都道府県別大学受験生に占める浪人生比率

学校基本調査から大学受験生浪人生比率の都道府県ランキング。ここでは2023年3月の4年制大学・短大受験生に占める1浪以上の浪人生の割合を比較している。具体的には以下の計算式となっている。

浪人生比率=1浪以上の受験生÷全受験生

同じ計算式をセンター試験受験生に当てはめて計算したものは以下の通り。
センター試験受験生浪人生比率
センター試験受験生浪人生比率:女子
センター試験受験生浪人生比率:男子

似ているが少し異なるランキングに大学受験浪人率がある。ある学年で大学受験した人のうち、何%が浪人したかを比較しているのでこちらも参照願いたい。

大学受験生浪人生比率の全国平均は6.98%。つまり国公立、私立を含めた大学受験生の6.98%が浪人生ということになる。

浪人生比率が最も高いのは佐賀県で10.83%(偏差値70.9)。2位は鳥取県で10.33%。3位以下は東京都(10.02%)、鹿児島県(9.88%)、宮城県(9.40%)の順。一方、最も浪人生比率が低いのは青森県で2.44%(偏差値31.8)。これに福島県(3.40%)、岩手県(3.40%)、福井県(3.51%)、岐阜県(3.55%)と続いている。

分布地図を見ると首都圏、関西、九州で浪人生の比率が高くなっている。