Ciscoルータ上のDHCP設定方法~VPCSへの割り当て・設定検証
今回はGNS3上のルータをDHCPサーバとして機能させるところを検証してみました。
今回のネットワーク設定です。
R1 Fastethernet 1/0 :192.168.1.254 /24 PC1-4 : DHCP割り当てのため未設定
早速R1のDHCPサーバ設定を行ってみます。
R1のDHCPサーバ設定
R1#configure terminal R1(config)#ip dhcp pool dhcp1 ←DHCPプール「dhcp1」を作成 R1(dhcp-config)#network 192.168.1.0 /24 ←DHCPプールのネットワークアドレス・サブネットマスクを指定 R1(dhcp-config)#default-router 192.168.1.254 ←デフォルトゲートウェイ(R1のFa1/0)を指定 R1(dhcp-config)#exit R1#ip dhcp excluded-address 192.168.1.101 192.168.1.254 ←割り当てから除外するIPアドレス範囲を指定
ここで作成したプール「dhcp1」を確認することに。
R1#show ip dhcp pool dhcp1
すると以下の画面が。
斜め読みすると…
DHCPプール内の合計アドレス数:254個 リース(割り当て)されたアドレス:0個 割り当て除外されたアドレス:154個 次に割り当てるアドレス:192.168.1.1 割り当てるIPアドレス範囲:192.168.1.1~192.168.1.254 リースされたアドレス数:0個
まだPC1~4にIPアドレスを割り当てていないので動きはありません。
次に、作成したDHCPプールからPC1-4(VPCS)にIPアドレスを割り当てることに。
各PCのコンソール上で以下を入力すると割り当てられました。
PC1-4 >dhcp
PC1のDHCP割り当て時のコンソールが以下のキャプチャです。
ここで再度R1のDHCPプール情報を見てみると…
DHCPプール内の合計アドレス数:254個 リース(割り当て)されたアドレス:4個 割り当て除外されたアドレス:154個 次に割り当てるアドレス:192.168.1.5 割り当てるIPアドレス範囲:192.168.1.1~192.168.1.254 リースされたアドレス数:4個
これでR1のDHCPサーバとしての機能が確認されました。