- motoyaKITO
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日々.雑学を垂れ流すアカウント/三省堂:異名・ニックネーム辞典/作詞:ショムニ主題歌.ピンクの弾丸.等/単行本を10冊ほど「異名・ニックネーム辞典」など/SBSラジオで雑学語り10年/源氏物語:「知泉源氏」執筆中pixiv.net/user/25099132/…
山田優さんの「天皇皇后両陛下 お疲れ様でした」発言が炎上中らしい。 この「お疲れ様は目上の人に使ってはイケナイ」は平成になってからマナー本などに登場した新ルールだよね。本来は上下関係なし。 それ以前に記事の「違和感を感じる」が…。 pic.twitter.com/axgcAGrS2c
2019-05-06 08:39:38「本来は上下関係はない言葉」と判っているマナー本でも「近年はそう思われているので、会社内ならば大丈夫でも社外での挨拶には使わない方が良いでしょう」などと書かれていることもあって、ジワジワとこれが正しいマナーになっている最中。
2019-05-06 08:39:38誤用ではないけど忖度で使ってはいけなくなる…
@tisensugimura 結局のところ「お疲れ様でした」は目上の人に使ってもいいということでしょうか…
2019-05-06 08:55:20@TS_yayoi 普通に使って良い言葉です。が、難しい事に上記でも書いてありますが、会社の上司が「使っちゃダメ」と信じているケースは面倒臭いことになります。さらに「実は使ってもいいンすよ」などと言い出したらさらに話はこじれる。 「了解しましたは目上に使うな」というのも同様の話です。
2019-05-06 09:00:02@tisensugimura 本来目下に使うのはご苦労様です。 目上の方に使ってもOKなのはお疲れ様です。 勘違いが正しいということに変更されるのでしょうね……
2019-05-06 09:00:37@mina_pokekoro @TS_yayoi 「了解」に関するマナーも平成に入ってからのマナーです。 80年代にもそういう話はあったみたいですが、70年代に出たマナー本では普通に部下が使う言葉として書かれており、上下関係の厳しい軍隊でも部下が使っています。多くの明治大正期の文豪の作品にも登場する使用法です。
2019-05-06 09:06:00@tisensugimura @TS_yayoi 上のお話しですと、今も使ってもいいように見えましたが、違いましたか? 研修中にそこは気をつけて欲しいと先生が仰ってたので今はダメですよっていうことです。
2019-05-06 09:09:55@mina_pokekoro @TS_yayoi これは難しくて「お疲れ様」も「了解しました」も本来使ってもよい言葉なのですが、新マナーが異様に浸透して、それを信じている上司が多くいるので話が面倒くさくなり「使わない方がよい」という忖度語になっているという話です。 マナー講師は「え、そうなの?」と驚かせるネタを今も仕込み中です
2019-05-06 09:14:25@tisensugimura @TS_yayoi 個人的には了解しましたはご苦労さまと同じ括りなのでお疲れ様でしたと一緒にされるのは違和感がありますね。 一般的にマナー講座でもよく聞きます。 軍で使われていたのは知っていますが、時代が違いますし、現在で言うと(あやふやになってきてるのもあって)一緒にされるのはないとおもいます。
2019-05-06 09:23:51@mina_pokekoro @tisensugimura @TS_yayoi この方は 「了解しましたも使って良い筈なのに、“マナー講座が作った新ルールの所為で”、ダメと思い込んでいる上司に使うと面倒になる」 と仰っています。 それに対して、「マナー講座でよく聞くから」は否定の根拠にはなりません。そこがすれ違っています。
2019-05-06 11:23:31昭和後半よりもひどい令和
@tisensugimura @TomoMachi 昭和後半の頃は「ご苦労様は新米や後輩が先輩や他社社員に言ってはいけない、そういう時はお疲れ様でした、お疲れ様でございましたと言いなさい」と教わったのに…平成って…
2019-05-06 13:18:40@HKmoviefan @tisensugimura @TomoMachi お疲れさまを使ったらあかんとは!!
2019-05-06 15:18:22@hanshuabc @tisensugimura @TomoMachi 「お疲れ様です!」と後輩や部下に言われたら「おう、お疲れ~」と言っておきゃいいですよね。何を格式張る必要があるんだか…?
2019-05-06 17:06:551967年10月21日、香川県高松市生まれ。国語辞典編纂者(出版社社員ではありません)。『三省堂国語辞典』編集委員。著書『日本語はこわくない』PHP、『日本語をもっとつかまえろ!』毎日新聞出版、『知っておくと役立つ 街の変な日本語』朝日新書、『ことばハンター』ポプラ社 他。『気持ちを表すことばの辞典』ナツメ社 も監修。
「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」というインスタグラムの投稿が炎上したそうです。目上への「お疲れさまでした」が不可とされるなら、それは新しい謎ルールの誕生だとしか言えません。炎上を伝えるニュースは〈日本語の使い方としては間違っているかもしれないが〉と述べますが、べつに間違っとらん。
2019-05-06 17:49:41小林多計士『ごきげんよう 挨拶ことばの起源と変遷』などによれば、「お疲れさま」はもともとは芸能人の間で階級抜きの挨拶として使われ、戦後に一般に伝播したようです。ただし、島崎藤村「破戒」には〈『おつかれ』(今晩は)〉という農村の挨拶があり、起源はけっこう古いらしい。
2019-05-06 17:49:49昔は、目上に対して「ご苦労さまでした」が普通に使われました。昭和天皇に対して三木首相(昭在位50年記念式典)や中曽根首相(在位60年記念式典)が「ご苦労さまで(ございま)した」と述べた例も報告されています。ところが、20世紀末に「目上に『ご苦労さま』は失礼」という謎ルールが生まれます。
2019-05-06 17:50:00倉持益子さんの研究では、1990年代に「上司には『ご苦労さま』より『お疲れさま』がふさわしい」と言われるようになった模様。平成17(2005)年度の国語世論調査では、上司をねぎらう場合に7割近くが「お疲れさま」を選んでいます。「お疲れさまでした」は目上への挨拶の新スタンダードだったのです。
2019-05-06 17:50:14「ご苦労さまでした」にしろ「お疲れさまでした」にしろ、「俺は苦労も疲れもしとらん」「目下から言われたくない」と思う人は当然います。そういう人への配慮はあっていい。でも、一般的には、目上に「お疲れさまでした」と言ったとしても問題ない。集中的に批判されるようなことではありません。
2019-05-06 17:50:27