どうも世界60億超のErgoDoxファンの皆さんこんにちは。@tamakiii です。
ErgoDox EZを使い始めてはや一年。これまで何の不調もなく健康なプログラミングライフを助けてくれてきたキーボードですが、ここに来てちょっとした不調に遭遇しました。今回はそのときの出来事について書こうと思います。
ちなみに、VOYAGE GROUPには好きなキーボードを経費精算できる制度があります。HHKBが人気みたいですが、Sculpt Ergonomic Keyboard や Mistel Barocco なんかを使っている人もいるようです。
tl;dr
- ある日突然 “b” キーがなかなか打てなくなった
- キーリピートも効かない
- 基盤の問題ではなかった
- 使用頻度の低いキーのキースイッチと交換した
- 本体を分解しなくてもなんとかなった
- 専用の器具がなくてもなんとかなった
出来事
問題は上に書いたような感じです。前日まで一切兆候がなかったのでビビりました。 ”b” キーは使用頻度が高いので非常に困りました。
当然、他のPCに繋いだりケーブルを替えてみたりしましたがどれもダメ。どうやらキーそのものに問題がありそうだという事で検索してみたところ、こちらのページを発見しました。
ErgoDox の壊れたキースイッチを交換する - Okapies' Archive http://okapies.hateblo.jp/entry/2016/12/03/010105
通常、キースイッチの交換には専用の工具が必要らしいのですが、こちらのページではバインダークリップを使った方法が紹介されていました。 が、残念ながら家にあったバインダークリップはどれも大きめで、上手く行きませんでした。そこで家にあったもので何とかならないか思考錯誤してみましたら、なんとかなったのでした。
用意するもの
- 毛抜き(キーキャップを外す用)
- ピンセット(キースイッチを外す用)
- 適当な細い棒(作業補助用/クリップやドライバーなど)
やること
使用頻度の低いキーとキースイッチを交換(暫定措置)
作業開始
(言うまでもありませんが、以下の作業は自己責任でお願いします)
用意した毛抜きでキーキャップを外して行きます。専用の引き抜き工具がなくても割と何とかなります。作業の邪魔になるので、対象の左右のキーキャップも外します。
左右も外した様子。四つ角に穴が空いているのが見えます
四つ角の穴のひとつにこんな風にピンセットを差し込んで、外側に押し込んでやるとツメが外れます。写真は左ふたつのツメを外したところ
このまま右側ふたつを外そうとすると、左側のツメが元に戻ってしまうので、適当な細い棒を左側に差し込んでおきます
差し込んだ棒を抑えながら、右側のツメを外すと
このように外れました (゚∀゚)ラヴィ!!
中はこのようになっていて、金色の電極部分は基盤にはんだ付けされているそうなので、これを壊さないように注意が必要です
外したキースイッチはこんな感じ
挿げ替え対象も同様に外して、あとは戻すだけで作業完了です
おわりに
あまり需要のない記事でしたが、私自身けっこう困ったので、そのうち同じような状況になってしまった人の役に立てたら何よりです。
では。