばらばらだと思います。
2010-05-07 15:41:15
@nori_1999 Reply&実況ありがとうございます。どう使われるのかの設定が曖昧なままデジタル化し続けても、結局活用しづらいデータベースにしかならない気が…。スキャン品質も解像度もどんどん進化するのに対応できないまま「画像データに関しては後に」されちゃいそうですね。
2010-05-07 16:24:43
全国美術館会議会員館のHPの現況。342館中291館がHPを運用中。36%の館が更新費用0円。HP担当者が1-2名の館が44%検索可能なデータベースを公開しているのは7.3%26館
2010-05-07 10:01:15
秋元「文化遺産オンラインって英語化されているの?」青柳「されていない。将来的には全部アーカイブしようとはしている。そもそもGoogleでいいんじゃない?という議論もあったが、情報をより純粋に取り出せるようにすることが重要だということになった。」
2010-05-08 00:55:52
青柳「対外戦略として重要だという意気込みで始めた割には英語が弱い。検索エンジンについては国立情報学研究所の前野先生の"連想検索"が使われており、和歌や俳句からも検索できる優れたものが入っている。」
2010-05-08 00:57:01
青柳「日本では著作権の隣接権(の意識)が強くて、著作権が切れていても寺などが画像を出してくれない。ヨーロッパではルーブル、大英、ナショナルギャラリー、みんなやっている。アメリカではフェアユースで対応している。クリエイティブ・コモンズというのも出てきている」
2010-05-08 00:58:08
加藤「神社仏閣が画像を出すのを嫌がるなら、今はクリック募金と言うのがあるが、画像を使うときにその機能を使って、クリック募金で文化財保護に使うということにすればいいのではないか」
2010-05-08 01:01:37
加藤「目標の数値は?」水谷「ウェブサイトについての調査:現状では館の情報を出しているのが896館、所蔵作品を少しでも公開しているのが91館と1割程度。残り9割が10点ずつ出してくれれば一気に充実するのではないか」
2010-05-08 01:00:22
端「ウェブ担当者が1名以上いる館が44%あるが、これは情報システムの専門家ではないだろう。今後情報システムの専門家が必要なのではないか。今は全然いないが」
2010-05-08 01:05:22